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木村トシオ句集 つれづれの記⑲ 最終章Ⅰ

最終章  ありがとう、ありがとう  

我が人生 寄せては返す 波のごとくに
シーシェルの花のように 空にまっすぐ生きたや この私

見てもわからぬ写真の前で 見るは主治医の顔色ばかり
嫌だ、嫌だよ この命、ふいに途切れる人生は

崩れゆく はかない我が身 誰が知る

「いつ、この世を去っても良いよ」と言いながら、「死ぬのはいやだ」と だだこねる。人間の心って、なぜ弱い(入院時)
2012.08.09:orada:

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