１９１４年（大正３年）に建設された西大塚駅です。２０１５年８月、成田駅と共に登録有形文化財に登録されています。残念ながら正面からの写真が残っていませんが、現在の写真と比較してみてください。駅舎に掛けられたハシゴは、もしかすると３０年の間、ずーっとあそこに掛けられていたのかもしれません。駅前広場の樹木は伐採されて、今は一本だけになっているようです。自転車がたくさん置かれてあって、当時の汽車通学の様子が伺えます。

【写真提供：山形鉄道（株）　１９８６年９月５日撮影】

長井線祭りまであと10日となりました。どこの会場で楽しむか悩んでいる方に、そっとお知らせ。長井線祭りの裏メニュー、蔭のトライアングルルートがあるのです。それが西大塚駅、時庭駅、羽前成田駅の３駅で同時開催される鉄道写真展。この３駅は、それぞれ「登録有形文化財」「玉埼先生のプラットホームガーデニング」で交流があった駅です。今年、鉄道写真家の広田泉さん、米屋こうじさんの絶大なご協力を得て、３駅写真展を開催することになったものです。先着１００名様に、各会場の記念カードがプレゼントされます。どうぞお楽しみに！。（とりわけ羽前成田駅の芋煮会は楽しいかと思いますが・・・・。）

　お待たせしました。今日から、「登録有形文化財登録記念切符」が発売されました。西大塚駅と羽前成田駅が文化庁の登録有形文化財に登録されて1年がたつことを記念して発行されるものです。荒砥、長井駅など山形鉄道の有人駅にて710円で販売されています。限定300枚とのことですので、お早めにどうぞ。