「ちゃぶ台写真展」から一週間も経とうとしています。新たなチャレンジに驚きながら、広田さんに「作品に題名は付けないのですか？」と尋ねたところ、「鑑賞する人各々に委ねたいのです。」とのことでした。ということで、上の写真の作品に私が思った題名をつけてみました。私の題名（左から）「白魔に吼える」 「越える」「ルナー望郷」 「それでも走る」
広田さんの作品では新幹線車両の鋭さと美しさが、モチーフの一つになっていますが、今回のような作品の展示は、テーマを持ったもののように見えて来ます。皆さんも自分の題名をつけながら鑑賞されてはいかがでしょうか。【注意;上の写真は準備段階での展示であり、実際の展示とは異なっています。】

長井人にとっては、写真のように西山に霞が帯状にたなびく景色は、見慣れた風景であり「故郷の原風景」ともいえるものです。
西山には狼煙(のろし)を上げる場所が配置されていたそうですが、そこから上がる煙は霞の上まで上がるように配置されていたのだと教えられました。このことを教えてくれた方は、新潟の震災があってから復興のために狼煙プロジェクトを実施したと言います。
西山に霞がたなびき、そこから狼煙が上がる景色を思い描きながら、戦国時代に想いを馳せてみるのもロマンがあっていいですよね。

4月の花見会から、広田泉さんの写真展の開催期間に募金箱を設置していました。合計15,880円を昨日、地元の新聞社に届けてきました。ご協力いただきました皆さん、ありがとうございました。熊本の皆さん頑張って下さい。

4月29日から開催されていた「広田泉さんのちゃぶ台写真展」は、本日最終日を迎え、慰労会を行いました。広田さんは、全日在廊していただきました。本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。

吉川記念病院の作品から、幾つかを紹介します。待合室に飾られた作品の中でも、超大作があります。銀閣寺とアヤメの図は、4カ月の制作期間を要したとのことです。また、制作テーマも患者さんが自分たちで考えることが多いとのことです。こんな事も思い浮かべながら、鑑賞されてはいかがでしょうか。