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変な民俗学者  文化とは何か

 本日、長井市の「新春文教のつどい」に参加する機会を得ました。その中で、本年度、長井芸術文化賞を受賞された若柳秀美さんが披露された『長唄 松の緑』という日舞を見ることができました。その時、はっと思うことがありました。それは、「これが日本舞踊の原点ではないか」という思いです。そこでまた、適当に考えた訳です。
 「あれっ『芸』って草冠なんだ」。そして草冠の字を挙げてみたら面白い。草、花、茶、花柳、若柳・・・、日本の伝統芸術の基本が全て草冠なんだ。これは驚きだった。思えば、英語圏でも「カルチャー」の言語が「アグリカルチャー」である。この中には、東西を超えて、歴史を超えて、さらに宗教の違いも超えて、自然と人間の生き方に通じるものがあるんだと感じた。
 そして、芸術文化賞の賞牌をデザインした長沼幸三先生(「長井の心」を残した先人)の言葉にこんな言葉があった。

 賞牌の【中央の顔】は古代日本の女性の顔:山も川も神であり、自然は自分たちを豊かにしてくれる仲間であった。【顔の周囲の二重の輪】は、曲線である。直線の冷たさに対する柔らかさ、猛々しさに対する優しさ、刺々しさに対する和やかさ。同時にこの曲線の美しさは、長井を囲む山々の稜線の美しさでもある。
 長井の芸術文化は、自然と調和融合の中で発展し、その目的を達していただきたい。

 俺が一番、私が一番などと言わずに、それぞれの道を究めてほしいというメッセージではなかろうか。こんなことを思ったとき、日本文化の生成と発展の歴史を、一つの物語として表現するような『日本文化の芸術祭』をやってみたいと感じた。変な民俗学者としては、それ以上に考えてみたいのは「芸とゲイの研究」なのであるが・・・。
 
2013.01.27:orada:コメント(0)

羽前成田駅前変な民俗学者?⑪生命の起源Ⅳ

 さてさて,私は「変な民族?学者」であるから,真面目な話はあまり興味がないのであります。最終章は,やっぱり楽しいものにしたいのです。風俗上,問題があると感じられた方は,すぐに削除しますので,メールを送ってください。。

 生命の発生と進化の過程は,基本的にプラスとマイナスである。そして,その進化の最高峰に着いたのが人類で,しかも動物と人類を分けたのが,言葉の発明である,という結論に達した訳です。ならば,男から生まれた言葉と,女から生まれた言葉があるはずだ,というのが,変な学者の推論です。その一部をご紹介します。
 <男から生まれた言葉>
  たまげる・驚く(玉上げる)、一皮むける、かかあ=妻(後ろからかかる:ちなみに母はおっかあ)、などなど
 <女から生まれた言葉>生みの苦しみ、男を立てる、尻に敷く、満足(マン満ち足りる)などなど (笑)

 最近、私の近くにいる何人かの独身女性から、「あの人の子供を産みたいと感じる男がいない」という話しを聞いた事があります。環境問題あるいは環境ホルモンの問題から、精子の脆弱さが言われております。男性は、「かかる」という本能を失いつつあるのでないか。その事実を、女性は敏感に感じているのかもしれない。本能と煩悩は同じものである。
 「草食系」と言われる男性諸君よ、君達は「裸のサル」にすぎないのだ!!。いざ,奮い立て!!
2012.07.27:orada:コメント(0)

羽前成田駅前変な民俗学者?⑩生命の起源Ⅲ

 最近の動物学者の研究によれば,言葉や言語の起源は,鳥類の求愛行動の際に発声する,抑揚を持った泣き声だと言われています。そして,狼やコヨーテなどは抑揚と「ワオー」といった母音を持った単一語を発声するようになります。
 そして,人類は,母音を中心としながら,二語をつなげることを覚えます。狼が「アー」としか言えないとすると,人類は「アイ」といった形の発声能力を身に着けます。
 考えてみてください。赤ちゃんは,生まれたときには,「ギャー」としか言えないのですが,6ヶ月頃から,「ジジ」「ババ」「ンマ,ンマ」などと言うようになります。
 そして,二文字で表現されるモノが最も多いと思うのが,体の部位です。ミミ,ハナ,アシ,クビ,ウデ,ユビ,・・・。「目」は,一文字ですが,身体的に弱い人類が,危険を察知するためには,最も重要な機能であるから,一文字なのではないかと思います。また「頭」は3文字ですが,三段階目に重要なものと気づいたのではなかろうかと,勝手に推論しております。
 さて,次回は,プラスとマイナスの二元論が,言語にどのような影響を与えたのか,という問題に迫りたいと思います。最終章をご覧あれ!
2012.07.27:orada:コメント(0)

羽前成田駅前変な民俗学者?⑨生命の起源Ⅱ

 さて,いよいよ地球上に,人類が登場しました。人類も,プラスとマイナスに区分できますよね。そうです,男性と女性です。過ぎたるモノと足らざるモノを持った男女が,今日まで生命をつないできました。最近は,良くわからない種族も出てきましたが,基本的には,男も女も電子のプラスとマイナスの二元論からの帰結にほかなりません。(違うかな?!)
 人類は,進化論の最高峰であります。それでは,人類が植物界,動物界の最高峰に到達させたものは,何だったでしょうか?中学校あたりに勉強したように,「火の発見」,「道具の創造」,そして「言葉・言語の創造」であろうと思います。
 だとすれば、この言語も二元論から作られたのではなかろうか、というのが、私の推論です。すなわち、言葉には、男に起因する言葉と女に起因する言葉があるだろうと思うのです。冗談半分にその幾つかを紹介したいと思います。
 興味ある? 次回をお楽しみに!!
2012.07.27:orada:コメント(0)

羽前成田駅前変な民俗学者?⑧生命の起源Ⅰ

 さて、伝説を好き勝手に分析するという話しを続けてきましたが、生命の起源を考えてみたいと思います。(あまりまじめに考えずに読んでください)

 物語は、生命の発生の起源から始まります。地球上に生命が生まれたのは、三十億年も前のことです。海にマグマが吹き上げ,空からは雷が落ちていたような時代に,生命の起源は、化学反応から生まれました。
 化学反応の基本は、プラスとマイナスの電子の移動によって成り立ちます。このプラスとマイナスという二つの相異なるものから生命が発生したことが,その後の生物の進化に、極めて重要な意味を持つことになります。
 さて生命は進化を続け、最初に植物が生まれます。植物は雄蕊(おしべ)と雌蕊(めしべ)に分けられます。そして,植物を食する動物が、地球上に登場します。この動物も雄と雌に区分することができます。
 雄蕊は+ 雌蕊は-,雄は+ 雌は-とすると,化学反応の基本構造に極似だと思いませんか。

 次回はいよいよ,人類が登場します。乞う?ご期待!

2012.07.27:orada:コメント(0)