ここ数年で一番面白かった本。
(と言ってもオーディブルで聞いたのですが。)
作品中に登場する「私」と「老人」の声が、
殊のほかハマっていたことも、大きいのではないかと思います。
リスクや形式や周りの声を必要以上に意識して、
「試す」ということに臆病になっているときに、
力強く背中を押してくれる本だと感じます。
伝え方ひとつでここまで説得力が増すものかと、
(本誌の主題以上に)老人の言葉のチョイスが秀逸でした。
仕事は楽しいかね?
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幸福とは
幸せを手に入れるんじゃない。
幸せを感じることのできる心を手に入れるんだ。
といっていたのは、確かミュージシャンの甲本ヒロト氏だが、
要約すれば、幸せとは状態ではなく感じ方だというような意味合いだろうと思う。
幸福学の権威である慶應義塾大の前野隆司氏によれば、
人が感じる幸福には、
他人との比較によるお金やモノや地位などの「地位財」と、
相対的な比較によらない「非地位財」に分けられるという。
どちらが正しいということではなく、
前者には求めればキリ(終わり)がないという性質があるし、
後者には持続性が高い反面、客観的に指標化するのが難しいという性質がある。
どっちも重要ですが、どっちかに偏ることが良くないのだろうと思います。
幸せを感じることのできる心を手に入れるんだ。
といっていたのは、確かミュージシャンの甲本ヒロト氏だが、
要約すれば、幸せとは状態ではなく感じ方だというような意味合いだろうと思う。
幸福学の権威である慶應義塾大の前野隆司氏によれば、
人が感じる幸福には、
他人との比較によるお金やモノや地位などの「地位財」と、
相対的な比較によらない「非地位財」に分けられるという。
どちらが正しいということではなく、
前者には求めればキリ(終わり)がないという性質があるし、
後者には持続性が高い反面、客観的に指標化するのが難しいという性質がある。
どっちも重要ですが、どっちかに偏ることが良くないのだろうと思います。