令和2年11月6日(金)長井市民文化会館を会場に開催された、「令和2年度 高齢者長生き交通安全実践教室」に長井市老人クラブ連合会から、コロナ禍で人数制限がある中、単位クラブ会長・交通安全推進員8名が参加し、交通事故防止対策等を学んできました。
長井地区交通安全協会長 小松 要一 様 あいさつ
令和2年10月末までは、長井署管内では発生件数・負傷者も減少しいい傾向が続いている。日の暮れが早くなるので薄暗くなる時間帯はできるだけ外出をひかえ、外出する時は、反射材の着用をお願いしたい。今回の実践教室の内容を地域に帰っても共有してもらいたい等のあいさつがありました。
◎交通講話「高齢者の交通事故防止対策について」
長井警察署交通課 佐藤係長様から交通事故の発生状況について詳しく説明いただきました。
*怪我が軽症化している。スピードをだしていない・ルールが守られているのが要因に。
*事故は、追突・出会いがしらが多く、車と二輪車(自転車含む)の事故が多くなってきている。自転車は1軒当たり1.53台を所有している。
*7月から条例が制定され、保険加入が義務化へ。山形県は加入率21.9%で全国ワースト2位。頭部の怪我が60%を占めるので、義務ではないがヘルメットを着用してほしい。等の講話がありました。
◎交通安全講習(新型危険予知シミュレーター体験」
交通課 髙山主任・小野田係員から新型の道路横断体験装置を活用した講習をしていただきました。3台のモニターに映し出された映像を見て、足踏みをすれば前に進み、横から出てくる車があれば足踏みをやめれば停止するなどして、横断歩道をうまく渡る体験でした。視線の動きもわかり優れものでしたが、なかなかうまく渡れず周辺を良く見ることの大切さを知りました。
*横断時は、ドライバーの目を見て合図することで停止する車が増えるそうです。
横断時の「ありがとう運動」も取り組んでいます。
VR(Virtual,Reality:作られた仮想空間によって、現実のような体験ができる技術)体験もしました。
※夕暮れ時は、早めの点灯で他車や歩行者・自転車に自車の存在を知らせましょう。
※横断歩道は、歩行者優先です。信号機のない横断歩道は特に注意が必要です。
交通ルールを守り、交通事故にあわない、起こさないように心掛けましょう。
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