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佐藤繊維株式会社|佐藤正樹

  • 佐藤繊維株式会社|佐藤正樹

これまで生産国だった国が次々に消費国になり、おそらく有史以来初めて地球の需給バランスが崩れようとしている。そのとき、地球規模の革命が間違いなく起こると思う。これまでは、「売ること」に強いやつが勝ってきたが、これからは「作ること」に強いやつが台頭する時代が来ると思う。


重要なことは、圧倒的にオリジナルであること。作るだけではなく、トータルの仕組みをつくって自ら売ることではないかと思っている。そのために社員全員が自分の仕事に夢をもち、「自分じゃないとつくれないモノづくり」「誰にも負けないオリジナルのモノづくり」を続け、進化させていくこと。そして、山形から外へ出向くのではなく、山形へお客さんを呼び込み世界へ発信すること。さらに「山形に戻って何かしたい」と若者に思わせるような環境をつくっていくことが求められる。

この先に滝がある。その時に何をするか?が問われている。

2015.11.05:コメント(1):[リーダーズ]

株式会社クオリティーワールド|後藤 守

  • 株式会社クオリティーワールド|後藤 守

世の中全ての方々に理解されようとしない私の生き方は、周りからみれば「変態」と思われるかもしれない。しかしそれは「新たなニーズを創り出して行くイノベーター」としての生き方だと思っている。自らが情報を源泉で確認し、「期待を超えたサプライズ」を生み出す可能性を見出し、自分の脳に学習させ、叩き込む。半歩先、一歩先を見据え、自分が注力することに対しては、それが地球の果て、また宇宙であろうとも「源泉を肉眼で観て確認する」ことが必要であり、「関わる全ての方々に、私との出逢いで人生の質が向上した」と言って頂くために、今日も走り続ける。だから私は、地球に生まれたからには地球上の全ての人類にお逢いしたい。


人間は時間という平等な価値をもってこの世に生まれ、世の中の価値と認められた物と交換しながら生きている。そして最終的に「自分そのものが価値となり商品となる」。これから先も異質を受け入れ、自らの器の拡張を行い、世の中に新たな価値を創造し続けていきたい。

2015.11.05:コメント(1):[リーダーズ]

株式会社朝日相扶製作所|阿部佳孝

  • 株式会社朝日相扶製作所|阿部佳孝

私は生まれも育ちも朝日町ではありませんが、この朝日町が正真正銘のふるさとだと思っています。

当社は、冬場の農閑期の時期に地域の人が出稼ぎに行かなくてもいいようにと設立され、その後、従業員は冬場も家族と一緒に過ごせるようになりました。社名の「相扶」は相互扶助を由来とし、会社と社員、会社とお客様、会社と地域が「お互い様」の心を持つようにという意味を込めています。そのため創業44年になりますが、従業員のリストラをしたことはなく、全社員が正社員です。そしてNY国連本部ビルの議場の椅子260脚を製作した事をきっかけに、鳥類型経営を更に進化させました。

創業の初心を忘れずに、この地、この場所でやれることをやっていく。ブランドの最高峰であるエルメスに到達すべく、日々邁進しております。子子孫孫、この朝日町で世界最高の家具作りが出来るように、人間力を磨き、一人でも多くの人財を育てていきたいと思っております。

2015.11.05:コメント(1):[リーダーズ]

ハチ蜜の森キャンドル|安藤竜二

  • ハチ蜜の森キャンドル|安藤竜二

秋の空を覆う赤トンボがいない。イナゴもいない。朝のスズメのさえずりもなくなった。ミツバチも元気がない。だから病気やダニにやられる。どうやら脳を冒して虫を殺すネオニコチノイド系農薬の影響は大きい。養蜂家はそれをビタミンやミネラルなどの栄養補助飼料や、病気を予防しダニを落とす薬で回復させる。


ミツバチは人間の縮図だ。生きられても元気がない。それでも人のために農産物の交配をし、健康を支えるハチミツを集め、軟膏や化粧、癒しのための蜜蝋も作る。新しさと便利さを目指した経済成長期。使い捨てと食べ残し。自然と暮らす知恵や技、心を捨てた。なおも続くその幸せの価値観は、環境を破壊し汚染し地球規模の天災を引き起こしている。残留農薬や食品添加物、工場などの汚染物質は人の身体を冒し続け、食物アレルギーや脳疾患が激増している。空気を吸えない、食べ物を食べられない。人を森に還したい。

2015.11.05:コメント(1):[リーダーズ]

内藤醸造株式会社|内藤徳和

  • 内藤醸造株式会社|内藤徳和

漬物と言えば京都を連想される方が多いと思いますが、業界では「西の京都、東の山形」という言葉があり、山形の漬物のレベルは高いと言われています。

「和食」が世界無形文化遺産に登録されましたが、「漬物」も和食の一端を担う食品であり、漬物文化は可能性を秘めた日本の文化食であると確信しております。日本の食文化の一つである漬物が忘れられないよう、もっと「日本の食の代表」となれるよう、守り、伝承していかなければなりません。この山形に根を下ろす会社として、山形の漬物を全国に広められるよう努力していきます。

10年後、そしてもっと先のふるさとに向けて、私たちの子の世代が、豊かで誇りを感じられる街でありたいと考えます。それは東京をはじめとする大都会のような街を目指すのではなく、田舎なりの一流の街であれば良いと思います。その為に、和食、漬物の文化を守るべく、これからも仕事に打ち込んでまいります。

2015.11.05:コメント(1):[リーダーズ]