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フォーラムネットワーク|長澤 純

  • フォーラムネットワーク|長澤 純

山形は映画の街と言われる。しかし、父が映画館「フォーラム」を創業した1984年当時は、観たい映画が上映されないことが多く、山形の映画ファンは東京まで行くしかなかったと聞く。

「フォーラム」は、地方都市のそんな状況を打破すべく、映画好きの仲間たちが作り上げた市民の映画館である。子どもの頃の私は、まだそんなことが理解できるはずもなく、集まった人々から遊んでもらいながら育った。大人になって分かったことは、映画の上映本数に関して山形は地方都市の中でズバ抜けて恵まれた状況にあること。フォーラムに関わる人々の努力の結晶によって、ここまで来ることができたのだと知った。

私は22歳から30歳まで中学校教諭という道を歩んだが、フォーラムをいつまでも残したいという思いにかられて戻ってきた。10年後も今と変わらず、フォーラムが山形の映画ファンにとって大切な家と思っていただけるように、毎日の仕事に誠実に取り組みたい。

2015.11.05:コメント(1):[リーダーズ]

株式会社仁藤商店|仁藤正斉

  • 株式会社仁藤商店|仁藤正斉

弊社は、豆腐づくり一筋に今年で創業から100年目を迎えました。 地元の豆を使った地産地消の取り組みと、昔ながらの製法にこだわりつつ、新しいもの造りにチャレンジしたいと日夜取り組んでいます。 そして子供達に、豆腐本来のおいしさを、日本の食文化をずっと継承していきたいと思っています。


そのためには、豆腐職人の育成が不可欠です。このままだと、山形市内の豆腐屋さんが消滅してしまう恐れがあり、豆腐業界も大豆生産者も、これから頑張りどころです。


いつか豆腐が海外へと羽ばたき、それぞれの国やふるさとで優秀な豆腐職人たちが活躍し、日本の豆腐文化が世界中で愛される未来を夢見ています。

2015.11.05:コメント(1):[リーダーズ]

食の元氣株式会社|佐藤大輔

  • 食の元氣株式会社|佐藤大輔

私は19歳の時から1冊の本を繰り返し読み続けています。サラリーマンから起業し、会社を持つようになった私の唯一特別なことはこれだけです。これだけで夢だった社長になり、目標だった焼肉店を持つことが出来たのです。人生とはそういうもの。世の中捨てたもんじゃないのです。

山形の偉大なる先人達は、愚直なまでにひとつのことを積み重ね、我々の礎を築いてくれました。同じ本を10回以上繰り返し読む人が殆どいないように、多くの人が自分の信じる道を10年以上積み重ねることが出来ない現代で、私たちは『食を通じて地域を元氣にする』を社是とし、10年後も良い人(人+良=食)が元氣でいられるように、日々精進してまいります。

激変する時代の過渡期において、人間としての正常な進化に集中し政治や景気、飲食業会の常識に左右されることなく、当社独自の道を極めて参ります。10年後の山形はきっと素晴らしい地域になっているだろうし、30年後はもっと素晴らしい世の中になっていると確信しています。

2015.11.05:コメント(1):[リーダーズ]

株式会社東洋開発|櫛引柳一

  • 株式会社東洋開発|櫛引柳一

私は住んでいるこの「まち」が好きです。
私はこのまちに暮らしている「ひと」が好きです。

私たちは一人でも多くのお客様(ここでは全てのヒト・モノを指します)を笑顔にして差し上げたいと考え行動しています。私たちの志事でお客様が元氣になって笑っていただけたら、私たちのこの上ない喜びであります。

そのようにしてお客様に活かされていることで私たちは生きていけます。私たちは努力を積み重ねて社会的な責任を果たし、すべてのお客様が輝くお手伝いをさせていただきます。

さて、10年後この愛する「まち」は活氣に満ち溢れ生き残っているでしょうか? 答えは「YES!」世界から必要とされ、世界の人たちの幸せを実現する。その様な「まち」になっていることでしょう。それを実現することが、私たち東洋開発の使命なのです。

2015.11.05:コメント(1):[リーダーズ]

株式会社アマルメ工芸社|齋藤春樹

  • 株式会社アマルメ工芸社|齋藤春樹

伝統工芸の世界は、先人の仕事から謙虚に学ぶ姿勢がなければ前に進むことができません。修復することになった建物や装飾品を見ながら、昔の職人が何を考え、どんな技を駆使しながら作ったのかを想像し、再現に挑みながらひとつひとつの仕事に取り組んでいます。その積み重ねの日々に身を置いていると、過去・現在・未来のことを自然と意識するようになりました。

何十年も昔に作られた製品が時を経て我々に伝えてくれるのは、目の前の仕事に真摯に取り組み続けることこそが、何よりも未来のふるさとを想うことにつながるのだということです。

見てくださる全ての方に感動を与えられる製品作りを目指して、これからも精一杯の努力を続けていきたいと思います。

2015.11.05:コメント(1):[リーダーズ]