正直に言うと10年後のことはまだわからないことが多いです。ただ、今現在「デザイン」を生業にして15年目を向かえて、会社を立ち上げた当初に思い描いた「コロンパーク」という一つの目標を実現しました。
紆余曲折しながらも辿り着いたのは、夢を目標として常に描いていたからだと思います。自分が働くことが楽しくなる環境を思い描きコツコツと進んできたこと。それを支える仲間たちがいること。そんな仕事場がこれからも続くように、またこれから10年先も楽しくなることを考え続けていきたいと思っています。
薪ストーブのある暮らしは、憧れではあるものの、実際は手間のかかることがたくさん。しかしその手間を掛けても、有り余る魅力があります。
「暖かさがやわらかい」「暖房をしながら料理ができる」「炎のゆらめきに癒やされる」「薪ストーブの周りに家族が集まる」「地球にやさしい」…、他にも伝えきれないほど沢山の魅力が詰まっています。私たちはそんな魅力を伝え続け、薪ストーブ本体やメンテナンスはもちろん、アクセサリーや料理などの楽しみ、薪の情報など、ユーザーの総合窓口になることで、薪ストーブのある暮らしを支え続けます。
そして山形県は果樹王国。果樹の枯木や、剪定枝がまだまだ有効に利用されていないのが実情です。果樹農家さんが、手塩にかけて育てていただいた果樹の木を、薪として利用させていただく活動をこれからも続けていくことで、エネルギーの地産地消に役立っていきます。
僕たちは、当たり前に日本の中の山形の山辺町で生まれて育った。当たり前に。山形県は言わずと知れた農業県。そんなところにたまたま、偶然に僕は生まれた。日本人として。山形県民として。山辺町民として。養豚家の次男として。何かのミッションを受けて。
小さいころから豚が近くにいて、豚を見て、触って、豚舎で遊んで育った。当たり前に。なんとなく、就農したときには時代も変わっていた。周りには他の養豚農家はいない。いつしか身近には豚もいない。あるのは、スーパーに並ぶどこからか運ばれてきた豚肉だけ。どこで誰がどんな想いで育てて、どうして食べられちゃうの? 当たり前?
僕たちは「想い」も含めて、もっと農業と食とを繋がなければならない。食は僕たちの命なのだから…。
「森」は、私たちが生きていく上で大切な存在の一つです。木、水、動物など、そこに住まうもの全てが、生態系という見事なバランスの中で成り立っています。森においては、この生態系が大切なものなのです。
私は、「会社」も同じことが言えると常々感じております。そこに住まうもの全てを「社員一人ひとり」と、そして生態系を「感動」とそれぞれ置き換え、会社は「社員一人ひとり」が「感動」というバランスの中で成り立っていると考えます。すなわち、会社には「感動」は無くてはならない存在なのです。
「感動の森創造」、これが私たちの目指すところであります。 「感動」は、人の「心」を動かします。「心」を動かされたものは、「感動」を育み共有しようとします。「感動」を育み共有することにより、「感動」溢れる会社となれるのです。「感動」溢れる会社だからこそ、お客様に「感動」を伝えることができるのです。私たちは、これからも「感動」を大切にし、「感動の森創造」を目指し突き進みます。
六歌仙の名称は小野小町を代表とする平安の歌人『六歌人』に由来している。彼らの詠んだ歌のように、人々に優しく響き渡るようなお酒を醸したいという想いを込めて。
いま私たちは蔵人の英知、そして技と山形が育む自然を融合し地酒を醸している。飲む人に歓びと楽しさを届けたい想いで。そこで蔵人の感性を磨き、より地域に密着した酒造りを目指している。日本酒が懸け橋となり人と人とを紡ぎ、地域の和となり共に愛すべき故郷の成長と、笑顔あふれる未来を見据えることが出来たらどんなに素敵だろうと心を弾ませる。
いつしか蔵の周りに田んぼが広がり、地域の成長の礎として蔵がひっそりとその中心に存在する。子どもたちの遊びの場として、大人たちのコミュニティーの一つとして存在していく。ここから新たな地域の和が広がり明日が始まることを夢見て。