小原新体制下での初議会となる花巻市議会3月定例議会が25日に開会した。会期は3月18日までの22日間で、一般質問(3月2日~5日)には17人の議員が登壇する。「市民一丸」を公約に掲げた小原勝新市長に対し、各議員がどのような論戦を挑むかが注目される。また、予算特別委員会3月11日から13日まで3日間、開かれる。
議会初日のこの日の施政方針演述と行政報告の中、小原市長は前市政からの懸案である「化製場(悪臭)」問題と「新興跡地」問題について「悪臭除去や放置されたがれきの撤去など県主導の解決策を引き続き要望する」とし、化製場問題ついてはさらにこう述べた。
「(解決に向けた」県条例改正について、県と市で、弁護士や環境・衛生の専門家を交えた共同検討の場を設け、住民の意見聴取も行うこと、当面の被害軽減のため、構造設備・管理上の具体的な暫定対策を県の支援のもとに速やかに実施すること、改築や移転新築等が必要な場合は、県として支援策(財政支援や補助)の検討を行い、その方針を提示すること、立入検査状況などの情報を市民が分かりやすい形で公開し、苦情対応窓口を明確にすることについて、責任ある回答を下さるよう改めて要望した」とし、前向きな姿勢を見せた。
一方、新花巻図書館問題については、こう述べた。「現在、基本設計に関するワークショップ(2月21日、3月8日と6月3回)を実施しており、そこで得られた御意見については、設計者の意見をいただきながら、丁寧に検討しており、また、専門家の助言を得ながら蔵書の収集方針や職員配置等について検討を進め、利用者にとって利便性の高い図書館の実現を目指したい。新花巻図書館の基本・実施設計実施にあたっては、今後も市民の皆様のご意見を伺いながら業務を進めてまいります」―(施政方針と行政報告の全文は市HPに掲載)
(写真は初議会で初心を述べる小原市長=インターネット中継の画面から)
★オンライン署名のお願い★
「宮沢賢治の里にふさわしい新花巻図書館を次世代に」―。「病院跡地」への立地を求める市民運動グループは七夕の(昨年)7月7日から、全世界に向けたオンライン署名をスタートさせた。イーハトーブ図書館をつくる会の瀧成子代表は「私たちは諦めない。孫やひ孫の代まで誇れる図書館を実現したい。駅前の狭いスペースに図書館を押し込んではならない。賢治の銀河宇宙の果てまで夢を広げたい」とこう呼びかけている。
「わたくしといふ現象は/仮定された有機交流電燈の/ひとつの青い照明です/(あらゆる透明な幽霊の複合体)」(『春と修羅』序)―。賢治はこんな謎めいた言葉を残しています。生きとし生ける者の平等の危機や足元に忍び寄る地球温暖化、少子高齢化など地球全体の困難に立ち向かうためのヒントがこの言葉には秘められていると思います。賢治はこんなメッセージも伝え残しています。「正しく強く生きるとは銀河系を自らの中に意識してこれに応じて行くことである。われらは世界のまことの幸福を索(たず)ねよう、求道すでに道である」(『農民芸術概論綱要』)ー。考え続け、問い続けることの大切さを訴えた言葉です。
私たちはそんな賢治を“実験”したいと考えています。みなさん、振って署名にご協力ください。海外に住む賢治ファンの方々への拡散もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。
●オンライン署名の入り口は以下から
●新花巻図書館についての詳しい経過や情報は下記へ
・署名実行委員会ホームページ「新花巻図書館を宮沢賢治ゆかりの病院跡地に!]
https://hanamakibiblio.jimdosite.com/
・ヒカリノミチ通信(増子義久) https://samidare.jp/masuko/
・おいものブログ~カテゴリー「夢の新花巻図書館を目指して」 https://oimonosenaka.seesaa.net/



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