任期満了に伴う花巻市長選が25日に投開票され、無所属新人の元県文化スポーツ部長の小原勝さん(61)が7千票余りの差をつけて当選。2月4日に小原市政が正式にスタートすることになった。当日有権者数は76,402人で、投票総数は40,417人(うち、無効292票)。投票率は52・9%で、前回(54・6%)を1・7%下回った。来月8日の衆院総選挙を経て、25日には新体制下の3月定例市議会が招集される。
立候補したのは他に同じ無所属新人のNPO法人代表理事の葛巻徹さん(48)、元市議の高橋修さん(55)の3人。三つ巴の選挙戦を繰り広げたが、投票率の底上げにはつながらなかった。3期12年の上田東一市政では当局側と議会側が互いに監視し合う「二元代表制」が機能不全に陥るなど政治不信が高まっていた。喫緊の課題である駅橋上化(東西自由通路)事業や新花巻図書館問題にどう向き合うのか―難問が山積する中、小原市政にはまず二元代表制の立て直しが求められる。当然のことながら、そのためには議員一人ひとりがその矜持(きょうじ)をどう示すかにかかっている。
「市民一丸。市民と創る、羽ばたく花巻」ー。上掲の公約を頭に刻みながら、その行方を見守ることにしよう。
各候補者の得票数は以下の通り(敬称略)
・小原 勝~20,491票
・葛巻 徹~6,229票
・高橋 修~13,405票
(写真は小原候補が公約に掲げた選挙公報)
★オンライン署名のお願い★
「宮沢賢治の里にふさわしい新花巻図書館を次世代に」―。「病院跡地」への立地を求める市民運動グループは七夕の(昨年)7月7日から、全世界に向けたオンライン署名をスタートさせた。イーハトーブ図書館をつくる会の瀧成子代表は「私たちは諦めない。孫やひ孫の代まで誇れる図書館を実現したい。駅前の狭いスペースに図書館を押し込んではならない。賢治の銀河宇宙の果てまで夢を広げたい」とこう呼びかけている。
「わたくしといふ現象は/仮定された有機交流電燈の/ひとつの青い照明です/(あらゆる透明な幽霊の複合体)」(『春と修羅』序)―。賢治はこんな謎めいた言葉を残しています。生きとし生ける者の平等の危機や足元に忍び寄る地球温暖化、少子高齢化など地球全体の困難に立ち向かうためのヒントがこの言葉には秘められていると思います。賢治はこんなメッセージも伝え残しています。「正しく強く生きるとは銀河系を自らの中に意識してこれに応じて行くことである。われらは世界のまことの幸福を索(たず)ねよう、求道すでに道である」(『農民芸術概論綱要』)ー。考え続け、問い続けることの大切さを訴えた言葉です。
私たちはそんな賢治を“実験”したいと考えています。みなさん、振って署名にご協力ください。海外に住む賢治ファンの方々への拡散もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。
●オンライン署名の入り口は以下から
●新花巻図書館についての詳しい経過や情報は下記へ
・署名実行委員会ホームページ「学びの杜」 https://www4.hp-ez.com/hp/ma7biba
・ヒカリノミチ通信(増子義久) https://samidare.jp/masuko/
・おいものブログ~カテゴリー「夢の新花巻図書館を目指して」 https://oimonosenaka.seesaa.net/



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