◆“そばきり八寸”の せいろ◆

  • ◆“そばきり八寸”の せいろ◆
地元長井市は水清き里、従って酒も旨いが蕎麦もまた旨い。
船越、かく長、はせ川屋、何れも名が通った名店揃いの長井市で‘これは良い’と思わず唸ってしまうのがこの蕎麦。
見た目にはごく普通の日本蕎麦ながら一箸摘んで汁につけて口に運べばこの言葉に込めた深い意味が解ってもらえるはず。
ご主人曰く「たかが蕎麦だから」と謙遜して次を語らないが、「されど蕎麦」に対する情熱と職人魂がひしひしと伝わる逸品。
歯触りも良くスルリと喉を過ぎてゆく上品な蕎麦は毎朝自家製粉し、蕎麦粉の状態に合わせて手打ちするのだとか。
旨みが凝縮したような「そばつゆ」はこの蕎麦とベストマッチ、蕎麦湯を注しての美味さはダシがしっかり効いた「そばつゆ」ならでは!箸休めの一夜漬けをつまみながらの「この蕎麦湯」はもう一つの楽しみ。
派手さの無い鄙びた料理「日本蕎麦」、それゆえにその違いは確かに微妙ではあるのかも。
しかしこの「一枚のせいろ」の味わいからは高次元な本物だけが持つ品格を感じる。
「たかが蕎麦、されど蕎麦」、“そばきり八寸の せいろ”は当にこの言葉がドンピシャ当てはまる。
 
【 そばきり八寸 】 長井市館町南15-65  
TEL 0238-84-7308  せいろ 700円 
2005.02.22:maru8:[美味いものあれこれ]

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