6月25日、楽しみにしていたサプライズを果たすべく息子がお世話になっている長岡市へ家族3名で向う。
せっかくの長岡行きなのでメインのミッションとは別に数ヵ所を訪ねるミニトラベルである。
先ず向かったのは長岡市郊外に位置する醸造の町「摂田屋 せったや」に在る「機那サフラン酒本舗」。
実はここの鏝絵蔵を観る事が以前からの念願だったので、ようやく今回その念願が叶ったという次第。
当日はそぼ降る雨にしっとりと佇む日本一の鏝絵の蔵ばかりでなく贅の限りを尽くした庭園や離れ座敷もご案内頂いて充実した一時を過ごした。
大正15年建造、国の登録有形文化財に指定されている鏝絵蔵。
恵比寿・大黒・干支の動物と植物、数々の霊獣を描いた極彩色の鏝絵が施された日本一の鏝絵の蔵である。
漆喰の白となまこ壁の黒に極彩色の鏝絵の絶妙なコントラストが観る者を独自の世界へと誘う。
糸魚川から運ばれた翡翠の原石や浅間山の鬼押し出しから運ばれた溶岩等が雨に濡れ一段と美しい庭園。
大きな欅の床板が一直線に配置され随所に近代和風建築の粋を凝らした離れ座敷も見応え十分。
次に向かった先は幕末を駆け抜けた越後の龍、長岡藩家老「河合継之助」の幕末ミュージアム、河合継之助記念館。
活躍した時代背景が江戸末期という事もあり流石にリアルな展示物は少ないとはいえ、郷土の偉大なる指導者の功績を伝えるムービーに感銘を享けた。
続いては長岡が生んだ英雄、ご存知「山本五十六」の生涯を紹介する山本五十六記念館。
激動の時代を生きた人間・山本五十六に纏わる貴重な品々と崇高な人物像に触れた一時。
「やってみせ・言って聞かせて させてみて・褒めてやらねば人は動かじ」五十六
そして夕刻、いよいよメインのミッションを果たすべく伺ったのは長岡駅から徒歩数分に店を構える「くずしフレンチの日本酒バル カネセ商店」。
こちらでお世話になっている愚息の働きぶりにリアルに触れる一時である。
それも本人には内緒で突然家族皆で店に出現するというサプライズを勤め先の社長がご提案くださり実現したという次第。
画像は吃驚仰天の瞬間から後の一コマ。
愚息の働きぶりに間近で触れ、美味しいお料理とお酒を堪能させて頂いた至福の一時。
このサプライズをご提案くださった社長、ご協力頂いたシェフ始めスタッフ、御常連の皆さまに衷心より感謝申し上げます。
当日カネセ商店で堪能したお料理&日本酒は以下のアルバムをご覧ください。
https://www.facebook.com/pg/jizake.yamagata/photos/?tab=album&album_id=1200913526722084