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◆夏の花◆

  • ◆夏の花◆
若い頃には目に入らなかった花なのにそれを目にすると夏を実感する花がある。

夏の青空に憎いほど映えるショッキングピンクの‘百日紅 サ・ル・ス・ベ・リ’の花。

何年か前の夏、菩提寺の境内で満開の花を咲かす‘猿滑’を見た時の印象が脳裏に刻まれたのだろう。

画像は高畠町和田で羽陽錦爛を醸す後藤康太郎酒造店の酒蔵前でのワンショット。

静寂に包まれた夏の酒蔵と満開の猿滑、何とも素適。

そんな夏を感じさせてくれる‘猿滑’、この夏は違う色の花もある事に気が付いた。



ご存知よく見かける濃い桃色、そして純白、更には淡紫、花の色が違うだけで受ける印象も変る。

まるで違う花を見ているようでさえある。

オマケは生ビールの樽の谷間で涼を摂る愛猫アム君。


「炎天の 地上花あり 百日紅」 高浜虚子


まるはち酒店コマーシャライザー
2010.08.10:maru8:コメント(2):[季節の草花]

◆真夏の昼飯◆

  • ◆真夏の昼飯◆
唐突ですが山形の夏といえば何を連想されますか?

花笠祭りに尾花沢西瓜、夏野菜を細かく刻んだ‘ダシ’、庄内の‘だだちゃ豆’、はたまた置賜の丸茄子、そして忘れちゃならないのがご存知‘冷たいラーメン’。

最近は家庭でもお手軽に作れる‘冷たいラーメン’がスーパーなんかに出回っているようですね。

それをベースに手を加えた我家の冷たいラーメンがこの画像、これが何とも美味しくて家族で大絶賛。

家でもお店の味に近いのが食べられるなんてほんとに嬉しい時代になりました。

さてさて、我家のお昼といえば一年を通して麺類がだんぜん多いのですが夏はやっぱり冷たい麺が主体になりますね。

そんな夏に食べてる酒屋の昼飯をお見せしちゃいましょう。

題して酒屋一家の昼飯劇場、夏の毎日編。

暇つぶしにご笑覧頂ければ幸甚で~す。(^^♪



例によって右上から時計回りにご説明。

先ずはトップバッター、ナスのミートソース風パスタ。
具材はナスとタマネギのみと至ってシンプルですがデミソースが大好きな小生好みの一皿。

続いては‘ふわふわ玉子とアスパラのパスタ。
塩味でソテーしたベーコンとアスパラに玉子のフワッとした食感が良いコントラストを見せる上品な一皿。

次はこれぞ夏のパスタといった趣きの‘生ハムとトマトのパスタ。
酸味が利いたドレッシングソースと生バジルの風味が食欲をそそる一皿。
パスタは基より全ての具材が冷た~く冷えてるのがミソなんですがこいつには白ワインが欲しいところです。^^;

さてお隣に行きましょう。
夏の定番、冷し中華です、豪華な具材を散りばめたプロの物には及びも付きませんが庶民の平時の昼飯ですからね。
この日はキュウリすら無かったのかも知れませんがその分錦糸玉子ががんばってくれていましたね。
余談ながら冷し中華はゴマダレバージョンが好きな私。^^;

上に行ってと。
こいつは納豆嫌いの息子が居る時には絶対に無しの一皿。
‘ぶっかけ納豆そば’とでも呼ぶのでしょうか。
食欲の落ちる夏には食べやすくて有難いですねぇ。
全体をかき混ぜてかき込む感じでズルズルッとアッとゆう間に完食です。
葱、海苔、納豆の最良トリオと冷蕎麦のコラボレーション、好いです。

最後はご存知‘韓国レーメン’、こいつも具材の寂しさは否めませんが美味しいキムチが乗ってました。
レーメンの辛いスープとシコシコの麺、暑い夏には最高です。
皆さんも大好きな一皿じゃないんでしょうかねぇ。

こうして見てみると高級食材は殆ど無いですが、どれも夏野菜を上手に使って飽きないように工夫されてるのが解ります。
毎日何気なく食べてる昼飯ですが限られた予算の中で家族の好みや好き嫌いまでも考慮して作っている家内は大したものだと改めて感じます。
家事のできない私にできる事はといえば差し詰め美味しく頂く事と具材のグレードを上げるべく家業に精を出す事ですかねぇ..。

まるはち酒店コマーシャライザー
2010.08.01:maru8:コメント(2):[美味いものあれこれ]

■暑中お見舞い申し上げます■

  • ■暑中お見舞い申し上げます■
梅雨明け宣言と共に酷暑となった日本列島、何処行っても‘暑いですねぇ~’がお決まりのご挨拶ですね。

熱中症にはくれぐれも注意してお過ごし下さい。

さて‘冷たさや喉に染み入る酒の味’なんて芭蕉をもじった一句が浮ぶ晩酌時、麦酒で喉を潤したその後はやっぱり日本酒。

IWC2010の本醸造部門で最高賞に輝き、チャンピオンサケへの期待が高まる裏・雅山流 香華

店頭でもご指名が多く凄い事になっています。(^^♪

そんな雅山流蔵からリリースされた夏限定の裏バージョン‘裏・雅山流 粋華’が好評です。

香華の兄弟分だけに爽やかで瑞々しく華やかな果実香が口中に広がります。

原料米に山田錦をチョイスしている為に香華とは微妙に違う風味が人気のようです。

この夏に一押しの粋な酒です。

そして毎年お盆の頃に入荷する超スペシャルな限定酒。

50本限り当店用のお誂え品、‘羽陽錦爛 純米大吟醸斗瓶囲い雫酒’

何てったって鑑評会出品用に醸されたお酒そのものが特別価格の大盤振舞いですからねぇ。

こいつを飲まなきゃお盆が来ないって方々が今からお待ちかねです。

もちろん小生もその輩の一人って事ですけれど。(^^♪

この酒は凄いですよ、優雅で気品が高くて、市販酒とのレベルの違いに脱帽しますから。

暑い夏、美味しいお酒で明日への活力を養ってくださいねぇ。

まるはち酒店コマーシャライザー
2010.07.26:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

◆ウチ飲み純米酒シリーズ◆

  • ◆ウチ飲み純米酒シリーズ◆
毎日暑い日が続きますねぇ、今朝も6時には目が覚めて窓の外では既に陽が昇っておりました。^^;

愛犬とのお散歩もその時間は流石に気温はまだ低く快適でしたが一時間も時間が違えば堪ったもんじゃないでしょうね。

そんな暑い日の夜はビールが美味くて、ゴクゴク喉を鳴らして飲む最初の一杯は最高ですよねぇ。

そして登場するのがヨッ待ってましたのこんな酒。

出羽ノ雪 雪純米 デワノユキ ユキジュンマイ デス。

冷や良し、燗良し、冷して良しの三拍子揃った優れ者。

綺麗な酸のお蔭で腰がシャキッとした辛口ですがこれが夏の惣菜ともバッチリでした。

流石は毎日の晩酌に合うように設計された‘ウチ飲み純米酒シリーズ’の先鋒を任された実力酒です。

次は大山 赤純米 オオヤマ アカジュンマイ、それとも司牡丹 花純米 ツカサボタン ハナジュンマイにしてみようかな。
2010.07.21:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

◆DS6で行くプチツーリング その壱◆

  • ◆DS6で行くプチツーリング その壱◆
梅雨の晴間を見計いヤデちゃん(家内が命名したDS6の愛称)に跨って向かったのは最上氏の城下町、山形市。

気侭な一人旅に憧れて休日の日帰りツーリングの初回に選んだのは青春の3年間を謳歌した山形市。

僅か4時間程度のプチトラベルながらも日頃気になっているスポットをお気に入りのマシーンで訊ねれば楽しさも倍増なのである。

今にも降り出しそうな空を見上げてガレージを後にするも気になっていたオイル漏れも解消されたヤデちゃんは絶好調。

一路山形を目指し向かったのは「御殿堰」、「山之助」、そして「紅の蔵」。

ピンポイントの充実した時間で得た目の保養、舌の保養は格好の気分転換と明日への活力となりました。

さあ~て酒屋おやじ流バイク旅の始まり、始まりぃ。



先ず初めに向かったのはつい最近整備された七日町の新たなスポット‘七日町御殿堰’
堰の底には大きめの自然石が敷き詰められ街中を行く流水に心和む一時。
堰に沿って建造された水の町屋という商業施設も景観に調和して素適。
和の雰囲気の落ち着いた佇まいに癒されます。

続いては同じ七日町にある‘らー麺 山之助’
山形のラーメン界では巷で噂の人気店の一つらしい。
山形に行くならこのお店が気になると家内からの情報を基にネット検索。
店主は東京の名店、麺屋武蔵にて修行を積んだ方だとか。
チョイスしたのは初来店にはお決まりのスタンダードな「らー麺」、確かに洗練された印象が漂う。
鶏系がベースのスープは甘みが弱い上品な味わい。
これに硬めの太麺が絶妙のマッチングを魅せるも何せ量が少ないのが残念。
思わず人気の「つけ麺」も追加しそうになるもそこは次回の楽しみにと自制。
山形行きの楽しみが増えました。

最後は‘山形まるごと館 紅の蔵’へと向かう。
かつて紅花商人として栄えた長谷川家の蔵屋敷を再利用し観光拠点を目指した古の香り漂う施設。
蔵造りの豪華な空間を洋のテイストでアレンジしたカフェもあり若者にも人気のよう。

帰りがけに鉛色の空からポツ、ポツっと雨粒が落ちてきて、こりゃヤバイと家路を急ぐ。
帰路のヤデちゃんは絶好調、大した雨に降られる事もなく無事帰還。

僅か4時間程度のプチツーリングとは云えこんな休日の過ごし方も好いもんです。
さてさて次回は何処に行こうかなぁ。



2010.07.12:maru8:コメント(0):[愛しのオートバイ]