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◆梅の園◆

  • ◆梅の園◆
連休も後半に向い低温が功を奏してこれまで枝に留まっていた花が今にも桜吹雪になりそうな長井の郷です。

連休前半は沢山の方々にご来店頂き、お蔭様で連日忙しくさせて頂きました。

遠方からのお客様も多く、いつもは通販でご利用頂いている方が旅行の途中にお立ち寄りになるケースもありました。

店頭の暖簾をバックに記念撮影でお客様と一緒にカメラに収まるのは少々気恥ずかしいのですが、旅の想い出に当店まで足をお運び頂いた事を思うと本当に嬉しく感謝の気持ちで一杯です。

さて桜は見頃を過ぎましたが可憐な花を開いた見事な梅林を見つけましたよ。

趣のある案内板によれば60種もの梅が植えてあるのだとか。




それではいつものように時計回りでサラリとご紹介。

先ずは残雪の葉山をバックに咲き誇る数々の梅花。

風流なお休み処まで設置されていますのでお弁当を広げてのお花見もお手軽にできますね。

珍しい枝垂れ梅や一つの樹木から紅白の花が開いた梅もあります。

こちらは堤防の上から望む梅園、その先は最上川です。

最後は向かって桜大橋方向、左手は最上川フットパスの遊歩道、遠くにタスビルが見えますね。

偶々散歩していて遭遇したこの梅園、管理者も居らず入園無料なのに余り知られていないのか人影は殆どありません。

所在地は最上川の堤防沿い、整備されたフットパスの宮船着場跡から南に数十メートルの道沿いです。

明日からは気温も上がりまずまずの行楽日和との事、八十翁が手塩に掛けた見頃の梅園にどうぞお出掛けください。
2013.05.03:maru8:コメント(0):[季節の草花]

◆ゴールデンウィーク◆

  • ◆ゴールデンウィーク◆
ゴールデンウィークに呼応するかのように長井の郷は桜も梅も満開となりました。
(画像は早朝の最上川千本桜)

今日から連休という方も大勢いらっしゃるでしょうね。

朝から荒れ模様のお天気ですが午後からは回復傾向、明日の日曜日は概ね晴れの予報です。

この連休、毎年の事ですが当店実店舗は定休日返上、休まず営業です。

連休中も気になる地酒を多々ご用意し家内共々皆様のお越しをお待ち申し上げております。

という事で早速今がお勧めの逸品をご紹介致しましょう。

先ずはトップバッター、長野県は駒ケ根市から昨日到着の限定酒、信濃鶴 純米無濾過生原酒、華のある香りと旨味タップリのボディ感、爽やかなキレ味、三拍子揃った抜群の存在感。

おっともう一つ、忘れちゃならないコストパフォーマンス、2本買っても一葉さんでお釣がくるのは嬉しい限り。

続いては我らが置賜の雄、ご存じ雅山流の限定酒2アイテム、二年ぶりの蔵出しとなった唯一の霞酒、雅山流 吟醸うすにごり、そして超レアな逸品、雅山流 新・影の伝説〈攻〉

フレッシュ&フルーティの真骨頂をご堪能ください。

お次はこのお酒、出羽燦々と純粋山形KA酵母の組合せで醸した純米吟醸氷温一年熟成酒、磐城壽 純米吟醸 出羽燦々

口に含んで感じる驚くほどの透明感と滑らかさ、繊細な味わいの妙、まるで極上のミネラルウォーターを飲んでいるかのようなナチュラル感。

旬の筍や若鮎の淡白な味わいにドンピシャでしょう。

気品の高ささえも感じさせるこのお酒、例えるならば丹頂鶴のイメージ、ぜひお勧めしたい一本です。

そして秋田が誇る銘酒 新政の意欲作、特別純米 六號なまざけ

原酒ならではのボディ感を有しながら軽快にサラサラと飲めてしまうという恐るべき革新の酒。

ジューシーでフレッシュな味わいと柑橘系の奥ゆかしい含み香が見事に融和した進歩的な酒質感。(@_@)

これはもう良い意味で日本酒の世界観が変わる人が続出しそうですね。

ぜひこの連休も‘酒屋おやじセレクトの美酒’で素敵な晩餐をお楽しみください。
2013.04.27:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

◆春の魚介と美酒を楽しむ お花見の宴◆

  • ◆春の魚介と美酒を楽しむ お花見の宴◆
桜の蕾も綻び、紅白の梅が見頃を向かえた長井の郷。

4月16日、一足早いお花見の宴を「割烹ひらた」さんにて開催しました。

今回は話題のお酒や桜に因んだ銘柄の美酒で春の魚介を楽しもうという趣向。

お料理は本業が鮮魚店の「割烹ひらた」さんならではの春を感じる美肴の数々。

特に今回は店主が被災地応援の意味を込めて選んだという岩手県産の本田鰈の煮付けや青森県産槍烏賊のイカソウメン、特大帆立焼き、桜鱒の塩焼き等どれも旬を感じさせる味わいでした。

そしてこちらが今回のお造り。



メインは宮城県は閖上の赤貝、丁寧な包丁技が光る逸品に蛍烏賊が春らしさを添えて。

合わせるお酒は今回の‘ワイングラスでおいしい日本酒アワード2013’で最高金賞を受賞した‘和田来 特別純米 出羽の里’をメインに出羽桜 枯山水のヌル燗まで5アイテム。

この和田来の受賞酒、香味のバランスが絶妙で素材を生かした今回のような魚介系との相性はバッチリ。

このテイストの高さで2400円(1.8L瓶)なんですから誰もが納得の受賞でしょうね。

今回も充分すぎる程に旬の味覚を満喫させて頂き大満足の一夜。

ごちそうさまでした。

次回は7月、夏の美肴に舌鼓を打ちながらの楽しい一夜を企画します。

毎回5,000円程度の参加費で飲んで食べて笑って、オヤジギャグに酔いしれる和気合い合いの楽しい会です。
ご興味を持たれた方は当店までお気軽にお問い合わせくださ~い。
2013.04.20:maru8:コメント(0):[美味いものあれこれ]

■男の手料理と山廃酒■

  • ■男の手料理と山廃酒■
4月7日、春到来の日曜日にも関わらず全国的に強風大荒れの天候、当に春の嵐の一日でした。

これじゃバイクの初乗りは無論の事、野外では何もできるわけがなく家でまったりぼんやりと過ごすのも勿体ないと思い。

思い立ったのが晩の肴を作る事。

レシピ本を眺め回してようやく決まったお料理が‘烏賊と海老のトマトソース煮’というわけです。

先ずは材料の下準備、ベースのトマトソースを仕込みます。

タマネギとニンニクをみじん切りにしてオリーブオイルで炒めます。

刻んだタマネギ君のお蔭で悲しくもないのに泣かせて頂いて。^^;

火が通ったところでトマトの水煮を投入し、塩コショウで味を調えながらひたすら煮詰めて行きます。

体積が3分の2程になったところでソースは完成。

後は下処理を施した烏賊と海老をオリーブオイルでソテーして(風味付けに赤唐辛子とガーリック)
例のトマトソースを適量加えて数分煮込めば出来上がり。

思い起こせば簡単なお料理ではあったんでしょうが何せ台所に立つのは久しぶり、段取りが悪いのが玉に傷。

怒られながらも家人のご指導の下、何とか無事に出来上がったこのお料理。

食卓を囲む家族4人の評価も宜しく皆から美味しいと言って頂けましたよ。

褒められれば図に乗るのが悪い癖で‘俺の料理も満更ではないだろう’と意気揚々としていると、‘この次は何を作ってくれるのかなぁ、肉料理が食いたいな’等という声がでる始末。

おお、これはいかん、いかん、‘またそのうちな・・’と言葉を濁してと。

さて話しを戻して、トマトの酸味が利いたこの会心作、作りながら合わせるお酒をあれやこれやと思案する。

無難に白ワインも悪くはないがそれじゃ芸がない。

そして思いついたのがこのお酒、‘磐城壽 山廃純米生原酒’の登場と相成った次第。

予想通りこの酒の濃密な旨味とトマトソースの酸味が素晴らしいマリアージュを奏でてくれましたよ。

これには家人も納得のご様子で、我ながら大満足の一夜となりました。

然るに偶には‘ご馳走さま’と言われるのも嬉しいものですね。
2013.04.09:maru8:コメント(0):[美味いものあれこれ]

■至福のラーメン三昧■

  • ■至福のラーメン三昧■
ようやく春めいてきた長井の郷、梅も桜もこれからという事で楽しみが多い今日この頃です。

花がまだなら食べ物でというわけで久々のラーメンネタの登場でございます。

巷のラーメンブログでご推薦の新鋭置賜の二店、やっぱり外せない厳選山形の一店をピックアップ。

何れも画像を見ただけで洗練された独自の味わいが脳裏に甦るハイレベルな逸品です。



先ずは上段からご紹介。

ラーメン好きなら一度は食べて欲しい、ご存じ山形市の‘ケンチャンラーメン山形店’。
啜るのが困難なほどの太打縮れ麺と甘味を殺した魚出汁スープの組合せ。
小生も独創的な潔さで我が道を行く斬新な味わいに魅了されたファンの一人です。
数ヶ月に一度は暖簾を潜りたい衝動に駆られる個性派の雄。
画像は大盛り、油なし、味の濃さ普通、身入り(背脂入り)、チャーシュートッピング。

続いて中断。

川西町西大塚R113号沿いに新店を構えた‘麺や貴伝 西大塚店’。
米沢市の本店は未だ未体験ながら近間の新店にレッツゴー。
こちらは上段のケンチャンとは全く対照的な毎日食べても飽きない鶏出汁系のスタンダードな香味。
シンプルイズベストを地で行くような澄んだ味わいの当に正統派の中華そば。
そんな直球勝負のお味はといえば文句の付けようがないど真ん中のストライク。
次回は柚子中華にチャレンジです。
画像は醤油中華麺大盛り。

最後の下段。

食いしんぼう魂に火が付いて兎に角気になっていた南陽市梨郷の新進気鋭の‘麺屋 葵’。
遅まきながらもようやく初来店。
オーダーしたのは勿論、担担麺。
巷のラーメンブロガーの舌を魅了しているトロトロの濃厚胡麻スープと弾力のある中太麺。
ピリ辛の円やかで深い味わいながらくどさや重さを感じさせないこのスープはお見事。
ラーメン好きの方々が絶賛しているわけがよ~く解りました。
次回は味噌にチャレンジと云う事で。

庶民の味ラーメンも今や百花繚乱、良いご時世にめぐり合ったものです。
2013.04.05:maru8:コメント(0):[美味いものあれこれ]