早いものでもう6月、衣替えの時季を向かえ障子戸を簀戸に取り替えて。
当店も夏バージョンの設えに衣替えです。
つい最近まで寒い寒いとぼやいていた気がするんですが。
気が付いたら夏がすぐそこまで来ちゃってるんですねぇ。
さて爽やかな雰囲気の店頭にはこれからの季節にぴったりの美味しいお酒が色々と入荷しております。
先ずはトップバッター、搾りたてのガス感が舌先にチリチリと心地良いだけじゃなく貴方を未体験の世界に誘う香味、‘新政 六號純吟なまざけ’。
続いては‘標葉にごり ももうま’、こちらも負けてはいない純米吟醸のにごり酒。
綺麗な桃色とガス感を伴ったムースのような触感は唯一無比の香味かと。
お次は微かに薫る青々とした含み香が爽やかさを演出する納得の純米酒‘磐城壽 特別純米あきたこまち’。
そして四番に座るのは流石の貫録、超レアな逸品、‘雅山流 影の伝説〈極〉’。
最後はリニューアルリリースされたばかりの素適な純米吟醸5アイテム、‘封印酒シリーズ’。
ハイレベルで安定した香味はどれを取っても必ずご満足頂けます。
パッケージもお洒落ですので父の日のプレゼントには最適かと思います。
何れも酒屋おやじセレクトの美酒揃い、皆様のご用命お待ちしております。(^.^)
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◆初夏のミニツーリング◆
早いもので5月も残すところ後、数日。
このところ一気に気温が高くなってきましたが湿度が低く爽やかな日が続きますね。
さて先日の日曜日、久しぶりに小半日のミニツーリングを楽しみました。
お供は念願のリアキャリアが装着なったヤマハDS6。
水田の早苗が初々しい置賜盆地をぐるっと一回り、遅いお昼を食べに伺ったのが南陽市の麺屋 葵さん。
店先でのスナップも中々様になってますね。
そしてオーダーしたのがこちら。
葵さんの味噌ラーメンが美味しいとの情報が脳裏を過り、今回は迷わず味噌を。
中太やや縮れ麺に穂先メンマとモヤシのシャキシャキした触感が良いアクセントになっていて。
それにトロ味のある円やかで優しい味わいのスープが見事なマッチング。
上に乗っている肉味噌も辛味が無く、こんなタイプの味噌ラーメンはお初でしたがこれが何とも美味しかったんです。
お会計の際に店主に訊ねてみたら成程と頷く3品が隠し味に使われているんだとか。
このスープの円やかで深みのある味わいの秘密を知るに至り、店主のラーメンに賭ける情熱と技量の高さが伝わってきて。
恐らく置賜ではオンリーワンと云っても過言でないテイストの味噌ラーメン、これぞ至福の一杯かと。
ごちそうさまでした。
このところ一気に気温が高くなってきましたが湿度が低く爽やかな日が続きますね。
さて先日の日曜日、久しぶりに小半日のミニツーリングを楽しみました。
お供は念願のリアキャリアが装着なったヤマハDS6。
水田の早苗が初々しい置賜盆地をぐるっと一回り、遅いお昼を食べに伺ったのが南陽市の麺屋 葵さん。
店先でのスナップも中々様になってますね。
そしてオーダーしたのがこちら。
葵さんの味噌ラーメンが美味しいとの情報が脳裏を過り、今回は迷わず味噌を。
中太やや縮れ麺に穂先メンマとモヤシのシャキシャキした触感が良いアクセントになっていて。
それにトロ味のある円やかで優しい味わいのスープが見事なマッチング。
上に乗っている肉味噌も辛味が無く、こんなタイプの味噌ラーメンはお初でしたがこれが何とも美味しかったんです。
お会計の際に店主に訊ねてみたら成程と頷く3品が隠し味に使われているんだとか。
このスープの円やかで深みのある味わいの秘密を知るに至り、店主のラーメンに賭ける情熱と技量の高さが伝わってきて。
恐らく置賜ではオンリーワンと云っても過言でないテイストの味噌ラーメン、これぞ至福の一杯かと。
ごちそうさまでした。
◆信濃鶴 蔵元訪問記その2◆
長野県の南部、南信地方に位置する駒ケ根市、市内から中央アルプスが望見できる人口3万3千の谷間の町。
そんな風光明媚な自然環境の中で醸された純米酒は酒蔵の奥深く静かに熟成の時を刻んでいました。
今回の訪問時は快晴に恵まれ、残雪が映えるアルプスの険しい山々とバックの青空とが調和した美しいコントラストに心が洗われるようでした。
蔵見学のオプションというわけでもないのですが、午後は北原専務のご厚意で駒ケ根市のミニ観光にお連れ頂いたという次第。
それではいつものように時計回りで駒ケ根観光グルメ編の始まり始まりぃ。
先ずはこれを食べなきゃ始まらないご当地グルメの決定版、駒ケ根名物‘ソースかつ丼’の登場です。
伺ったのは専務さんご推薦の名店、玉龍飯店というお店。
どうですかこのボリューム、度肝を抜かれる厚さ4㎝はあろうかという大振りのロースカツがキャベツの座布団に鎮座するお姿に吃驚。
甘辛の秘伝ソースに浸されたこのカツ、それが何とも軟らかくジューシー。
そして白飯との抜群の相性に只々納得の美味しさでした。
お腹も膨れたところでご案内頂いたのは駒ケ根高原に整備された家族旅行村というエリア。
ここは温泉有り、テニスコートからオートキャンプ場まで整った自然満喫型の施設で専務さんは夏場の休暇時にファミリーでキャンプしながら過ごすのだとか。
自然環境に恵まれた中央アルプスの麓ならではという感が致しましたね。
そしてそこから程近い所に居を構える地ビールと地ウイスキーの駒ヶ岳醸造所。
業界人なら興味津々のこんなレアな建物が在るなんてビックリです。
ここは観光客向けのお休み所や売店が併設されていて試飲も可能でした。
五時半スタートの懇親会、専務さんのホームグランドの一軒、越百(こすも)さんからスタートです。
こちらのお店、焼鳥とお蕎麦がメインとの事でしたが昭和チックで気取らない雰囲気が実に心地良くまた女性店主が日本酒好きで厳選された全国の銘酒がチョイスされてありました。
そんな地元のお店で頂く信濃鶴、特製の蕎麦餃子との相性もバッチリで格別の味わいでしたね。
続いて二軒目のArika(アリカ)さんはお洒落なショットバーのような雰囲気のお店でベルギービールと生ハムが美味しかったですね。
そして圧巻だったのはお昼に見学したマルスウイスキーの超限定酒、既に品切れになっているという最近のコンテストで世界一に輝いたものをワンショット口にできた事ですね。
こんな凄いものを味わうなんて事、そうそう叶うわけもなく良い思い出になりました。
最後は番外編、翌日帰りに遠回りして伺った戸隠にある‘うずら家’さんのお蕎麦です。
戸隠には30軒程の蕎麦屋さんがあるんだそうですが、到着した11時の時点でこのお店の前は信じられない程の人数が居ましたね。
30分以上待ってようやく入店できましたが出てきたお蕎麦も納得の美味しさでしたから多くの人が押し寄せるのが解りました。
初めて見た‘ぼっち盛り’という盛り付けも目に新鮮でしたがツルンとした食感が素晴らしく喉ごしで食す蕎麦という感じです。
蕎麦汁もレベルが高く、その場で卸す本山葵の爽やかな辛味もこのお蕎麦を引き立てていましたよ。
そしてお蕎麦自体も然ることながら大勢のお客さんを上手に扱う接客の見事さ、これは勉強になりました。
例え忙しく込み合っていても一人一人のお客さんに個々のレベルで最高の満足感に浸れるようにとの気配りが随所に溢れておりました。
旅の締め括りに接客の神髄に触れる事ができたのもきっとご推薦頂いた専務さんのお蔭だと思います。
訪問から戻った翌日の晩に飲んだ信濃鶴、胸に沁みるような格別の旨さでした。(^^♪
そんな風光明媚な自然環境の中で醸された純米酒は酒蔵の奥深く静かに熟成の時を刻んでいました。
今回の訪問時は快晴に恵まれ、残雪が映えるアルプスの険しい山々とバックの青空とが調和した美しいコントラストに心が洗われるようでした。
蔵見学のオプションというわけでもないのですが、午後は北原専務のご厚意で駒ケ根市のミニ観光にお連れ頂いたという次第。
それではいつものように時計回りで駒ケ根観光グルメ編の始まり始まりぃ。
先ずはこれを食べなきゃ始まらないご当地グルメの決定版、駒ケ根名物‘ソースかつ丼’の登場です。
伺ったのは専務さんご推薦の名店、玉龍飯店というお店。
どうですかこのボリューム、度肝を抜かれる厚さ4㎝はあろうかという大振りのロースカツがキャベツの座布団に鎮座するお姿に吃驚。
甘辛の秘伝ソースに浸されたこのカツ、それが何とも軟らかくジューシー。
そして白飯との抜群の相性に只々納得の美味しさでした。
お腹も膨れたところでご案内頂いたのは駒ケ根高原に整備された家族旅行村というエリア。
ここは温泉有り、テニスコートからオートキャンプ場まで整った自然満喫型の施設で専務さんは夏場の休暇時にファミリーでキャンプしながら過ごすのだとか。
自然環境に恵まれた中央アルプスの麓ならではという感が致しましたね。
そしてそこから程近い所に居を構える地ビールと地ウイスキーの駒ヶ岳醸造所。
業界人なら興味津々のこんなレアな建物が在るなんてビックリです。
ここは観光客向けのお休み所や売店が併設されていて試飲も可能でした。
五時半スタートの懇親会、専務さんのホームグランドの一軒、越百(こすも)さんからスタートです。
こちらのお店、焼鳥とお蕎麦がメインとの事でしたが昭和チックで気取らない雰囲気が実に心地良くまた女性店主が日本酒好きで厳選された全国の銘酒がチョイスされてありました。
そんな地元のお店で頂く信濃鶴、特製の蕎麦餃子との相性もバッチリで格別の味わいでしたね。
続いて二軒目のArika(アリカ)さんはお洒落なショットバーのような雰囲気のお店でベルギービールと生ハムが美味しかったですね。
そして圧巻だったのはお昼に見学したマルスウイスキーの超限定酒、既に品切れになっているという最近のコンテストで世界一に輝いたものをワンショット口にできた事ですね。
こんな凄いものを味わうなんて事、そうそう叶うわけもなく良い思い出になりました。
最後は番外編、翌日帰りに遠回りして伺った戸隠にある‘うずら家’さんのお蕎麦です。
戸隠には30軒程の蕎麦屋さんがあるんだそうですが、到着した11時の時点でこのお店の前は信じられない程の人数が居ましたね。
30分以上待ってようやく入店できましたが出てきたお蕎麦も納得の美味しさでしたから多くの人が押し寄せるのが解りました。
初めて見た‘ぼっち盛り’という盛り付けも目に新鮮でしたがツルンとした食感が素晴らしく喉ごしで食す蕎麦という感じです。
蕎麦汁もレベルが高く、その場で卸す本山葵の爽やかな辛味もこのお蕎麦を引き立てていましたよ。
そしてお蕎麦自体も然ることながら大勢のお客さんを上手に扱う接客の見事さ、これは勉強になりました。
例え忙しく込み合っていても一人一人のお客さんに個々のレベルで最高の満足感に浸れるようにとの気配りが随所に溢れておりました。
旅の締め括りに接客の神髄に触れる事ができたのもきっとご推薦頂いた専務さんのお蔭だと思います。
訪問から戻った翌日の晩に飲んだ信濃鶴、胸に沁みるような格別の旨さでした。(^^♪
◆信濃鶴 蔵元訪問記その1◆
中央アルプスの険しい山々が連なる伊那谷(いなだに)にある山麓の町、長野県駒ケ根市に醸出する全てのお酒が純米吟醸、しかも使用している原料米は地元の美山錦だけという信じ難いような事を地で行く蔵元がある。
酒名を信濃鶴(しなのつる)と云い、近年までその殆どが地元で消費されていた隠れた銘酒。
そんな‘地酒の中の地酒’と呼んでも過言でないお酒との衝撃的な出会いを経て、その抜群の香味と酒質の高さから今や当店にも多くのファンが居る銘酒である。
風薫る五月、冬場の過酷で長い造りを無事に終えたお蔵に専務で杜氏の北原岳志氏を訪ねた。
この蔵の凄い所は‘地の米だけで香り高い純米酒を醸す’というシンプルなポリシーを貫いている事で、その成果は平成に入ってから全国新酒鑑評会で五年連続金賞という栄光に甘んずることなく鑑評会では絶対不利な美山錦の純米酒で平成15年からチャレンジを続け二度金賞に輝いているのである。
そんな前人未踏の領域に自ら望んで邁進する北原杜氏が醸す酒は‘果実のような美しい香りと軟らかな旨味が織り成す絶妙の美酒’。
そしてこの純米酒が普通酒並の価格で流通しているという信じがたい事実。
ご案内頂いたお蔵の内部は造りが終わり酒造道具が整然と片付いたご覧ような状態で静寂に満ちておりました。
大正九年に建てられたというこの蔵から生まれる美酒‘信濃鶴’はこの先も確実に進化を遂げ近い将来必ずや全国の酒徒垂涎の一本となる事でしょう。
今回の訪問はそんな前途を予感させる一時でありました。
(次回駒ケ根グルメ編へ続く)
酒名を信濃鶴(しなのつる)と云い、近年までその殆どが地元で消費されていた隠れた銘酒。
そんな‘地酒の中の地酒’と呼んでも過言でないお酒との衝撃的な出会いを経て、その抜群の香味と酒質の高さから今や当店にも多くのファンが居る銘酒である。
風薫る五月、冬場の過酷で長い造りを無事に終えたお蔵に専務で杜氏の北原岳志氏を訪ねた。
この蔵の凄い所は‘地の米だけで香り高い純米酒を醸す’というシンプルなポリシーを貫いている事で、その成果は平成に入ってから全国新酒鑑評会で五年連続金賞という栄光に甘んずることなく鑑評会では絶対不利な美山錦の純米酒で平成15年からチャレンジを続け二度金賞に輝いているのである。
そんな前人未踏の領域に自ら望んで邁進する北原杜氏が醸す酒は‘果実のような美しい香りと軟らかな旨味が織り成す絶妙の美酒’。
そしてこの純米酒が普通酒並の価格で流通しているという信じがたい事実。
ご案内頂いたお蔵の内部は造りが終わり酒造道具が整然と片付いたご覧ような状態で静寂に満ちておりました。
大正九年に建てられたというこの蔵から生まれる美酒‘信濃鶴’はこの先も確実に進化を遂げ近い将来必ずや全国の酒徒垂涎の一本となる事でしょう。
今回の訪問はそんな前途を予感させる一時でありました。
(次回駒ケ根グルメ編へ続く)
◆晩酌◆
風薫る五月、ゴールデンウィークも過ぎてちょっと一息といった今日この頃です。
さて沢山の方々にご予約を頂いた‘山形生酒限定醸造頒布会2013’の初回分が入荷。
さっそく晩酌で楽しみました。
毎回6本届く中から昨夜チョイスした2本がこちら。
山形市の霞城壽と寒河江市の千代寿です。
どちらも屋号は虎屋ですが本家は霞城壽で分家したのが千代寿、大沼一族ですね。
味わい的には千代寿の方がやや淡麗に感じましたがどちらもメリハリが利いた流石の香味バランス。
合わせたお料理(晩のおかず)、新潟は栃尾の油揚げ、味の素の餃子、牛筋のビーフシチュー。
支離滅裂な献立で統一性がありませんが、今時一般家庭の夕飯はこんなもんでしょうかね。
けれど日本酒の良い所はどんなお料理にも添える所。
全てにベストマッチとは行かないまでも決して反発せず合わせられる当に万能食中酒ですよね。
それに会話が弾めば楽しい晩酌、ささやかながらも満ち足りた一時でした。
さて5月12、13日(日、月)は長野の蔵元へ出張の為に店舗、通販共に連休とさせて頂きます。
ご不便をお掛けしますが何分よろしくお願い致します。
さて沢山の方々にご予約を頂いた‘山形生酒限定醸造頒布会2013’の初回分が入荷。
さっそく晩酌で楽しみました。
毎回6本届く中から昨夜チョイスした2本がこちら。
山形市の霞城壽と寒河江市の千代寿です。
どちらも屋号は虎屋ですが本家は霞城壽で分家したのが千代寿、大沼一族ですね。
味わい的には千代寿の方がやや淡麗に感じましたがどちらもメリハリが利いた流石の香味バランス。
合わせたお料理(晩のおかず)、新潟は栃尾の油揚げ、味の素の餃子、牛筋のビーフシチュー。
支離滅裂な献立で統一性がありませんが、今時一般家庭の夕飯はこんなもんでしょうかね。
けれど日本酒の良い所はどんなお料理にも添える所。
全てにベストマッチとは行かないまでも決して反発せず合わせられる当に万能食中酒ですよね。
それに会話が弾めば楽しい晩酌、ささやかながらも満ち足りた一時でした。
さて5月12、13日(日、月)は長野の蔵元へ出張の為に店舗、通販共に連休とさせて頂きます。
ご不便をお掛けしますが何分よろしくお願い致します。