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◆電池パック◆

  • ◆電池パック◆

現代人の生活に必要不可欠な物の一つといえる電話機。

今や携帯電話の普及率は目を見張るものが有り近頃ではスマートフォンが幅を利かせつつあるのはご存じの通り。

とは云うもののビジネス用には従来の固定電話が無ければ困るのも事実なわけです。

さて我家ではお店の事務所に置いてある親機(固定)と2台の子機(コードレス)を使用しているのですが。

最近、子機の電源が突然落ちる現象が度重なる事から‘こりゃいかん’というわけで早速専門業者に助け舟、SOS発信となりました。

そこでやって来た業者さん曰く、‘どちらも電池パックが膨らんでいますね、本当に使用開始から一度も替えてないんですか?5年も良く持ちましたねぇ、寿命は2年位なんですよね’との事。

そんな事言われたって、こちとら何の予備知識も無いユーザーですんで‘あ~そうなんですかぁ’なんてつれない受け答えしかできず。

何はともあれ限界を超えた電池パックという部品を交換すべく早速その場にてNTTサプライセンタという所に手配して頂きました。

驚いたのはそのスピーディな対応。

手配した次の日には代引きで宅配業者が届けてくれるという流通システムを採用しておりました。

当に‘今の時代’という言葉に尽きるという感がございます。

そこで感心させられたのが「使用済み電池をリサイクルセンタへ送る封筒」が2枚同梱されていた事。

封筒には「地球にやさしい企業をめざすNTT」の文字が。

流石ですね、大変勉強になりました。

肝心の電話機はというと、御代7350円也を支払い早速部品交換、2台の子機は無事に機能回復となりました。

先ずは目出度し。^^

2013.08.31:maru8:コメント(0):[春夏秋冬]

◆ごぼう姫◆

  • ◆ごぼう姫◆

朝夕の虫の音に秋が近い事を感じる今日この頃、以前から気になっていたスイーツ‘ごぼう姫’をようやくゲット。

‘おらんだ市場 菜なポート’で買えると知り、何度か足を運ぶも空振りに。

週末の金、土、日の限定販売と知り勇んで出掛けた。

持ち帰ったカップの蓋を外すと目に飛び込んで来たのは賽の目に刻まれた牛蒡が黄色みを帯びた透明なゼラチンに覆われ全面を埋め尽くしたお姿。

横からはその下が純白のムース状になっており二層構造なのが見て取れる。

さっそくスプーンですくって口に運ぶ。

すかさず牛蒡とバニラが織り成すふんわりとした心地良い香りが広がり、米粒に由来する起伏を感じるクリームとシャッキとした牛蒡の歯触りが素敵なコントラストを描く。

複雑味を帯びた舌触りと口中に何も残さない後口の良さからはくどさをまったく感じない。

派手さや華やかさとは対極の淑やかな上品さを感じさせる繊細で滋味深い味わいが印象的。

この洒落たネーミングや清楚なラベルデザインからも作り手の意図が十分に察せられ確かなコンセプトとクオリティの高さに感服。

あえて米と牛蒡、(それもレインボープラン米のつや姫)という果物ではない食材を採用しこのスイーツを作り上げたのは長井を代表するフレンチレストラン、ご存じジュアンのオーナーシェフ船山氏

アイディアとセンス、卓越した技能、三つの要件のどれが欠けてもできなかったと思える秀品である。

ふんわりと甘やいだ上品な風味、シャキとした歯触りと軽やかな味わいのスイーツ‘ごぼう姫’

オンリーワンの美味、ぜひお試しあれ。

2013.08.24:maru8:コメント(0):[美味いものあれこれ]

◆エリザベス◆

  • ◆エリザベス◆

唯でさえ残暑が厳しいというのに顎下の負傷が化膿していたアム君はこんな状態に。

見ただけでも暑苦しいこのお姿、本人のご苦労は如何ばかりかとお察しします。

そんな彼に付いた仇名は‘エリザベス’、首に巻いたエリザベスカラーに由来しているのは見ての通りです。

本人も最初はこのカラーのお蔭でバランス感覚や平衡感覚が狂い難義な様子でしたが、ここ数日は傷も大分癒えカラーにも慣れたご様子。

一番のお気に入りは御仏壇の前、このお姿にはご先祖様もさぞ吃驚しておられる事でしょう。

実はアム君、エリザベスと呼ばれる前には‘西瓜丸’と呼ばれており、倉庫に置いていた大きな西瓜が何故か怖くて近寄れなかったんです。

怖い西瓜が無くなって一安心だった彼にとっては一難去ってまた一難、治り掛った傷口のカサブタが痒いのでしょうか後ろ足でカラーを叩く音が何とも不憫でなりません。

毎朝カラーを外してお母さんに傷口を消毒してもらう時の気持ちよさそうな表情を見ると一日も早い全快を祈らずには居られません。

2013.08.22:maru8:コメント(0):[四っ足の家族]

■店頭にて葉月2013■

  • ■店頭にて葉月2013■
このところお盆の帰省客様やご常連の方々のご来店で忙しい毎日を送らせて頂いております。

お盆を挟んだ明日14日にはホームパーティー用の生樽サーバーのご予約も数件入り、夏はやっぱり暑いのが本来の姿かと。

さてこのお盆、店頭には発売三年目にして待望の初入荷となった‘〆張鶴の梅酒’が並びました。

この梅酒、以前からお問い合わせやご要望が多かった人気商品なんですが実際に飲んでみてその美味しさに感服。

甘すぎず流麗で上品な香味に〆張鶴らしさが感じられ、飽きがこないのは流石の一言です。

ぜひお試し頂ければと存じます。

他にも店頭には酒屋おやじセレクトの夏の限定酒が盛り沢山。

このお盆期間は17日まで休まず営業、ぜひご来店ください。
2013.08.13:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

◆冷やし坦々蕎麦◆

  • ◆冷やし坦々蕎麦◆
ようやく梅雨明けが報じられた山形県地方、週末の長井市では恒例の一大イベント‘ながい水祭り’が開催され当店も忙しくさせて頂きました。

というのは当日の夜に大花火大会があるという事で花火を観ながらグループで生ビールを楽しむ方々が居られ、サーバー貸出しの生樽需要が集中するわけです。

つまりこの日ばかりは当店の貸出し用ビールサーバーはフル稼働、それを設置する我々もてんてこ舞いの一日でした。

忙しかったご褒美というにはささやかながら昨日の定休日、家内と二人で美味しいお蕎麦を食べに‘そばきり八寸さん’へ。

早速オーダーしたのは初登場、夏限定の逸品‘冷やし坦々蕎麦’。

ご覧のような立体感溢れる具材の盛り付けと紅白のコントラストに目を奪われるが、やはりこれを食すには全混ぜがベストと思い潔く天地返し。

そして全部混ぜ込んだ後、先ずは汁を一口。

胡麻の風味が利いた冷たい汁が口中に広がる。

溶け込んだ胡麻がまったく嫌みを感じさせない絶妙な配合バランスは流石の一言。

続いて蕎麦を啜りこむ。

そのシャキッとした食感の何と新鮮で涼やかな事か、驚きのサプライズである。

厳選された全ての具材も違和感なくこの蕎麦と汁を引き立てる脇役ぶりもお見事。

食べ進むうちに感じた作り手の意図はと云うと、‘涼味溢れる胡麻汁と蕎麦のコラボレーション’であろうか。

それは食材のみならず熱を逃がし難い陶器の器の冷たさからも伝わってくる。

プロの仕事とはかくあらんというお手本を見る思い。

そして究極的にはこの冷たさでこの汁とこの蕎麦ならそれだけでも充分に美味しい。

複雑味のない食材のシンプルな組合せでこれだけ完成度の高い味わいを表現できる技の確かさに感服。

夏場には冷たさもご馳走の一つである事を改めて教えてくれたこのお蕎麦。

店主の思いと美学が凝縮した一碗、美味しく頂きました。

ご馳走さま。
2013.08.05:maru8:コメント(0):[美味いものあれこれ]