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◆美酒と蕎麦料理を楽しむ宴◆

  • ◆美酒と蕎麦料理を楽しむ宴◆
長井吟醸酒倶楽部ささら会の初夏の例会にて「美酒と美肴」を堪能した。
いつもお世話になっている長井の蕎麦の名店「そばきり八寸」さんであるが、旦那自身が日本酒好きという事もあってか毎回工夫を凝らした酒肴でもてなしてくれる。
今回のお料理も画像のような酒徒には堪えられないものが並び参加者一同大満足。
グラスの隣から時計回りに「イカとオクラの酒盗合え」、「そば味噌」、「豆腐の味噌漬け」、「湯葉とミツバの白出汁」、「ウニとろろ」。
どうです、粋でしょう、こんなのつまみながら酒が呑めるなんて有難い事です。
さらに今回は「..続きを見る」その2の和洋折衷のサプライズまであり、料理に対する懐の広さと遊び心に頭が下がります。
こうなると準備した美酒の数々さえもお料理の質の高さに霞がちですが当に「口福感」に満たされ幸福な一時でした。
断っておきますがこのお店、料亭でもなければ、割烹料理屋でもありません。
日本蕎麦屋です!!
こんな穴場そうそうあるものではございませんよ^^
2007.06.17:maru8:コメント(4):[美味いものあれこれ]

■父の日に感謝をこめて!■

  • ■父の日に感謝をこめて!■
6月17日(日)は父の日ですね、日頃の感謝をこめてお父さんに美味しいお酒を贈りませんか。
酒屋おやじがセレクトしたお奨め地酒ならお父さんに喜ばれる事まちがいなし。
ご希望で「おとうさんありがとう、父の日に感謝をこめて」の文字を入れた特製の短冊をお付けできますョ。
もちろん無料。(^^♪
尚、17日当日は定休日返上で営業します。
ご来店お待ちしておりま~す。
2007.06.12:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

◆喜多方ラーメン はせ川◆

  • ◆喜多方ラーメン はせ川◆
久々のラーメンネタですが、今回は自分的にはかなりテンションが高いのです。
というのは積年の願いが叶い先日ついに「はせ川のラーメン」を食べたのです。
想えば数年前、仕事で全国を飛び回る食通の友人から教えられた、“喜多方ラーメンといえば はせ川だべ”という新鮮なフレーズ。
そんじゃ来週食いに行くべ!と言ったら何と日曜定休の店なんだという。
喜多方ラーメン会にも属さずに街外れで地元民相手にひっそりとやっている隠れた穴場だという。
ターゲットが観光客じゃないから日曜定休でも良い訳ですね、きっと。
これじゃ日曜しか休めない俺は永遠に食えないとその時思った。
車で僅か一時間足らずの距離にも関わらず実に理不尽極まりない。
日曜休みを知りながら喜多方に行ったついでに店の所在を確かめに廻った事もあったっけ。
あれから月日が流れ新聞にも紹介されたりして今では行列のできる超繁盛店に成長してしまったとの事。
宣伝なんてしなくても旨いというだけで人は集まるのですねぇ。
などと前置きが長くなりましたがオーダーしたのはもちろん醤油ラーメン大盛650円也、隣の席で食べるラーメンを横目で見ては待つ間の何と長~く感じられた事か、そしてついに運ばれてきたのが下の画像です。
どうです、シンプルでしょう、これが長年憬れた‘はせ川のラーメン’です。
先ずはスープから、程好く出汁が利いたやや濃い目の醤油風味は油も少なめで良い感じ。あっさりかと思わせて結構コクがある。
麺は喜多方特有の太めの縮れ、コシがありスープに絡んで最高の取り合せ。。
チャーシュウは口中でホロリと崩れる軟らかさで薄味、肉厚でうれしい。
気分が高揚していた事も手伝って気が付けばあっという間に完食していた。
正直物足りないような感を抱くがこれこそが最高なんだろうとも思える。
そう、突出した部分が無く、全体のバランスが素晴らしい、当に毎日食べたいと感じるラーメンなのである。
喜多方人は朝からラーメンが普通らしいが、これを食べてなるほどそれが肯けました。
これを書きながらも生唾が込み上げてくるが次回は何時になるかまったく判らないのが悲しいですなぁ。
何時の日にか再び暖簾を潜るその日まで息の長いご商売をと念じて止みません。

兎にも角にも「ごちそうさまでした~」。
2007.06.10:maru8:コメント(0):[美味いものあれこれ]

◆茅の輪くぐり◆六月の神事

  • ◆茅の輪くぐり◆六月の神事
6月に入り当店からは目と鼻の先に位置する總宮神社の境内に今年も「茅の輪」が設置された。
茅の輪をくぐって半年の穢れを祓い無病息災を祈る六月の神事という事なのだが神主曰く、茅の輪の材料である茅(かや)には元々清浄の意味合いがあり、日本家屋に萱葺き屋根が普及した事も古来からのこうした信仰心との結びつきが深く関わっているのだとか。
さてこのように大きな茅の輪ではあるが週に一度は新しい物を作って取り替えるのだそうで、さぞ大変な作業である事は想像に難くない。
青々とした茅の輪なればこそご利益に恵まれるという宮司のこだわりの気持ちが嬉しく舞台裏のご苦労に敬意を表したい。
実際に輪をくぐってみると、不思議と半年分の穢れが身体から抜けていったような気持ちになれるのは単なる希望的観測ではないと信じたい。
ぜひ茅の輪をくぐって穢れを祓ってみてください。
きっと安らかな気持ちになれますョ。


總宮神社のホームページ

◆歴史は たのし◆旧西置賜郡役所

  • ◆歴史は たのし◆旧西置賜郡役所
5月30日、来年130歳を迎える「旧西置賜郡役所」通称 小桜館にて行われた講演会に参加。
~歴史的建築としての旧西置賜郡役所の魅力~と題した約1.5時間余りの実に中味の濃い講演にしばし時を忘れて没頭。
講師の小幡知之氏のこの建築物に寄せる深い愛情と今後の復元改修への並々ならぬ情熱がひしひしと伝わり聴く者の心を捉えて放さない。
この建物は全国に現存する僅か39ヶ所の郡役所の中でも2番目に古い明治11年の竣工との事であり、学術的にも非常に価値が高く、郷土の文化遺産としても貴重な建造物との事。
郡役所についての様々な角度から分析された先生の熱のこもったお話を拝聴し、幾多の消滅危機をくぐり抜け、よくぞ平成の時代まで生き残ったと改めて感慨深い想いに浸った。
地域住人の一人としても次の世代に伝える事の重要性を実感した充実の一時でありました。
ぜひ一日も早い完全な復元が成されるよう希望して已みません。

画像は当日講演前に正面より撮ったもの。
抜けるような青空をバックに佇む旧郡役所、当店から徒歩10分程の距離。

小桜館を管理運営している長井まちづくりNPOのページ