HOME > 地酒あれこれ

■惣邑 純米吟醸 しぼりたて雫酒■

  • ■惣邑 純米吟醸 しぼりたて雫酒■
ガラスの斗瓶に滴り落ちる雫の一滴一滴が奏でる音色。
水琴窟を想わせる心地良い響き。
凛とした冷たい空気の中で。
雫酒の誕生を告げる小さな音色。
こんな酒蔵の風景も雫酒と一緒に詰まっています。
ご賞味頂ければ幸甚です。

ご注文はこちらから
2007.03.08:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

◆立春朝搾り2007◆一年で一番長い一日

  • ◆立春朝搾り2007◆一年で一番長い一日
立春の朝に搾る酒がある。
この酒を楽しみに待ってくれている人がいる。

一切の手を加えずにそのまま瓶に詰める酒である。
酒屋が蔵に出向き自らラベルを貼る入魂の酒なのである。

夜も明けぬ早朝の酒蔵で酒質を語る杜氏を皆が見つめている。
その安堵の表情に自信の程が伝わってくる。

帰途の路上は吹雪でワイパーが凍り付き見る見る視界が狭くなってきた。
代替えの利かない特別なこの酒を無事に届けなくては。
ハンドルを握る手に思わず力が入る。

毎年一度、酒屋の原点を再確認する貴重な一日。
そんな立春の日の長~い一日を画像で振り返ります。
2007.02.05:maru8:コメント(27):[地酒あれこれ]

◆限定吸水◆

  • ◆限定吸水◆
1月25日、N酒造さんへ酒を頂きに伺ったら、丁度限定吸水の作業が始まるグッドタイミング。
今日の作業分は明日の蒸しを経て惣邑の仲添えに使用する分との事。
限定吸水とは精米した米に予め設定した比率の水を吸わせる作業で、米を洗う時間、浸す時間をストップウォッチで正確に計測しながら行う作業。
設定した吸水比率を得るためには米の品種と精米歩合が同じでもその日の水温により時間が変わってくるのだとか。
以前この作業をお手伝いした時は無我夢中だったが水の冷たさと腰が疲れた事だけは覚えている。
下の画像は吸水前の酒米、羽州誉 精米50%、米というよりまるで純白のビーズのようだ。
2007.01.26:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

◆緑の酒林が下がる蔵◆

  • ◆緑の酒林が下がる蔵◆
先日高畠町の錦爛さんへお酒を頂きに伺った時に目に入った出来立ての酒林をパチリ。
酒林(さかばやし)別名標しの杉玉は杉の葉を束ねた物を球状に刈り込んだ物で、真新しい緑の物が酒蔵の軒下に下げられるとそれが新酒ができた事を知らせるサインなのです。
この酒林が春を迎え夏を越し茶色が強くなることでお酒の熟成が進んでいる事を告げてくれます。
蔵の奥様によればこの酒林に注連縄を巻くのだそうですが時間の関係で撮ってしまいました。
この時期に作りたての酒林をみると背筋がシャンとして気持ちが引き締まり清々しさを覚えます。
さあ今期も新酒が生まれましたよ。
2006.12.24:maru8:コメント(1):[地酒あれこれ]

■ブラックフェースの凄い奴!■冬の月入荷

  • ■ブラックフェースの凄い奴!■冬の月入荷
例年よりかなり早い入荷となった当店の年末一押し「冬の月」を店頭に並べました。
今年は新たに「薄にごり あらばしり」がラインナップされました。
とは云え、こちらはプロトタイプのような商品で極少しか入荷していません。
「冬の月」の本領を言葉にするなら「米に由来するタップリとした旨味と搾り立てのフレッシュ感の絶妙なマッチング」でしょうね。
晩酌で家内と飲んで「あぁ年末がきたなぁ~」としみじみと思いました。

ご注文はこちらからどうぞ
2006.12.14:maru8:コメント(1):[地酒あれこれ]