HOME > 文化芸術のココロ

立川談志という男。

  • 立川談志という男。
3日、の夜半、寝ようと思ったらNHKで談志師匠の特番がありました。ほんの偶然だったのです。次の日は初売りということで全部は見れませんでしたが、「やかん」と「へっつい幽霊」を楽しみました。

2004年1月24日、今から五年前になりますが、談志が伝国の杜にてやった演目が、「やかん」と「へっつい幽霊」でした。素晴らしかったです。いいときに聞けたなというのが実感です。なぜかといえば声が出なくなってしまったからです。

その恐怖はそのときも「もう、声が駄目なんです。」と、云っていました。実際、去年の年末のラジオは殆んど声が出ていませんでした。しかし、昨日のNHK「新話の泉」では随分声の調子が戻っていました。

紀ノ国屋での談志ひとり会、国立演芸場、芸術座での東宝名人会で聞いたのがもう25年も前になりました。私も若かったが、談志も若かった。

で、機会があれば是非又ききたいと思います。
何といってもTVの「やかん」と「へっつい幽霊」より、生で聞いたものが数段面白かったのですから。

写真は出勤の様子です。
2009.01.08:mameichi:コメント(0):[文化芸術のココロ]

中井模型を憶えていますか、、、

  • 中井模型を憶えていますか、、、
確か私が高校の時にはなくなっていたのではないでしょうか?

コーヒーミルのエンブレムを見ていたら、なぜか一中の近くにあったプラモデル屋を思い出しました。ちなみに後ろの紐は線香花火です。

ここは小学生の頃には、やっぱり買うものがなくても、買う金がなくてもしょっちゅう覗いたものです。

入口は東西ニ箇所だったかなぁー?そんなに万引きしやすい構造にはしないよなあー。店を入ると右側のガラスのショウケースには小さいプラモデル、たとえばサンダーバードだったり、軍用自動車だったりそんなものがありました。そして棚には戦艦から、戦車から、自動車から、バイクから、お城から、おでん屋までいろいろなプラモが所狭しと積み上げられています。

レジ周り(レジはあったかなぁー?)の上にはあの細木で作る飛行機がいっぱいぶら下げられており、下のショウケースにはマブチモーターなんかがキラリとわたくし、高級品です、といった風情で並んでます。

そして左側にはかなりの場所をとってレーシングサーキットがありました。お金持ちの子供やあんちゃ方は自前でしたが、持ってないガキは車を借りて競争しました。夢のような場所でした。

店の脇には少し幅のある小川が滔々と流れていて、、、、

他にラジコンやUコンの道具、若干鉄道模型もあったように記憶していますが。


その後遠征して同業の立町のジューキミシンに行くと、まったくたたずまいが違います。戦艦ものやタミヤ、イマイなどの戦車、戦争関係が充実していました。ドイツ陸軍とか。詳しいことは分かりません。とにかく中井よりもちょっと硬派な感じでした。

中井の親父さんもなんとなく芸術家崩れみたいな風貌で、なんとも3丁目の夕日でした。

今の子達ははそういうたまり場あるのでしょうか、ねぇー。

2008.09.20:mameichi:コメント(1):[文化芸術のココロ]

妖怪を見てきました。

今日は休みなので伝国の杜の博物館で開かれている≪ゲゲゲの鬼太郎と、妖怪不思議ワールド≫を見物してきました。

3歳児にも充分楽しめるらしく、とっても有意義な時間を過ごしましたし、盛りだくさんな内容にも充分満足でした。お近くの方は9月15日までのロングランなので、行ってみたら如何でしょうか。

明日も、ブルマンアイス、特上アイスを中心に試飲に励みます。是非お立ち寄りください。

なお13日は墓参りのため17時閉店とさせていただきます。ご迷惑をおかけしますが、何卒宜しくお願い申し上げます。      

豆いち
2008.08.12:mameichi:コメント(2):[文化芸術のココロ]

追悼、赤塚不二夫先生(合掌)、、、

大好きな先生でした。最初に好きになったのは小学一年、「もーれつア太郎」でした。これが面白くて、面白くて、、、その後「おそ松くん」を読み、そして不朽の名作「天才バカボン」となるわけですが、こんなに私を笑わせてくれた人はいません。しいていえば双璧として立川談志師匠となります。

とにかく私にとって、肌に合うといった感じなのです。深夜番組や仮装大賞などでいつも酔っ払っていて意味不明のコメントを言う先生も好きでした。そして周りもそれを黙認していた感じなのも好ましかったと思います。

先日某所で、自分の出身地が米沢ということで上杉鷹山の話になったときです。「鷹山といえば「なせばなる、ナセルはアラブの大統領」だよね。」とある社長が言われました。間違いなく「天才バカボン」からの一節です。鷹山公の「なせばなる」と同じレベルで頭にインプットされているのです。それは赤塚不二夫ですね、といったら「よく知ってるね」と喜んでいました。そのくらいみんなの体に染み込んでいるものなのです。そして降り注ぐほどの愛がありました。

ありがとう、不二夫先生、そして漫画の神様。先生が全盛期のときにリアルタイムに見れてほんとに幸せでした。

合掌。

2008.08.02:mameichi:コメント(2):[文化芸術のココロ]