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本日の絵葉書8月12日 その95 

  • 本日の絵葉書8月12日 その95 
今回残念ながら新型インフルエンザが発生してしまった山形大学工学部は、来年で百周年を迎えます。
開校当時の写真を中心にお届けします。

米沢高等工業学校開校記念  協賛会宴会式場

エビスとサッポロの小旗と大量の人力車が見えます。

私が世話になった東京経済大学というのは元々大蔵高等商業といい、大倉喜八郎という武器商人が、どうすれば俺に勲章をくれるのかと渋沢栄一に尋ねたところ、学校でも創れということで出来た学校なのですが、そのころサッポロビールは大倉の傘下だった筈です。

山木の屋号で有名な鈴木益五郎は明治時代からキリンビールの代理店であったため、元々米沢はキリンの牙城だと思うのですが。。。
学校を建てる時、喜八郎にいくらか無心したのでしょうか。

右側の子供の堂々とした感じもいい感じです。
2009.08.12:mameichi:コメント(0):[米澤絵葉書繁盛記]

初めてのたこ焼きの夜。

  • 初めてのたこ焼きの夜。
7月になると、各町内で夏祭りやお盆過ぎには盆踊りが始まります。
現在ではそういう小さなお祭りでは町内会の夫人部や育成部などが売店を出すことが多いようです。
その昔はどの祭りにもその規模に応じて、何人かの香具師が店を出していました。どんなところにもあったのは綿飴屋で、これは必ず買ってもらうものでした。

歩いて15分ほどの常信庵のお祭りは、小さいながらも結構露店が並んでいました。
そのなかにたこ焼きという暖簾がありました。たこ焼きという言葉自体がはじめてのもので、焼いているものを見るとまるで蛸ではなく、小麦粉で焼いた丸いボール状のものです。不思議なものがあるものだと買ってみました。

なんと、ボールのなかにはてんかすや紅しょうが、青海苔はありましたが、肝心の蛸の切れ端は入っていませんでした。なぜこの丸いのがたこ焼きなのか分かるのは、その後どこかで食べた『蛸の入っている』たこ焼きを食べた時です。

大沼のたこ焼きが始まる、少し前の話だと思います。
2009.08.11:mameichi:コメント(0):[昭和元禄商売絵巻]

米沢で花火大会が2回あるのは、、、

  • 米沢で花火大会が2回あるのは、、、
明治時代の二大政党制の賜物ということが出来ましょう。
地方紙で同一エリアに二社あるのは、明治時代の政友会と憲政党の流れを汲む新聞社といえます。
通常は戦時中の各県一紙の統合後はそのままのところが多いのですが、隣町の福島市にも東北の天皇、故小針暦二が率いた旧自由党機関紙の福島民報(毎日系)と、第十代衆議院議長河野広中創設の福島民友(読売系)が並立しています。

私の住んでいる米沢市にも新聞社は二つあり、タイトルも華々しい『東北花火大会』(7/30)の米澤新聞社と『水上花火大会』(8/7)の米沢日報社です。

新聞社主催の花火大会というのも各地から姿を消しており、ちょっとした事故が起きたりすると撤退を余儀なくされるようです。
十勝毎日新聞社は今でも継続しているのでしょうか。
それから見ると水上花火大会は事故後にかなり盛大になっている印象を受けます。焼け誇るというのでしょうか。

今年の場合、東北花火大会が3000発、水上花火大会が6500発ということでした。
双方とも特徴のある花火を上げており、米沢のような小さな町で二回花火を楽しめるのはありがたきかな、と思いました。

特に子供や中高生のオネエサンは2回浴衣が着れたりして、それだけでもいいじゃあないですか。
私も二つともビール片手にかなり楽しませていただきました。



平成の二大政党制は、、、

そういえば今日11日のYBCラジオ、日本全国ホット通信という帯番組に『愛珈琲』で出させていただきます。一応TBSラジオ全国ネットでカミかみでお届けします。
16時台だったと思います。
2009.08.11:mameichi:コメント(0):[そこいら辺を歩く]

何かの加減で、、、

  • 何かの加減で、、、
この間自転車のパンクのお話しをしたのですが、木曜日に息子と自転車で帰る途中、シューという音と共にまたパンクです。仕方なく近くの友人宅に自転車を預かってもらい、タクシーでご帰還ということになりました。

次の日自転車に詳しい先輩に見てもらったところ、パンクではなく何かの加減で空気が抜けてしまったようだという結論に至りました。
後ろの荷台に乗っかっている息子の足がタイヤにぶつかった途端、シューだったのでそれが何か悪さをして空気が抜けたに違いありません。

自動車はタイヤ4本全取替えということになったので快調ですが、一つ怪しいことがあります。
写真の通り、満タンでもエンプティなのですが、、、、
2009.08.09:mameichi:コメント(0):[家庭の事情は!]

江戸前の磁器。

  • 江戸前の磁器。
豆いちでは主に土物と呼ばれる陶器を取り扱っていますが、先月長崎より有田焼の問屋さんに来ていただいたため、新たに商品を扱うことになりました。

写真は今日届いた通好みの小紋柄の小皿、小付、湯呑、飯椀です。
すごく薄造りになっております。かっこいいです。

江戸前といえば、東京湾でとれる魚のことを指しますが、穴子、小肌、芝海老、メゴチ、ギンポウ、ハゼ、まあ寿司種や天婦羅種になるものが多いようです。
サラリーマンになってから、駒込神明町に馴染みの寿司屋ができました。
勿論カウンターです。
べろべろに酔っ払っても五千円で足りました。
但しネタはすごく小さいんです。おにぎりみたいなの食ってんのは田舎っぺぇだ、などという感じでした。

子供のころ落語が好きだったので、江戸前、イナセなんというものに憧れたものです。
19で東京に出ていく頃にはブルースファンとなっていたので、江戸前とは対極のところにいました。
現在もそのようです。

是非手にとってご覧ください。
2009.08.07:mameichi:コメント(0):[うつわいろいろいろ]