落語を好きになったのは、

小学校は東部小学校、あの頃、まあ今から45年前は一校で1500人は軽くいた。
丁度新校舎になったばかりで、一階の玄関に近いところに割に大きな図書室があった。
ガキの時から本は好きだったので、いろいろな本を読んだ。江戸川乱歩やらなんだろう、推理ものやら、鉄道もすきだっのでそっち関係も。その中に子ども落語全集5巻があった。一冊借りて、これは面白い!となり、すぐ全巻読んでしまった。

その中に『茶の湯』という現実離れした牧歌的な噺があり、その空気感が好きになった。
それから、NHKの寄席中継とかを聴くようになったかどうかは、分からない。

ただ小学校3年か4年に三遊亭円歌師匠の噺を生で聞いたことは、鮮明に覚えている。
米沢は三回目なんです。変わりませんね、駅のアナウンス『よねざわ~、よねざわ~、よねざわ~』って物まねがつかみだった。
そして、爆笑に次ぐ大爆笑。
芸人ってスゲぇ~な!と思った。

笑点も見てはいたが、NHKで演ってたお好み演芸会がかなり渋かった。出る芸人も地味で、なんか安心して見ていられた。

そして、中学に入ると生意気にラジオなんぞを聴くようになり、確かNHK第一で19時25分から20時まで月~金でやってた、演芸広場でかなりいろいろなものを聴かせて貰った。

第一回目は古今亭志ん生、そして初めて『火焔太鼓』を聴いたときの感動は忘れられない。
その番組では落語の他にも、ダイマル・ラケット、蝶々・雄二、いとし・こいしなど大御所の漫才、虎造の浪曲、エノケン、トリローシミキンの歌や芝居。そして柳橋、円生、三木助などの珠玉の落語。本人がなくなった場合はお弟子さんがおもいでを話す。何とも私好みの番組であった。

その後、朝から晩までそれらを聴いていたら、ドンドン学力が低下してしまい、高校に入るのが一年遅れてしまった。

最近、昔のこと書いてるの多いですね、ってある人から云われたんだけど、段々忘れそうなので、じゃんじゃん書く事にしました(・ω・)ノ
2014.01.24:mameichi:[あの頃]

この記事へのコメントはこちら

※このコメントを編集・削除するためのパスワードです。
※半角英数字4文字で入力して下さい。記号は使用できません。