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始めてから、18年になります。

  • 始めてから、18年になります。

そうそう、米沢で活動しているスターダスターズというバンドのことです。

紆余曲折ありながら、メンバーチェンジを繰り返し、パートチェンジを繰り返し何とか続けてきました。

約20名程度のジャズバンドは人生と同じ、出会いと別れの繰り返しです。京都、島根、富山、東京と旅のほうに行く人、地元に帰る人があるかと思えば、近くにいても全く会わない人、はたまた別のバンドに移る人など様々な人間模様が繰り広げられます。事情で辞めてタイミングを見てまた戻ってくる人、戻りにくくなりそのままの人など島倉お千代さんの言う通り「人生いろいろ」なのです。

当初は「来る者は拒まず、去る者は追わず。」なんてかっこういいようなことを言ってましたが、最近は「来る者はある程度選別し、去る者はなるべく知らないふりをしてそのままにしておく。」という状況です。

昨年12月8日にコンサートが終わり、いつもは2月にフレンドリープラザで開催される「東北学生音楽祭」に出たり出なかったりでゆっくりと始動するのですが、今年はその他に「ビッグバンドフェスティバル」というのが旧県民会館(現在は山銀ホールというらしい)にて開催、2月11日に出場することになりました。

もう10年以上山形・庄内方面の楽団との交流もなかったので、久々にいろんなバンドの音を聞いてきたいと思っています。

18年前は米沢、否置賜にはビッグバンドがありませんでした。もしあったとしても私自身多分そこに入ってはいなかったと思います。なぜかと言えば「楽譜を読めなかった。」から、、、。今もほぼ読めません(;一_一)

そして現在置賜には主に映画「スイングガールズ」のおかげで長井の「mojo」、米沢の「米沢女子短期大学ジャズ研究会」、そして催し時の臨時編成だが高畠の「おれまかジャズオーケストラ」、でウチを入れて4バンドが活動しています。

演奏する機会があればここにupしますので、プロの音もいいですが是非地元のサウンドも御贔屓にお願い申し上げます。

 

 

 

 

2014.01.10:mameichi:コメント(0):[芸能音楽の50]

サックスはマーチンで!

  • サックスはマーチンで!
今日あるお客様がアルトサックスを新調した話しを伺いました。YAMAHAのカスタム須川展也モデルで、本人の選定品だそうです。
また別の友人のカミさんが、アルトサックスを購入した話しを聞きました。
やっぱりアベノミックスで景気がよくなってるのでしょうか?

私が初めてテナーサックスを買ったのは、神保町の質屋で確か8万円だったと思います。
その後セルマー80の出たばかりのやつを、大久保の石森管楽器でローンで購入、まだ大学のころでした。
その後渋谷にあったユニオン楽器で現在使っているマーチンとセルマー80を交換したのでした。

ユニオン楽器の店主関根さんがいうには、これは戦後すぐに銀座の十字屋に売っていて、そのころのトッププロ厚母雄二郎が購入して吹いていたものであること、その後厚母が渡米することになりある人に処分したものが手に入ったということでした。
シリアルナンバーと製造年が符合するので、関根さんの話も満更嘘ではないのかもしれません。
ただ、厚母さんがこの楽器を吹いている写真はまだ発見できていませんが。

その来歴はどうあれ、吹きやすい楽器なのと、彫刻などがなかなか洒落ていて取り替えたのでした.
それからはや28年ぐらいが経ってしまいました。テナーを交換してから少しして、今度はマーチンのバリトンサックスを購入しました。
そのバリトンは今私と一緒のバンドをやっている後輩に買ってもらいましたが。
そしてこの度、縁あってバンドの別の後輩がマーチンのテナーサックスを手にいれました。

マーチンを使っている人を見たことは、うちのバンド以外では見たことがありません。
マーチンを使った著名ミュージシャンはラッパがマイルス・デイビス、トロンボーンがアービー・グリーン、サックスはアート・ペッパーと小数ですが名人がおります。
ただテナーサックスは残念ながら分かりません。実際吹いていても、扱いの難しい楽器ですし調整もむずかしいため、現場ではそれほど使われなかったのかもしれません。
多分大した楽器じゃないのでしょうが、気に入ったものは仕方がないとこのまま吹いていこうと思ってます。
ただ音色は独特でなかなか味わい深いものがあります。
同一バンドでマーチンが3本もあるのは、スターダスターズだけじゃないでしょうか⁈

写真は後ろの古いのが私のやつ、前のが後輩の最近購入したマーチン。
2013.04.29:mameichi:コメント(0):[芸能音楽の50]

アド-リブはどうやって取るのか?

  • アド-リブはどうやって取るのか?
19歳の時に最初のテナーサックスを買って早や30年、なかなか上達しませんが、私はアドリブを吹くのが大好きです。
コード進行に従って自分の好きなように自由に自分の唄を歌うことが出来る、こんな素晴らしい行為はやらないほうがどうかしています。
ただしそれは上手に唄を歌える(=楽器が吹ける)ひとに限ってということになります。

どうすればアドリブが吹けるようになるのですか?なんて聞かれたこともあります。
多分ブラスバンド出身の方からすれば、不思議でしょうがないみたいなのです。そんなに吹けてるわけでもないのですが。

私が習った取って置きの方法をご紹介しましょう。

20歳のころだったでしょうか、今クールスなどで吹いている佐藤尚之氏、通称なおちゃんから、トムさんという先生にサックス習いに行こうと誘われたのです。
トムさんは現在はリード(サックスなどにつける、葦で出来た音を出す道具)を販売していますが、そのころは武蔵野音楽院で英語を教えていました。
彼はデイブ・リーブマンとジョー・ヘンダーソンにレッスンをつけてもらったということで、その通りの方法で教えるということで1年ぐらいは通ったと思います。

その時教えてもらったのは、自分の気にいったプレーヤーのアドリブを全部譜面に書き、それを吹けるように練習して、その演奏と一緒に吹くというものでした。
で、全部吹けるようになったらその譜面は一切忘れること、次の曲にトライしなさい、ということでした。
憶えたフレーズを無理に使って自分のアドリブで使うこともしないようにということでした。
1年たつとその練習したフレーズの端々が自分のアドリブに自然に出てくる、血や肉となって体中を躍動するまで待てばいいという教えだったように思います。

久しぶりにそれを実践してみたのですが、これは耳の悪い私にとっては、この作業は難行苦行です。曲はガーシュインのI was doing all right 吹いているのはデクスター・ゴードン。
取りあえず、今日ほぼ譜面が出来たので、ゆっくりデクスターが自分の心に乗り移ってくれるように練習したいと思います。まあ1か月ぐらいで何とか形にしたいと思います。
本人の演奏と一緒に吹く作業をしていると、なんでここで休符が入るのか、ここは指が滑って間違ったんだとか、いろいろなことが分かり、その人が吹いていたころの空気感なんかも追体験することも可能といえば可能です。

アドリブを取るのはそれなりに手間のかかる作業です。
でも書き譜(最初から楽譜に書かれているアドリブ風のフレーズ)吹いてるだけじゃあ、つまらないじゃないですか。
みんなでアドリブやりませんか!?




2013.04.23:mameichi:コメント(4):[芸能音楽の50]

力道山を刺した男

  • 力道山を刺した男
「日本プロレス界の父」と呼ばれたプロレスラー、力道山をナイフで刺した指定暴力団住吉会系の村田勝志幹部(74)が4月上旬、都内で死亡していたことが13日までに警視庁関係者などへの取材で分かった。病死とみられる。最近は糖尿病を患っていたという。村田幹部は1963年12月8日夜、東京・赤坂の近くのナイトクラブ「ニューラテンクォーター」で力道山と口論になり、持っていた登山ナイフで腹を刺した。力道山は翌9日に病院で手術を受けるなどしたが、この傷が遠因となり、同15日に死亡した。

この記事を読んだときに、そういえば友人から借りていた文庫本のことを思い出した。
それは元ニューラテンクォーター社長、山本信太郎という方が書いた「東京アンダーナイト」という本である。

私はなぜかこの本を読んだと勘違いしていたのだ。その勘違いはニューラテンクォーターで働いていた諸岡寛治氏が書いた「赤坂ナイトクラブの光と影」と同じ本だと勝手に思い込んでしまったことだ。

ニューラテンクォーターは、ナット・キング・コール、ルイ・アームストロング、サミー・デイビスJr.、パティ・ペイジ、プラターズなど錚々たる面々がショウを展開した場所なのだ。
そこで力道山が刺された。
そして、刺した男との割と最近の会話が「東京アンダー・ナイト」に収録されている。

実は私はこのレコードジャケットのニューラテンクォーターの前に行ってみたことがある。もの好きといえばその通りなのだが、力道山が亡くなったところと勝手に思い込んでいた。特にここで亡くなったわけではなく、その傷が遠因なのだが。
丁度平成元年が閉店となっているので、ちょうどそのころだと思う。
鉄柵がしてあったが、ショウの写真などはまだ飾ってあったような気がする。
その上には焼けただれ廃墟となったホテルニュージャパンがそびえていた。
ちょうど東京がバブルに浮かれている最中のこと、六本木なんかがが変わっていくときだった。



2013.04.18:mameichi:コメント(0):[芸能音楽の50]

トニー・ベネットを知ってますか?

  • トニー・ベネットを知ってますか?
多分何かの弾みにyou-tubeでレディ・ガガとのデュエットを見たのがこのアルバムを知るきっかけでした。
私は最近の人の曲は聴かないので、レディ・ガガを何かお騒がせな人ぐらいにしか思っていませんでした。
でも一声聞いてびっくり!凄くスイングする上手な歌手だったのです。

トニー・ベネットは1989年の五反田ゆーぽーと簡易保険ホールというところで生を見ました。現在も続く富士通コンコードジャズフェスティバルで呼んだもので、その時は長年の相棒ラルフ・シャロン(p)トリオをバックに楽に歌っていたものです。
そのときは3つのセットがあり、フランク・ウェス&ハリー・スィーツ・エディソン率いるカウント・ベイシーOB楽団も一緒だったので、2曲ほどフルバンドをバックに歌った。それはそれはアメリカのショウビズの一端を垣間見せてもらいました。

そして今回久しびりに購入したCD、デュエットⅡはレディ・ガガに始まり、ウィリー・ネルソン、ナタリー・コール、マライア・キャリー、アレサ・フランクリンなどそうそうたる顔ぶれ19名との夢の競演、しかも基本的に楽団との同時録音。
なんと贅沢なことか。
いま店で一日何回かかけてますので、好きな歌手がいらっしゃればリクエストしてください。
下記に歌手の一覧を追記します。

01. ザ・レディ・イズ・ア・トランプ(with レディー・ガガ)
THE LADY IS A TRAMP duet with LADY GAGA
02. ワン・フォー・マイ・ベイビー(with ジョン・メイヤー)
ONE FOR MY BABY duet with JOHN MAYER
03. ボディ・アンド・ソウル(with エイミー・ワインハウス)
BODY AND SOUL duet with AMY WINEHOUSE
04. ドント・ゲット・アラウンド・マッチ・エニーモア(with マイケル・ブーブレ)
DON'T GET AROUND MUCH ANYMORE duet with MICHAEL BUBLE
05. ブルー・ヴェルヴェット(with k.d.ラング)
BLUE VELVET duet with k.d. LANG
06. ハウ・ドゥー・ユー・キープ・ザ・ミュージック・プレイング(with アレサ・フランクリン)
HOW DO YOU KEEP THE MUSIC PLAYING duet with ARETHA FRANKLIN
07. ザ・ガール・アイ・ラヴ(with シェリル・クロウ)
THE GIRL I LOVE duet with SHERYL CROW
08. オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート(with ウィリー・ネルソン)
ON THE SUNNY SIDE OF THE STREET duet with WILLIE NELSON
09. フー・キャン・アイ・ターン・トゥ(with クイーン・ラティファ)
WHO CAN I TURN TO duet with QUEEN LATIFAH
10. スピーク・ロウ(with ノラ・ジョーンズ)
SPEAK LOW duet with NORAH JONES
11. ディス・イズ・オール・アイ・アスク(with ジョシュ・グローバン)
THIS IS ALL I ASK duet with JOSH GROBAN
12. ウォッチ・ホワット・ハプンズ(with ナタリー・コール)
WATCH WHAT HAPPENS duet with NATALIE COLE
13. ストレンジャー・イン・パラダイス(with アンドレア・ボチェッリ)
STRANGER IN PARADISE duet with ANDREA BOCELLI
14. ザ・ウェイ・ユー・ルック・トゥナイト(with フェイス・ヒル)
THE WAY YOU LOOK TONIGHT duet with FAITH HILL
15. イエスタディ・アイ・ハード・ザ・レイン(with アレハンドロ・サンス)
YESTERDAY I HEARD THE RAIN duet with ALEJANDRO SANZ
16. イット・ハッド・トゥ・ビー・ユー(with キャリー・アンダーウッド)
IT HAD TO BE YOU duet with CARRIE UNDERWOOD
17. ホエン・ドゥ・ザ・ベルズ・リング・フォー・ミー(with マライア・キャリー)
WHEN DO THE BELLS RING FOR ME duet with MARIAH CAREY
18. 星に願いを(with ジャッキー・エヴァンコ)*
WHEN YOU WISH UPON A STAR duet with JACKIE EVANCHO
19. 霧のサンフランシスコ(with ジュディ・ガーランド)*
I LEFT MY HEART IN SAN FRANCISCO duet with JUDY GARLAND


2013.03.04:mameichi:コメント(0):[芸能音楽の50]