珈琲豆屋です！

大正十一年十月廿九日　米澤市五大祝典余興仮装行列
大正堂書店発行

舌切り雀の景です。
雀のマスクの出来がよく、夜夢に出てくるとうなされそうです。
一番右で子供をおぶっている夫人がかなりいい味出しています。
三味線を弾いているスズメも決まってます。

大正十一年十月廿九日　米澤市五大祝典余興仮装行列
大正堂書店発行

なぜか仮装行列に出演している人たちが、皆白塗りなのですね。
だからみんな田舎の千両役者みたいに見えるわけです。

上杉の槍隊が控えています。
後ろは間違いなく学校でしょうねぇ。

大正十一年十月廿九日　米澤市五大祝典余興仮装行列
大正堂書店発行

おびただしい数の馬の数だ。明治時代の写真から見ると人間も馬もかなり西洋化している。
順応性の速さはころ頃には遠く及ばない。江戸時代からまだ50年ちょっとしかたっていない頃だから。

大正十一年十月廿九日　米澤市五大祝典余興仮装行列
大正堂書店発行

改めてこの場所はどこであろうか。
何となくイメージとしては現在の上杉城跡苑の駐車場あたりかなあと思っているのだが、後ろの林を見ると余り大火で焼けた印象がなさすぎる。
ただ林が切れる感じは、御堀で切れているような印象もあるのだが。

後ろに写っている建物は多分学校だと思うので、この時点でその場所に2中はまだ立っていないので学校はない。
林があって学校があるといえば、西部小と御廟だが、、、

あの場所でパレードの準備をするだろうか。
いかがなものだろう。

大正十一年十月廿九日　米澤市五大祝典余興仮装行列
大正堂書店発行

一人ひとりの変装もなかなか凝っていますが、大八車のお重ね餅には負けますね。