電柱のステ看は違法行為

  • 電柱のステ看は違法行為
よく電柱に巻き付けられた捨て看板や、チラシを見かけると思いますが、こうした行為は、紛れもなく軽犯罪法違反であり、道路交通法や自治体が定める屋外広告物条例などに違反するほか、自治体によっては景観条例、迷惑防止条例などにも抵触し、処罰の対象となります。

また、捨て看板を設置する行為だけでなく、広告として書かれた内容自体も宅地建物取引業法に違反することがあり、「不動産の表示に関する公正競争規約」からは大きく逸脱し、必要な表示項目が満たされていることはありません。

また、捨て看板は、いつまでも放置されることも多く、街全体の美観を損ねたり近隣住民に迷惑をかけたりするなど、マナー面でも大きな問題があります。

どうして、違反だらけの捨て看板が減らないのでしょう。

それは、効率のよい集客手段だからで、安いコストで、より多くの問い合わせを得るために、不動産業者は、なりふり構わずにステ看を張るのです。

建売や中古のオープンハウスの誘導看板には、大体社名は伏せておりますが、中には、ありもしないおとりの格安物件を表示して、集客の手段として使われるケースも多く、その場合は、携帯の番号が書かれています。

駅近、リフォーム済、格安中古980万なんていうステ看を見て、電話をすると決まってしまったので、他にいい物件がありますのでというパターンがほとんどです。

そもそも、売約済の物件を広告していること自体が、おとり広告という通達が、不動産公正取引協議会から、通達されているということも頭に入れておいていただきたいと思います。

いずれにしても、こうした違法行為をしている業者の物件は、物件の中身はもちろん取引する際にも、十分な注意が必要となりますので、控えた方が賢明とも言えます。

室内の空気測定は重要

新築やリフォームした住宅に入居して、目がチカチカする、喉が痛い、めまいや吐き気、頭痛がするなどの「シックハウス症候群」。年々相談件数は減少しているものの相変わらずシックハウスに悩まされているユーザーが多いのも現実です。


その原因はといえば、内装建材や家具、日用品などから発散するホルムアルデヒドや塗料などに含まれるトルエンやキシレンといった揮発性の有機化合物と考えられています。

また、最近では消臭剤や芳香剤・柔軟剤や、カビや細菌などから発生する微生物由来の有機化合物によって、発症するケースも少なくありません。

「シックハウス症候群」が引き金となり、化学物質過敏症を発症してしまうケースも多く、現在国内には、予備群も含めると1000万人もの患者がいるとも言われています。

シックハウス対策として、平成15年の基準法改正により、換気設備が義務化となり、内装建材の使用制限が規定されましたが、規定されているのは接着剤や防腐剤などに含まれているホルムアルデヒドの基準だけで、測定義務もなく、塗料やワックスなどに含まれている化学物質については、あまり考慮されておりません。

また、無垢材や塗り壁を使用していれば、さも健康住宅というような風潮もございますが、無垢材からもアセドアルデヒドという天然の揮発性有機化合物が含まれ、漆喰や珪藻土の多くにも、のりや繋ぎ剤などに化学物質が使用されているのです。

ソーラーサーキットの家では、小さなお子さんのいるご家庭でも、安心して暮らしていただける様、18年前から、ホルムアルデヒドに加え、VOC5物質の室内濃度を測定し、厚労省の指針値以下でのお引渡しを保証しております。

空気の中身は目に見えません。間違いのない材料を使用し、しっかり換気が機能しているかを判断するためにも、室内の空気測定は重要となります。


病は住まいから

  • 病は住まいから
資料を整理していたら、7年ほどまえに、京都で開催された「医療と住まい」という講演会の資料を見つけましたので、改めて紹介させていただきます。

講師は、HPの動画にも登場する、綾部ルネス病院副院長の深谷賢司先生で脳外科のスペシャリストでもあります。

深谷先生は、13年前にソーラーサーキット工法で家を建てられたSCオーナーでもあります。

少し長くなりますが、講演の一部を紹介させていただきます。


 『家では実はよく人が死ぬ。近年の統計をみると、交通事故による死亡者は5千人弱と年々少なくなる一方、家庭内事故による死亡者は1万2千人と2倍以上多い。 

 内訳をみると、その78%が65歳以上の高齢者。食べ物によるものを含む窒息死が3768人、溺死・溺水死3632人、転倒死・転落死2260人、火災1319人。全体の3割を占めて2番目に多い溺死・溺水死は、温度差による急激な血圧変動が原因だ。

 冬の外気が氷点下1℃とすると脱衣所は5℃程度。そこから40℃近くの熱湯に入ると、温度差によって血圧が急激に上がり、血管が破裂して脳内出血を起こし、意識を失って溺れてしまう。病院に運ばれて死亡する人をあわせると、入浴による急死者は年間1万4千人以上にのぼる。

 浴室だけでなく、トイレ・洗面所・脱衣所など寒い場所でも、暖房が効いた居室との温度差によって脳血管障害が起こり、死に至る危険がある。

 こうした脳血管障害で死亡者は、季節では冬が多く、地域では気温の低い場所ほど死亡率が高い。ただし北海道内では気温の低い地域ほど死亡率が低下する。これは住宅の断熱性能が高いためといわれている。建物内部の温度バリアフリーを確保することで、脳血管障害による死亡率を下げることができる。

 私は仕事柄、急な転勤が多く、大学卒業から現在の家を新築するまで、北陸地方を中心に転々と住まいが替わり、各地の住居であらゆる苦い経験を味わってきた。

 北陸地方の生活はとくに冬がつらく、マイナス5℃以下になることが珍しくない。冷え込みの厳しい朝は暖房が効くまで布団から出られず、暖房機の前でしばらく温まり、身震いしながら台所に立つ。断熱性の低い家では、水道をひねっても水が凍って出ないこともあった。

 それが高断熱高気密と計画換気の現在の家は、ファン付きラジエーター2台のみで全館暖房している。脱衣所、浴室、リビングともに温度が一定。暖房する範囲は広がったが、暖房費は最大2万円ほど。以前の住まいと同じ程度で済んでいる。

 冬は朝布団から出たくないということが一切なくなった。お風呂のときも着替えが楽。パジャマも薄手で足は裸足で十分。セーターも靴下もいらない。電気カーペットやコタツなどの暖房器具も一切要らない。

 そして最大の変化は病気が少なくなったこと。子どもや妻が風邪をひかず、引いても家族内に広まらない。私の妻は平熱が35℃台で、それまでよく風邪を引き寝込んでいた。体温が1℃下がると免疫力が30%低下するというが、妻は平熱が温かくなったことで免疫力が確実に上がっている。実際、妻の体が元気になったことで、現在の家に引っ越してから6年の間に3人の子どもに恵まれた。「病は住まいから」だといまは感じる。

 そして何より、住まいが快適になったことで、家族に笑顔が増えたのが一番の喜びだ。「笑う門には福来る」というが、何気ない生活のなかにニコっと笑えるものがあるとすべてがうまく循環する。住まいは、住む人の価値観を変える力を持っている。』


窓の結露にプチプチシートは逆効果?

  • 窓の結露にプチプチシートは逆効果?
この時期、悩まされることの多い窓の結露を防止するために、プチプチシートを貼っている方をよく見かけます。

しかし、このシートによって、窓の結露は減少するかもしれませんが、逆効果になる場合も多く注意が必要です。

どういうことかと言うと、結露は温度が低く、露点温度以下になった箇所で、発生しますが、一部の窓のみシートを貼っても、室内で発生する暖房や人体・室内干しや加湿などで、発生する水蒸気の量が変わらずに、換気も従前どうりの暮らし方であれば、他の部屋の温度の低い窓で結露が発生したり、場合によっては今まで結露がなかった押入れや北側に面した壁などで発生する場合が多々生じてきます。

また、知らず知らずの内に、目に見えない床下や壁の中・小屋裏での内部結露を助長し、床が腐れてきたり、構造躯体に悪影響を及ぼしてしまうのです。

変な言い方ですが、窓の結露は、掃除も大変でカビやダニなどの問題もあり、非常に厄介ではありますが、ある意味、結露よせ的な側面もあるのです。

水蒸気の粒子は、10万分の2ミリと目には見えませんが、温度の低い所低い所に向かって移動します。


既存住宅で、結露を防止するには、家全体の断熱や換気・暖房の考え方や生活スタイル全般の改善が、必要となるということをご理解いただきたいと思います。


また、冬が過ぎても日射対策にそのまま使用しているお宅もあるようですが、ポリエチレンシートは、紫外線に弱く、日射による紫外線劣化した成分が揮発し、室内空気が汚染され、健康にも悪影響を及ぼしますので、特に南面の窓のシートの貼りっぱなしにもご注意ください。

睡眠負債を返済しましょう。

  • 睡眠負債を返済しましょう。
昨年の6月にNHKスペシャルで『睡眠負債が危ない』が放送されたことで、この「睡眠負債」という言葉が、流行語大賞にノミネートされるほど一気に広まりました。

番組では、6時間睡眠が2週間続くと、2晩連続で徹夜したのと同じような脳の状態になることを確かめた実験結果などが紹介され、睡眠負債が溜まったままだと、認知症をはじめ、心疾患や脳疾患・がんなど命にかかわるような病気のリスクが高まるので、眠りのリズムを整えることが大切だと紹介されておりました。

睡眠不足は1日たっぷり睡眠すれば、解消するのですが、日々蓄積する「睡眠負債」は、休みの日に寝だめをしても、効果はなく、逆効果になるそうです。

番組サイトでは、チェックリストや睡眠負債の解消法なども、紹介されておりますので、一度覗いてみて下さい。