バードは、宮町に入っていく。この宮町の通りに自分の現在の実家がある。昭和42年8月末に羽越を襲った大水害。宮町はくぼんでいる通りで低いため、小松の町中でも一番甚大な被害を受けた。
当時小学5年、この時は隣の殿原というところに住んでいたが、本当に恐怖であった。この宮町から殿原そしてあら町、坂ノ上を通りその坂ノ上の西永十に宿泊している。因みに、坂の上は水が上がっていないのである。ゆるいが高くなっている。
丸太写真館さんがこの水害のときの町の様子を写真に収めている。そこと同じ現在の写真。水害前まではほんとに茅葺屋根が多かったんだと感じる。バードが通過したころはまだ民家は少ないが、こんな萱屋根が連なるとおりだったと思いをはせる。この水害を境に高度成長ともあわせ萱屋根民家は一斉に姿を消した。右の茅葺民家は当時と同じのようだ。
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