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大晦日

今日は休みだけど
昨日の料理の発送に
店へ出ました。

仙台の人と
盛岡の人と
水戸の人は横浜へと
3軒分です。

結局手際よくいかず
宅配便ギリギリ。
毎年そんなふうで1年が終るが、
元嫁に追い出されてから
私には正月もなんにも
なくなり、
明日の元旦も
普通に営業してます。

まあ、どっちにしろ
誰も来ないんだろうけど。
1人でアパートにいるよりは
いいだろうってなこと。

今年最後のジャイの日

全部で8人集まり
他のメンバーは正月過ぎてから
来るとのこと。
まずはメーンの羊(ラム)料理。
これはカブリチャナ(ひよこ豆)を
ゆで、すりつぶしておき、
後で一緒にする。

昼過ぎから1人で料理を
つくるのも、もう、山形のJAYの日も
8年続いている。
1人でつくると全て
自分の責任で
楽しみも私だけのもの。
今回の料理も
豪華に決まった。

後は食べてくれる人の反応や
いかんということ。

私は里芋の料理や
かぼちゃの料理。
それと
ほうれん草の料理が
お気に入りだったがどうだろう。

来年の1月には
恒例
今年のリクエスト大会
今回はどのようなのが
えらばれるのかな。

サモーサ、シンガラ

サモーサという北インド代表的な
スナックがあります。

日本では中身にキーマ(挽き肉)を入れた
サモーサが、作り方の本の中にもあり、
一般的なようですが、
インドではアールー(ポテト)とマタル(グリーンピース)、
稀にピヤーズも入っていたりします。

アールーを茹で、マッシュして、ギィー又は油で
ホールのマサーラーと共に炒め、パウダーの
マサーラー、マタルも入れ、炒めたものを
ドウをのばし包みます。

包み方にいろいろ種類があり、普通は
ねているのが多いが、ベンガルでは三角錐、
テトラポットの形になっており、
その形から、シンガラ(麦の実)と
よばれています。

私が作っているのは
シンガラの形です。

大奮闘

昨日から
今日にかけて
雪は降り続け
私はランチが終ると
ラム肉もも2本買いに
自転車で30分近く
かかる所まで
お買物。

帰りは途中で
もう1軒寄り、
丸鶏3羽
もうすっかり
冬の日は
暗く、
道路の端の方を
自転車で走る。
アパートへは
帰れず、
30分程休み、
発送する料理を作る。

◎キーマは、
ピャーズのスライス
炒めていき
アドラク
ラハサン
キーマを入れ
炒め
タマータルを加え
パウダーのマサーラーを
入れ更に炒め
冷し、
プロセッサーでペーストにし
出来上がり。

◎ナーリヤルムルグは
手羽元の骨付きとり、
テール(油)の中に
マサーラーを入れ炒め
ピャーズを炒めていく。
手羽元を入れ、ホールのマサーラーを
軽くつぶし
加え、
ナーリヤルドウド(ココナッツミルク)
(さらしの布を袋に縫い
その中にパウダーのナーリヤルを
入れ、熱湯の中に浸し、
冷めてきたら、絞って
ナーリヤルドウドをつくる)
も加え煮ていく。
仕上がりにニーンブ汁を
入れる。これでナーリヤルの
油分が気にならなくなるのです。

◎シャヒムルグ
シャヒとは王様、皇帝と
いう意味をもつ。
ムガライ宮廷料理です。
すりおろしたピャーズとダヒー
アドラク、ラハサン、マサーラーを加え、
ピュレ状のものを作り、
その中に骨付き鶏をつけこむ。
1晩つけこみ、これは今日作った
バターを鍋の中にとかし、
漬けこんであるムルグとピュレも煮る。
バーダム(アーモンドスライス)を大量に加え、
生のマライ(生クリーム)も入れ、
蓋をして煮ていき、仕上げに
ケーサル(サフラン)エッセンスを入れて
出来上がり。
マサーラーも作り、
全部で19品(2軒分)
発送してきたら
ドット疲れたが
Vegetarian Kariも
4品出したので
すぐ作らなきゃ。

立石様よりご注文

立石さんとこから注文が
ありました。

立石さんとは、武美の時の
同級生の立石大河亜=
タイガー立石の奥様です。
奥様も造形家です。
立石氏はものすごい作家で
ミラノハイウエー逆一点透視図や
彼が喪ってから、大井町のO美術館で
3ヶ月間展覧会をやりました。
今年は厚い本も出版されました。

ともかく、
凄い才能の人でした。
辛口の私の元嫁も立石氏が吉祥寺の
店に来た時、まじまじと天才の顔を
みたなんていってました。

イタリアから帰ってから
奥様は私の料理教室に
通ってくれたこともありました。

今回の注文は
Vegetarian 2
キーマフラッシュビーンズ 2
シャミカバーブカリー 2
ナーリヤルムルグ 2
シャヒムルグ 2
です。

知人にも7ケのカリーを
頼まれました。
材料を雪の中
かけずりまわって
集め、作らなければなりません。

客が来ないけど、
そういう注文があるので
うれしいかぎりです。