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ジャイナ教の話

前に書いた「カーストの民」という
本は
デュポアという人が
仏語1807手稿し
仏語1818改訂手稿
仏語1821改訂手稿

又、彼はマドラスの英国東インド
会社に最初の仏語手稿を売却し
その手稿から英訳写本が
作成されたという。

煩雑になるのでこの辺にして。
この本に、
即ち
デュポアによれば
ヒンドゥー教と仏語を
述べ、二台教義とし
その他に、第三の教義としての
ジャイナ教にしており、

162頁2行目(原本のまま)

”この宗教は
全く別個に存在し
ブラーフマニズムも仏教も
またそれらの信者も憎んでいる。

ジャイナ教は三神機能も仏教も
教の忌むべきつくりもので
インドの素朴な真の宗教を
歪曲したものにすぎず、ジャイナ教だけに
純粋性が強く残っていると考えられている。

彼らは、自分たちだけが
昔のバラモンや苦行者の
本当の子孫で、その教義や
慣習を全面的な墜落から
守り、バラモンや仏教徒の
ひどい変質からも守っている
のだと信じている。”

かなり長い引用になったが
少しはジャイナ教のことが
わかってもらえたでしょうか。

それとも益々
混乱して
しまったでしょうか。

ジャイナ教の食事

ジャイナ教では
いわゆる菜食といわれて
よくわからない人
(インド料理に精通しない人)は
普通のカリーから
肉類を除いたものと
考えがちだが
それとは
全然別もので
肉類、魚類、玉子類、
それに野菜でも、玉葱、にんにくを
使わなくても
美味しい料理が出来ると
いうことを知らなすぎる。

昨年も
ジャイの日に
グジャラートの菜食を
作ったが
評判はよかったので
作ってるこっちとしても
手間がかかってるのを
わかってもらえて
ありがとうという
気持ちでいっぱいだった。

ジャイナ教の食事

大体インドでは
まずリビングで酒を飲み
話をし、2時間位
それから食事が出るという
スタイルだった。

特にインドウさんのお家の場合
だから、酒の飲み方が
わからない男性は
そこで酔ってしまい
ごはんを食べなかった人も
いました。情けない奴。

ジャイナ教の食事

そのインドウさんの家庭を訪問し
いつもごはんをご馳走になったが
インドウさんの家には
女性のコックさんがいたので
インドウさんがメニューを
たて
そのコックさん(チロンジー)が作っていたのを
ご馳走になりました。
パニールを作った料理や
パーラックを使った
料理、そしてプーリーは
いつもほうれん草を練り混んだ
ものでした。

パーラック=ほうれん草や
小松菜の葉の料理だったが
その時は芥子菜だった。
パニール=牛乳をレモンで凝固させたもの。

ライスはマタル(グリーンピース)の
炊き込みごはんでした。

ジャイナ教2

ジャイナ教の教義などには
私も詳しくは知らないが
オールドデリーにある
ジャイナ教のテンプルに入り
お祈りした経験はあります。

そのとき、インドへ連れて行った
国立のカリー屋の主人が
インド滞在中に
親代わりに育ててくれた
叔母が亡くなり
そのお祈りを
ジャイナ教のお寺でさせてくれと
申し出、友人のジャイナ教の
インドウジャイン、MMジャイン
ご夫婦に相談し快諾してもらいました。

そのためのお祈りを
私まで一緒に誘われ
テンプルの中の
祭壇のまわりを
囲んでいる
丁度、バーの足置き場の
ようなところに頭を置き
五体投地ではなく
そのまま手をおき座り込んで
一時間ほど
私も付き合い祈ってた。

その時、私が
書いた詩もあり、
私自身の心の流れを書いたもので、
それは非公開です。