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ジャイの日のカルナータカ

秋も深くなり
今月のジャイの日まで
6日
今回はカルナータカ料理
ずうと続いていた
南インドもぐる~と一廻り。

魚は揚げもの。
野菜は冬瓜。夕顔、等々。
まだまだ検討しています。

はっきり決まるのは
後2日かかるかも。

カリーはごはんにかけてお召し上がりください

やっぱり客の話だと
カリーはごはんにかけてと
必ず言うが、カリーはカリー
ごはんはごはんと食べる人の
何と多いことか。

カリーの入っている小さな器の中に
スプーンでごはんをもっていって
食べる人もいるし、
いつから
そんなごはんにかけず
まあスプカリーの影響は
そんな多くないだろうに。

もうちょっとカリーの話

カリーの話、少しわかってもらえたでしょうか。

私の言ってることが
もう少し言えば
南インドではおかずという意味カリー。

北インドでは中々カリーという言葉は
北インドのカシミールまではまだまだ
到達しておらず、カシミールにカリーと
いう料理は20数年前までなかったのです。

上野のデリーのカシミールカリーというものは、
上野のデリーがつくったものなのです。

カリーに匹敵するようなものとしては
サーランという今の北インドの
カリーと同じようなものがあり、
イギリス軍がデリーに来た時、
カリーを広め、我々のムルグサーランを
ムルグ・カリーといい、ジンガサーランを
ジンガカリーといって若者が喜んでサーランを捨て
カリーといっている何となげかわしいことかと
大人達はなげいていたそうです。

インド料理よりカレー

カリーは南インドのおかずという意に
するのが正しいと思われます。

又、KADHIというヨーグルトを使った
KADHIに由来しているのではないか
という説もあります。

日本人はこれだけカレー大好き人間が
多いならアクションをとって欲しいと
思います。

私はカリーというだけではなく
インド料理が大好きなのです。

ですから、私の料理教室でもカリーだけでなく
様々なインド料理を教えているのです。

20数年前、この初級インド料理講座を本に
という話もあったが
その時、カレーに対する思い入れが
希薄だと言われました。

その時の前書きにインド料理は
カリーだけではなく様々な
おいしい料理があるので
トライしてみましょうと書いたのだが・・・

20数年たった今でも
カレーの本なら売れるけど
インド料理の本は売れない
とのことです・・・

カリーの由来、ヘンチキ論2

昨日に引き続き
2.南インドのタミール語と
ありましたが、これはタミル語が
正しく、のばしません。

タミルナードゥやアーンドラブラディッシュ
などの南インドでは
カリーとは、おかずという意味が
あると、前に東北大のタミル語の山下先生に
教えられたことがあります。又、テルグの権威
茨城大の山田先生にもカリーというのは
おかずだという説を聞いたことがあります。

3.の釈迦説だが、
佛教をちょっとでも勉強したなら
この説がすぐおかしいと気付く筈です。

それとも佛教の新しい発見、解釈として今までの
佛教の話を根底からひっくり返すような話です。

まず、シッタルーダ(後の釈尊)は
山で悟りを開いたということはなく、
苦行してた山から降りてきて村娘のスジャータから
供養された乳粥を食べ、精気をとりもどし
菩提樹の下へ坐り、悟りを開いたのです。

下山した地がカリーという名前というのも
知られていないし、
元々南インドのカリーを何で
釈尊と結びつける必要があったのだろうか。

民衆が叫んだおいしいという意味の
「クーリー、クーリー」も一体何語で話したのでしょうか。
釈尊の時代はマダガ国で
活躍していましたが、その言語が今も残っているのか
難しいとこです。

一体誰が釈尊をもってきたのでしょうか。

山崎さんの責任は重いです。

何に、何という文献によるものか
明らかにしてほしいです。