HOME > 記事一覧

ジャイの12月

  • ジャイの12月
12月30日のジャイの日は、

毎年恒例の「ムガライ宮廷料理」を召し上がれ。

要予約 4,000円(税込)。20:30~。

毎年(12月のジャイの日で)人気の

「丸鶏ごはんパニール詰め大1羽」

4,200円(税込)

単品予約も受付中。


由利三
2011.12.17:[今月のジャイ]

南インドのパン

米をたくさん食べる南インドで
パンというと
軽食的な

1.ワダ・ワダイ

形はドーナツ状のもので
豆を粉にして作ったもの。
油で揚げたもの。

2.イドリー

米を一晩つけおき、朝に
それをすりつぶし、蒸し器で
蒸したパン。
スージーで作るものもある。

3.ドーサー

豆の粉を円形にのばし
中に入れるもので様々な名前がつく。
ゆでたポテトとスライス玉葱を
炒めたものが入った
マサーラードーサーは有名。

4.ウッタパ

薄いお好み焼き状のもの。
青唐辛子、玉葱、コリアンダーの葉が
きざみこんであり、焼いたもの。

これらはスナックなので
ローティとは呼ばれてはいない。
しかしインドの食パン。
これはダブルローティと
いわれています。

まだまだまだローティ

インドではこれをはさんで焼く
鯛焼きの焼き器みたいなものがあり
上から圧し潰しのばす。
チャクラ、ベーランでは
くっつきすぎてむり。

8.ベーサンローティ

ベーサン(カブリチャナを粉にしたもの)
をアーター等に混ぜのばしたもの。
これもベーサンが多い配合の時は
のばすのが大変。

9.ナーン

日本ではあまりにも有名な
インドにはパンといえばこれしか
ないのではないかと思っている日本人が大多数
だろうとけど、それは日本だけの話。

タンドラで焼いたマイダにイースト。
玉子を入れた半発酵のパン。材料が安いので
普及しているが、玉子が入っているので
VEGETARIANの人々には食べられないパン。

10.バトゥーラ

ナーンと同じようにパンジャーブ地方のパンで
チャパティとプーリーのような関係で
聖なるパンでパンジャーブの結婚式のときなど
使われる。チョーレというカブリチャナダールの
サムバルが必ずついてくる半発酵の揚げパン。


次回は南インド

まだまだローティ

4.パロータ、パランタ

地方によって呼び方が違う
ローティなのだが
中にいろいろなものを
はさみ、それも2枚のローティをつくり
間にはさんだり、一枚のローティの中に
はさみこんでそれをのばして、焼いたもの
があり、タワーで焼き、まわりからギィーを
流しこんで両面焼き農耕なローティとなる。

5.ルティ

ベンガル地方のパンで
マイダ(小麦粉)で
ドウをつくり、これをのばし
油であげたもの。
軽くて何枚でも食べられそう。

6.カメリローティ

アーター、カメリ、即ちイーストを加え
牛乳と水でねったもの。
鉄板で焼くもの。
カメリプーリー
油で揚げたものがある。

7.マッカイローティ

マッカイ・カ・アーター
(とうもろこしの粉)をねり、
手で練ると
くっつくのでゴムベラで練り
それをのばして焼いたもの。


つづく

ローティのつづき2

大まかなローティについては
わかってもらったと思うので
それらのパン
一つ一つについて
調べてみると

1.チャパーティ

アーターという全粒粉を使い
無発酵。
鉄板(タワー)の上で
油をしかず焼いたもの。
タワーで焼いてから直火でふくらますものもある。

2.プーリー

チャパティと同じ生地(ドゥ)を使い
本来プーリーの方が僅かに
チャパティーよりやわらかい。
これをのばし油で揚げたもの。
このプーリーには
パーラック(ほうれん草ペーストをねりこんだもの)
ケーラ(バナナを潰しペーストしねるりこんだもの等がある)

3.プルカ

チャパティーを
直火でふくらましたものを
言ったりする


つづく