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予約の席

今日は予約のお客様
8人様。

料理は

1.サルタンカバーブ
2.マッチリーノーソティ
3.ゴーシュトフライ
4.シムラミルチナーリヤルフライ
5.サモーサ
6.ドウパコーラー
7.チャトニーアナナス
8.ピクルス、紅しぼり
9.プーリー
10.プラオ(香)
11.ムルグカリー
12.アンダーカリー
13.パニールヴェジタリアン
14.スイート

です。豪華でしょう。

阿壇=ケワラ

23日にランチに来た
奥様から
ケワラのこと調べたら
和名を阿壇というとのこと。
ケワラとは花の香のエッセンス
のことで
インドではムガライ地方
(宮廷料理)の中で
よく使われる花の香りなのだ
肉料理が出来上がり
少し冷まし、そこへケーワラを
ふり入れるのだ。
それも数滴。

日本の食材屋さんでは
ケワラはほとんど売ってない
ので、インドへ行く知人に
頼むしかない。

そのお客様の
話では沖縄では
葉を使って篭をあんだり
するし、タコの木と呼ばれてたそうだ。

その後来たお客様は
わざわざ連休を利用して
来てくれた方で彼女はタイで
パンダナス(英語名)を
パンダなんとか(私が聞き取れなかった)
といって
編んでいろんなもの作るのよ
とのことでした。
やはり、いろんなことが
わかると嬉しい。

客でない人

セ・コワいったら
隣の座った人から話しかけられ
うちへ来てくれてるお客の知人らしく
誘われてるが行かないとのこと。

まあ来ないのは客でもないし
ただ隣に坐ったお客さん
いろいろ話しかけてきて
インド料理をまとめていうと
辛いのでしょう。香辛料使っているからと。

私の中では、辛い地方もあれば
辛くない地方もありう、その中でも
辛い料理もあれば、辛くない
料理もあるし、第一、うちの店に
来たこともない人にまとめて
インド料理の話してほしくない、
又、今まで誘われても来ないの
だし、その後も、ジャイの日以外に
店は営業してるのだから
それでも来ない人なのだから
別世界の人。

だから、あんたがインド料理を
それほど知ってる人かわかんないけど
あんたにまとめて辛いなんて
いってほしくない。

私は私の料理を作ってるの
だから、といったら
それでいいんじゃないですか
といわれ、ますますその上
から目線が気にくわず
お客様ならいざ知らず、
客でもない人に上から
目線でいわれなきゃないのか、
思わず…

五橋のフランス家庭料理1

仙台にもフランス家庭料理の店と
いうのが五橋にある。
キャリーというのがカリーでという
ことだったので、この前、東京の
料理教室の帰り、いい気分で
朝から仙台で飲んで
偶然その店に入った。

ピエールおじさんのキャリー
ランチで1500円。
サラダぽいものが出て
少しは期待させたが
ライスはやわらかすぎ。
思わず、フランスでは
こんな炊き方をするんですか?と
きいてしまった。

キャリーはクローブの香りだけが
強くバランスが悪い。
それを指摘したら
これで八年やってて
美味しいと思うとのこと。

でもバランスといおうか、
ハーモニーというかそれが悪い。
2度と来なくていい
と言われた。以上。

40年以上インド料理と
かかわってて
バランスの悪い料理は
何処の場合もローング(クローブ)
の入れすぎの店が多い。

ローングは今治水という
歯痛の薬としても使われている
ものなので、入れすぎると
薬くさくなる。

だから、わざと入れすぎて
自分の所はスパイスで作ってて
本物だという主張をしたいんだろう。

まあ、そのお店は
店名が英語(フランス語ではなく)
そしてパートの女の子達の名前は
フランソワーズやミッシェルという
名前の女性達(キャバクラじゃあるまいし)

セコワ

近頃親しくなった
フランス料理の女性シェフに
フランス料理について
教えてもらうことがあった。
それによれば
フランス人は
スパイスをあまり好みでは
ないそうだ。
そして生クリームも使うそうだ。
でもそのシェフは
私のインド料理を
やさしい味だといってくれる。
ちゃんと味のわかる人は
わかってくれるのだと
うれしくなる。