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山形びっくり市

山形では週に3日、金土日しか
営業しないスーパーがあり、
そこでいつもラムのもも肉の固まりを
買っているのだが、16日に行ったら
今日はラムは売り切れとのこと。
私の料理教室で使う分はあるが、
あちゃーるのえみ子さんより頼まれた
分はないので困ってしまう。

金土日しかやってないので、21日だったら
揃うだろうけど、アパートの冷蔵庫を
探してみないと…
料理教室の1K以外どれだけあるか。

材料の代替えなんて

”あちゃーる”さんの料理教室に代用で使えるものは
という話だったが、今時、インド料理をつくろうと
する人が、何かの代用で何か使ったらおもしろくないの
ではないでしょうか。
イムリの代わりに梅干使ったって、違うものが出来る
だけでしかなく、イムリをきちんと使いましょう。
それと同じように青唐辛子ハリーミルチの代わりに
ししとうを使って、なんて、今の季節は青唐辛子も
だんだん出てきたし、もう少し暑くなれば多量にとれるし
その時、冷凍庫で保存すればいいし、山形は路傍にミントも
あればフェンネルもあるし…。
誰も気づいていないだけ。

あちゃーるに料理教室の生徒さんにいるものあれば
買っていきますよ、といったが、うちのラムを買ってきて
と言われた。週末だけやってる山形の”びっくり市”へ
行ってラムのもも1本を買って来なければ。
自転車で30分かけて行ってこなきゃ。

ここんとこの覚悟として

ここんとこずうとインド料理にばっかりに
浸っている訳だが、それはそれでありがたいことで
客がこなくても、一人で料理教室のことや
ジャイの日のことを考えている。

元々、金儲けは出来ない性格なので、だから
20代後半にサニヤーシン(世捨て人、乞食行者)に
なりたいと思ったが、それにもなれず、インド料理を
提供しているのだが、それも誰にも知られない形で
よかったのだが、今まで生きてるということは、
まあ生かされてることと思い、しつこく、インド料理と
向き合っていこうと思うだけ。

たびたび料理教室の生徒さんへ

仙台の料理教室は仙台のあちゃーるさんの
調理場を借りてやってるとは、皆様ご承知だと
思いますが、第1回目は御主人がカメラマン、
そして奥様が料理教室に参加。第2回目は奥様が
カメラマン、御主人が料理教室に参加。

私の料理教室は第1回目は玉葱のスライス。
第2回目は玉葱のみじん切り。第3回目は
玉葱のすりおろしと、それらの違いを私の言葉
より料理をつくりながら、それぞれ生徒さんが
自分自身で感じ取ってくれることが重要なのです。

炒めてる途中で今の状態だと、玉葱の味はこういう
味です。こういう味に変わってきましたと実際、
参加してる人たちに食べてもらって、理解してもらう
ことが大事なのです。

そして最後に後口も爽やかな玉葱、それを使った
料理はまずい筈はなく、玉葱の生臭さもなく、ムカムカ
くるといった状態にもならないのです。
感じ取ってもらう。そして、自分がつくる時、どこまで
炒めるかというのはその人の判断なのでしょう。

ということをわかって料理教室に参加してもらえば、
ありがたいのです。

TAMATAR SOUP

  • TAMATAR SOUP
山形の料理教室のTAMATAR SOUPについて
もう少し考察してみると、まず、トマト、
にんじん(ガジャール)、玉葱(ピヤーズ)
そしてホールのマサーラーを加えお湯を加え
煮ていく。

煮詰まってきては、お湯を加え、又、煮つまって
きたらお湯を加え、又、又、煮ていき、それで
繰り返す。4度繰り返した。

すっかりトマトもなめらかに他の野菜もとけて
くるまで、それを金ザルでこし、鍋底にバターを
とかし、マイダを炒め、その中に煮上げこした
トマトを加え、最後にゴールミルチとナマクで
味をととのえ、出来上がり。

やはり今回のこのスープがものすごく美味しくなった
のは、一回に水を加え煮ていった訳ではなく、
4回ほどに分けて煮詰めては水分、煮詰めては水分
と手を加えたのが美味しくなった原因だろう。

やはり、インド料理は手をかけてやると、本当に
うまいものが出来るということがわかった。
何気ない一品が、こんな素晴らしい料理にと
思わず眼を開かされた料理でした。