ジャイナ教のことは少しはわかっていただけたであろうか。
始祖といおうか、開祖、佛教でいう釈尊にあたる人は、
大雄マハーヴィーラという名前です。
彼の教えは、生き物を傷つけない
殺さないということを実行することにあります。
そして業（カルマ）の消滅と個人の救済であり、禁欲と不殺生（アヒンサー）を
倫理的に実践することでありました。

ピュアなVegetarianとは野菜だけを食べるという意味ではなく、
野菜でも玉葱、にんにく、葱類は使いません。
インドの場合は地方によっても上記の3つ以外にも
食べない料理があります。
例えばカシミールパンデットと呼ばれているVegetarianの人達は
大根やニンジンも食べません。
その他にもトマトが食べれない人々もいます。
ともかくピュアなVegetarianの人々にとって
野菜なら何でもいいという訳ではないのです。

吉祥寺でやってたDANRANに交換教授として来てて、
週に2回は来てくれていたインドウ　ジャインさん、ご主人のM.Mジャインさん御夫婦も奥様が大学教授ご主人が新聞記者でした。
彼女の持参金の一部として料理人がついてきてました。その料理人はヴィシュヌ派の人でした。
ヴィシュヌ派の人々もピュアVegetarianが多いのです。

ジャイナ教は全てにJIVA（霊魂）があるとしていて、
生き物を殺さないのも又、輪廻転生（生まれ変わり）説もあるためです。
地中の虫を殺さないために、
農業は出来ず、商人、学者、外交官等の仕事に就き、
名前の後、即ち苗字は＿＿＿，ジャインとなります。
ジャイをもってる人という意味です。

ジャイの日の料理を作る日だ。
ジャイの日の料理はジャイナ教の料理にした。
ジャイナ教は日本ではあまり知られてなく、
佛教と同じ、いや、ジャイナ教の方が少し古い。
佛教がほかの国々（例えば中国、または韓国、日本）に受容されそれぞれ発展していったが、
ジャイナ教はインドを出ず、インドで発展していった。
そして現在のインドではジャイナ教は
かなり重要な部分を占めている。
現在のインドでは佛教はほとんど
佛跡として残ってるだけだが、ブッダガヤでは、
まだまだあるが、ジャイナ教はジャイナ・テンプルとして活躍しているのです。
ジャイナ教の料理は
全てピュアなVegetarianの料理なのです。