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似たりよったり。

この前まで南インドの”ミールス”がブームで、ミールスだけだと野菜だけなので”ポークビンダルー”をつけて、その前から”スパイスカレー”というものもあり、そして”ビリヤーニー”なのかね。

”ビンダルー”はゴア地方の料理でポルトガル系の料理なので、ポークも使うのです。
ビンダルーにも鶏やエビもビンダルーもあります。
でも、どこでもポークビンダルーばっかり。

そしてここんとこは”ビリヤーニー”。
ビリヤーニーだけしか出さないのではなく、その他の料理も出すのならいいけど。

テルグ語の山田先生の話では、ハイダラバードでは初めにビリヤーニーを出し、それからハイダラバード料理をだしていくそうなので、ビリヤーニーだけで商売するなんて……。
インドのことを知らなすぎる。

でもインド人でも”アルジラ”なんて出してるから、似たりよったりかな。
2021.07.05:jay:[インド料理のあれこれ]

流行(はやり)なの、ビリヤーニー。

あちゃーるさんにこの前、秋田でビリヤーニーの店を出すという女性が来たとのこと。

あちゃーるさんは”ビリヤーニーだけなの?”と言ったら”マトンのビリヤーニーが一番美味しいから、それを作るんだ”ということで。
あちゃーるさんは、”ビリヤーニーだけじゃなくプラオもあるし、バートもあるし”と言ったら”他の料理は食べたこともないし、知らない”とのことで。
それをいろいろ知ってて、ビリヤーニーの店をやるのかなと思ってたのに、知らないとは……。

昔デリーでもビリヤーニーが美味しいというのを聞いたラクノウの人が食べて、デリーのビリヤーニーよりラクノウのプラオの方が美味しいという話もあります。
もちろん、ラクノウのにもビリヤーニーもあります。

プラオもバートも、インドのご飯料理です。
2021.07.04:jay:[インド料理のあれこれ]

ガラムマサーラー。

すっかり相変わらずだけど、くさらず料理を作ってます。

ジャイの日の料理の日が終り、発送したのでヤレヤレ。

料理教室のマサーラーを量らなければ……。

まずガラムマサーラーをつくらなければ。

それにはイラーイチーを莢(さや)から取り出す。
そしてこれを空煎りし、すりつぶす。
ダニヤーホール・ゴールミルチ・ダールチーニー・ローングホール・ズィーラーシードも空煎りしてすりつぶす。
あとでジャイファールを加える。

私のガラムマサーラーはインドと同じで、ミルチ(唐辛子)は使ってません。
2021.07.03:jay:[今月のジャイ]

イギリスのインド料理、インドのインド料理。

イギリスのインド料理というのはどういうものか私は理解していず、インドのインド料理なら知っているのだけど。

先日来た女性は英国籍だというのだけど、私の口には合わないと言って半分も食べずに帰っていった。
いったいその人が食べてたイギリスのインド料理というものは、どういうものなんだろう。

私はインドと同じインド料理を作ってるつもりなんだけど。
でもインドよりは少しきめ細かく手間をかけてるとはあるけど。

それはインドで食べ歩いてた時、ここをこうすればもっと美味しくなるのにと思ったことを、手をかけて調理してるので、それが理解できない人もいるのかも。
英国風インド料理好きの人などはそうかも。
2021.07.02:jay:[今月のジャイ]

コーヤー。

この前のジャイの日のSWEETは、ラブリーというお菓子だったのだけど、このお菓子はミルクとコーヤーで作ります。
もちろん、デリースタイルだけど。

コーヤーというのは、ミルクを煮詰めていき、ほとんどミルクの水分がなくなるまで煮詰めて作ったものです。
弱火でやると茶色(キャラメル色)になるので、そうなったらインドのお菓子には使えないので、強い火で煮詰めていきます。

ミルクを煮詰めるといえば、インドのアイスクリームのクルフィもミルクを煮詰めて作ります。
でもこれはミルクを半分量になるまでしか煮詰めないので、簡単です。
そしてこの煮詰めたミルクにお砂糖を入れ、冷凍し、よくかき混ぜ、また冷凍し、かき混ぜと3度くらい繰り返すとなめらかになり、美味しいクルフィとなります。

今は何でもインスタント(古いか)で簡便に簡単に楽して出来上がる方を取るのでしょうが、私は逆に手間をかける方を選んでやってます。

デリーのパニール屋さんにも、コーヤー売ってました。
2021.07.01:jay:[ジャイの日のご案内]