インドの食べもの。

もう一度確認しておくと、インド料理をつくる時に、ヒンドゥー教徒の人々は牛を神と同じように大事にしてて、牛を食べません。
ミルクは使います。

イスラム教徒の人々は、豚肉を食べません。

厳格なヒンドゥー教徒の人々はvegetariaの人が多く、又、ジャイナ教徒もピュアなvegetarianが多く、玉葱・にんにく・葱類も食べません。

しかし、南インドのカルナータカのクリスチャンの人々は豚肉も食べます。

又、ゴアのポルトガル系の人々もクリスチャンが多く、豚肉を食べます。

これらのことがわかっていてインド料理作るのと、理解せずにインド料理をつくるとでは、インド料理に似ていても不可思議なものが出来ます。

カリー屋さんならそれでも全然構わないのでしょうが、インド料理を作る時は食材を何を使うかということは、とても大事なことなのです。

インドでは豆類が沢山ありますが、大豆はほとんど流通していず、ミルクからパニールバター。
バターからギーが作られます。

豆乳を使ったりはしないので、ビーガンという人々もいません。
2020.03.06:jay:[インド料理のあれこれ]