労多くして利少なし

私のインド料理教室も東京の教室で38年位になる。
しかし、私の教室で学んだ人が一人として自分でレストランをやってる人がいない。
何でなんだろうとよくよく考えてみると、
労多くして利少なしということなんだろう。
だから、他の職業を持ってて講習を受けに来てる人が多いのです。
私は利少なくても楽しんでやってるからいいのだけど
他の人はレストランをやるということは
利少なくては困るということなんだろう。

Kさんのとこの教室に3回通っただけでインド料理店を出した人がいたのを
仙台のあちゃーるさんがそんなもんでできる料理なんてインド料理をなめてると
怒ってたが、私のクラスの男性連中は誰もそんな気になる人がいない。
勿論、女性も趣味で習ってるらしい。
でも山形の初級、中級、上級と通った人も、
女子会では評判いいなんて喜んでたけど、
当たり前だろう。日本の普通のインド料理屋の線上の
かなり上の部分の料理なんですもの。
日本人のほとんどの人が食べたことのない料理なんですよ。
2018.07.11:jay:[インド料理のあれこれ]