またまたガラムマサーラーの話

パンジャーブのガラムマサーラーに特色があり、おもしろい。
そういえば、東京の初級の時に、料理にはすべて、同じガラムマサーラーでいいのですかと聞かれ、”え~”と絶句してしまったが、その人がどんなガラムマサーラーを使ってるかわからないので何とも言いようがなかった。料理人でガラムマサーラーを使い分けてる人なぞ聞いたことがない。
自分に合ったガラムマサーラーを調合し、使ってるだけなのではないだろうか。私はほかの人の事は知らないので自分はそうしているとしか言いようがない。
ただパンジャーブの料理、カシミールの料理とその地のガラムマサーラーを使うときはある。
でも、普通のインド料理を作るときはそこまでしなくても大丈夫だ。
日本で売ってるガラムマサーラー、ミルチ(赤唐辛子)やハルディー(ターメリック)が入ってるのがあるが、それは使わないでほしい。
それならカレー粉であり、ミルチ、ハルディーの入っていないもの(日本ではないのか)を使うべきである。
何度も言うが、ガラムマサーラーとは香りのスパイスで最後に仕上げに使ったり、肉類の下ごしらえに漬け込んだりするものなのです。
2015.04.26:jay:[インド料理のあれこれ]