サーランはカリー

インド料理といえばカリーとなるのだろうか、デリーの知人の家でご馳走になる料理はカリーとはいえない気がする。でも日本人が見るとみんなカリーとなるだろう。

北インドではあまりカリーという料理はなく、羊のカリー、エビのカリー、鶏のカリー、玉子のカリー、位なのだろう。でも北の方はカリーという言葉はなく、サーランという言葉があり、英国人から攻めて占領されたとき、あるインド人は我々のムルグサーランがムルグカリーとなり、ゴーシュトサーランがゴーシュトカリーと、イギリス人と共にカリーという言葉が流行ってきて、若い連中もムルグカリーと使っている。

何と嘆かわしいことかと言っていた文章に残ってます。でも北の方では今もサーランという料理もあります。