山形でのインド料理教室

  • 山形でのインド料理教室
中級の7回目の料理は

7-1 SULTANA KABABS

 サルターン(大王)風カバーブ

7-2 PHOOL GOBHII DAM

 カリフラワーのダム

7-3 AKIBARI GOSHT PULAO

 アクバル大王風炊き込みごはん

7-4 LADOU 

 お団子風おかし

中級も7回目(初級から19回目)

みんな大ベテラン
行動が機敏になり、それぞれの料理を
という具合に。



1.SULTANA KABABS

 サルターン(大王)風カバーブ


鶏は開き、フォークで穴をあけ、
ピュレした素材を漬け込み、蒸し、
違う素材、マサーラーで漬け込み、
玉子とミルク、小麦粉、パン粉で
作った衣をつけこみ油で揚げる。

一度蒸してあるので
色づく程度に揚げるのです。



そして漬けおいたものに
生クリーム、アーモンドを入れ
煮詰めソースにする
これを揚げてある鶏の上から
かけまわし、ピスタチオとバーラック
(食用銀箔)を飾るという
手間もかかれば手際も大事と
いう料理です。

今、料理の本なぞみても
”すぐ出来る、簡単に!”という
キャッチフレーズばっかりだが
こんな手間のかかる料理
なぞ、今時、誰も教えないで
あろうという料理だが、
でも美味しいよ ということで。


2.PHOOL GOBHII DAM

 カリフラワーのダム


プルゴービー

即ち花キャベツ、カリフラワーの
ダム(ミルクや生クリーム、ヨーグルト
を使った料理)

カリフラワーを小房に切り分け
茹でておき、ペーストにしたマサーラーを
混ぜ合わせたものと更に煮ていき
ヨーグルトをなめらかにしたものを
加えて弱火で5~10分煮て出来上がり。



これはあんまり手間はかからず
だが、下茹でしてもう一度煮るというもの。


3.AKIBARI GOSHT PULAO

 アクバル大王風炊き込みごはん


米、バスマーティを使いました。
羊(ラム)を使い、ホールのマサーラーと
にんにく、生姜の薄切りを煮ていき
1cup位、煮汁が少なくなったら
火をとめ、肉は肉、マサーラーとにんにく、
生姜は別にしておき、スープはとっておく。
マサーラーとにんにく、生姜をすりつぶす。

ギィーを熱し、玉葱を炒め
マサーラーペーストを炒め、ラムも炒め、
お米も炒め、スープを加え沸騰したら
弱火にして炊き上げたもの。



香りがよくラムもやわらかく、
バスマーティが
でんぷん質が少なく美味しい。


4.LADOU 

 お団子風おかし


ラドウはガネーシャ神の捧げものでもあり、
ガネーシャ神とは切っても切れない
おかしなのです。

ガネーシャプージャ(ガネーシャ神のお祭り)
にはラドウを他所の家へ
プレゼントしたりします。
しかし、そのラドウは今回教えた
ラドウではなく、ベーサンで
作ったラドウなのです。
今回のはミルクで作った
ラドウです。

1.パニール(牛乳をレモンで凝固したもの)
2.コーヤー(ミルクを水分がなくなるまで煮詰めたもの。
強火でずうとかき混ぜてつくったもので色は白くあげる。)

このコーヤーは高田君が前の時も作ってきれて
慣れたもの。とても上手に作ってくれました。

パニールとコーヤーを混ぜ、
お砂糖とイラーイチーのすりつぶした
ものを混ぜ、よく練り、20gに測り
お団子(丸くまるめ)冷蔵庫で冷やすと
固まっています。



これもとても美味しくできました。



今回のはすべて合格点をあげ、
2時半から始まり、食べ終わって
掃除もして帰る時、まだ5時。

ワァーかなり密度が濃い料理教室
だったなあと寝不足の頭が
再び寝不足状態へもどってしまった。