ギィー

インドで聖なる油といえば
ギィーと言われる
サンスクリットではグリタと
呼ばれ
牛乳→酪として変化して
最後のものだといわれ、もうそれ以上
変化しないものだとされています。

バターの上澄みなのだが
ギィーの他にバナスパティギィー
と呼ばれるものもあり、
これはマーガリンを材料に
使ったものと考えれば
話は早い。

ある女性に今はインドでは
健康を考えてるので皆んな
バナスパティギィーなのよ、と
言われたがマーガリンがバターより
身体にいいわけないのに・・・。
と思ったが。
聖なる、と書いたように
お浄めに使うのは
ギィーなのです。
昔、吉祥寺でやってた時、
ヨーガの先生が来てて
インドからグルがくるのでと
喜んでだが、彼が持ってたギィー
はバナスパティギィーだったので
グルに、これでは浄められないと
いわれ、うちの店にギィーがあったら
分けて下さいといわれ
分けてあげたこともありました。