クルフィ

こう暑いとアイスクリーム。

インドではアイスクリームというと
まずは伝統的なクルフィ。
これはミルクを煮つめ、スパイス、
砂糖を入れたものです。

カジュー(カシューナッツ)や
バーダム(アーモンド)、ピスタ(ピスタチオ)
ケサル(サフラン)入りのものまであり、
陶器の小さな器に入って
出てきます。

上の蓋はドウを練った生地を
貼り付けてあるのです。それをとって
持ってきてくれます。

インドではその昔、暗いのも
サービスとばかり暗い店が多く
クルフィが陶器(又はかわらけ(素焼き))
の小さな壺に入って出てくると
上のドウの残りが
土くれみたい感じたので
このまま食べて土を食べてる
のかなと勘違いしないかな
なんて思ったものだ。

又、この素焼きの壺は食べ終えれば
割って土に還り捨てるものだが、一緒に
連れてた料理教室の生徒さん達は
日本におみやげにしようと
マントルピースの上に飾っておき
明日は帰るという日に掃除人の
おじさんに捨てられてショックを
受けてた。おじさんにすれば
コイツラ捨てるものを何飾って
いるんだろうと思ってたんだろう。