私にとって
師匠といおう先生と
いうのはただ一人しかいず、
梵文学者の松山俊太郎です。
出会いといえば38、9年前のことで、
年月は覚えてないが、
出会いは新宿のジャムという店だった。
その日、暗黒舞踏系の
玉野黄市の舞踏を見に行き、
会場で着流しで前の座席に
足をあげて観てると人がいて、
まあ、それはそれを見て
ジャムに行ったら
友の篠原勝之がいて今、玉野黄市の
公演をみてきたといったら、
チケットあったからいえば
あげたのにといわれ、
いや見たいのは
金だしてみるよといい、
そこへさっきのおじさんが入ってきて
私と喧嘩になりそうになり、
篠原がとめ、いや由利この人は
サンスクリットの学者で
松山さんというのだと紹介され、
私はすぐ手の平返しで
サンスクリットを教えて下さいと頼み、
松山さんに
英語かフランス語かドイツ語か
日本語位出来なきゃ駄目と言われ、
じゃインド哲学を・・とお願いして
篠原と二人で
習いにいくことになったのだ。
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