サーラン②

サーランとは何かというと
『CLASSIC INDIAN COOKING』
NEWYORK1980,JULIE SAHNI著によれば
"MOGHUL AND NORTH INDIAN COOKING"
という頁を挙げその中でSuch as boiling(oobalana)
Stewing(salan ya kari)とあります。
『A PRACTICAL HINDI-ENGLISH DICTIONARY』
という辞書には804P Sailan (nimbi)
meat ora fish or vesetable Curry.とあります。
このSalaこそが西北インドにおけるカリーなのです。

カリーという言葉は、
もう誰もが知っているように
南インドの言語では”おかず”という意味があります。
それがイギリス人のムガライ王国侵略とともに
全インドに普及したのです。

ですから、カシミールでは
今でもカリーという料理はないのです。