プーリーとチャパティの作り方

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プーリーとチャパティの作り方の
詳しい説明をしましょう。

プーリー(揚パン)
チャパティ(焼パン)

※写真はプーリーです。

タワーという丸い鉄板は持ち手がなく
中心部分が少し(ごくごくほんの少し)深くなっています。
マサーラーを炒める時こぼれにくくなっているのです。

のし台はチャクラといいます。
円形になっています。
のし棒はベーランといいます。
これはムンバイ式とデリー式があります。
ムンバイの方が細く、
デリー式は中心部が太い。
私はムンバイ式の方が得意です。
といおうか使いやすい。

チャクラは車の輪から派生していった言葉で
ヨーガでもチャクラという言葉は大事です。



私はプーリーを作る時は木のチャクラを使い
打ち粉の代りにドウを熱したあげ油に浸し
それをのばしていくのです。

チャパティーの方は大理石のチャクラを使い
打ち粉はアーターでちょっとふっただけで
チャクラにくっつかず大理石のは便利です。

プーリーは油の温度が低いと上手に揚がり
ませんし、油切れも悪くなります。

ドウをほんの少し油に入れ、
すぐ上にあがってきたら適温です。



きれいにふくれるとやはり嬉しい。
これはドウを練った時の水分と空気が油の中で
蒸発して真ん中を空洞にするのです。

チャパティは、これもタワー(鉄板)を
熱くしておいてタワーにのせる前に
タワーを乾いた布でふき、
のばしたドウをのせます。両面を焼いて
出来上り、ギィーを片面にぬります。

二つともパンはちぎって、カリーをつけて
召し上がりください。

タンドーラーのある所なら、ナーンではなく
このドウを大きく厚めにのばしタンドーラーに
貼り付け焼いたパンがタンドーラーローティと
いわれ、ナーンよりはこのパンの方が
一般的です。
ローティとはインドのパンの総称です。