詳しい説明をしましょう。
プーリー(揚パン)
チャパティ(焼パン)
※写真はプーリーです。
タワーという丸い鉄板は持ち手がなく
中心部分が少し(ごくごくほんの少し)深くなっています。
マサーラーを炒める時こぼれにくくなっているのです。
のし台はチャクラといいます。
円形になっています。
のし棒はベーランといいます。
これはムンバイ式とデリー式があります。
ムンバイの方が細く、
デリー式は中心部が太い。
私はムンバイ式の方が得意です。
といおうか使いやすい。
チャクラは車の輪から派生していった言葉で
ヨーガでもチャクラという言葉は大事です。
![](http://samidare.jp/jay/box/JAY020.jpg)
私はプーリーを作る時は木のチャクラを使い
打ち粉の代りにドウを熱したあげ油に浸し
それをのばしていくのです。
チャパティーの方は大理石のチャクラを使い
打ち粉はアーターでちょっとふっただけで
チャクラにくっつかず大理石のは便利です。
プーリーは油の温度が低いと上手に揚がり
ませんし、油切れも悪くなります。
ドウをほんの少し油に入れ、
すぐ上にあがってきたら適温です。
![](http://samidare.jp/jay/box/JAY021.jpg)
きれいにふくれるとやはり嬉しい。
これはドウを練った時の水分と空気が油の中で
蒸発して真ん中を空洞にするのです。
チャパティは、これもタワー(鉄板)を
熱くしておいてタワーにのせる前に
タワーを乾いた布でふき、
のばしたドウをのせます。両面を焼いて
出来上り、ギィーを片面にぬります。
二つともパンはちぎって、カリーをつけて
召し上がりください。
タンドーラーのある所なら、ナーンではなく
このドウを大きく厚めにのばしタンドーラーに
貼り付け焼いたパンがタンドーラーローティと
いわれ、ナーンよりはこのパンの方が
一般的です。
ローティとはインドのパンの総称です。