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いろいろスケジュール

先週は東京まで
松山先生のお見舞いに
行ってきたのだが、
今週は仙台へと。。

明日からは宅急便、
そして東京の練馬へ
料理教室を出さなければ。

客は来ないのに
違う用事で手一杯。

用事もなければ
何もすることもなく
(でもやることはあります)
まあ客来ないだけは
来ないだけ本当のこと。

明日の予定は

昨日の料理教室のこと
かなり細密に書いてしまい
書いてる時はいいんだけど
あまり長すぎたが削るのも
面倒。まあこのままと
ブログにのせてしまいました。
(多田君お疲れ様)

明日休みなので、
仙台へ出かけようか
それともアパートのお掃除
それともジャイ通信の下書き、
と思って、仙台のあちゃーるへ
電話しようと思ってたら
向こうから電話があり、28日
ジャイの日の料理を食べにくる
予約の電話。私もついでに明日は
やってます?と
明日夕方行くことにした。

まず8時台のバスにのって
デンバーへ。昼過ぎは仙台の歯医者へ
そして夕方はあちゃ~るへ。

まあ今日無理して病院へ
行っておいてよかった。

山形でのインド料理教室

  • 山形でのインド料理教室
中級の7回目の料理は

7-1 SULTANA KABABS

 サルターン(大王)風カバーブ

7-2 PHOOL GOBHII DAM

 カリフラワーのダム

7-3 AKIBARI GOSHT PULAO

 アクバル大王風炊き込みごはん

7-4 LADOU 

 お団子風おかし

中級も7回目(初級から19回目)

みんな大ベテラン
行動が機敏になり、それぞれの料理を
という具合に。



1.SULTANA KABABS

 サルターン(大王)風カバーブ


鶏は開き、フォークで穴をあけ、
ピュレした素材を漬け込み、蒸し、
違う素材、マサーラーで漬け込み、
玉子とミルク、小麦粉、パン粉で
作った衣をつけこみ油で揚げる。

一度蒸してあるので
色づく程度に揚げるのです。



そして漬けおいたものに
生クリーム、アーモンドを入れ
煮詰めソースにする
これを揚げてある鶏の上から
かけまわし、ピスタチオとバーラック
(食用銀箔)を飾るという
手間もかかれば手際も大事と
いう料理です。

今、料理の本なぞみても
”すぐ出来る、簡単に!”という
キャッチフレーズばっかりだが
こんな手間のかかる料理
なぞ、今時、誰も教えないで
あろうという料理だが、
でも美味しいよ ということで。


2.PHOOL GOBHII DAM

 カリフラワーのダム


プルゴービー

即ち花キャベツ、カリフラワーの
ダム(ミルクや生クリーム、ヨーグルト
を使った料理)

カリフラワーを小房に切り分け
茹でておき、ペーストにしたマサーラーを
混ぜ合わせたものと更に煮ていき
ヨーグルトをなめらかにしたものを
加えて弱火で5~10分煮て出来上がり。



これはあんまり手間はかからず
だが、下茹でしてもう一度煮るというもの。


3.AKIBARI GOSHT PULAO

 アクバル大王風炊き込みごはん


米、バスマーティを使いました。
羊(ラム)を使い、ホールのマサーラーと
にんにく、生姜の薄切りを煮ていき
1cup位、煮汁が少なくなったら
火をとめ、肉は肉、マサーラーとにんにく、
生姜は別にしておき、スープはとっておく。
マサーラーとにんにく、生姜をすりつぶす。

ギィーを熱し、玉葱を炒め
マサーラーペーストを炒め、ラムも炒め、
お米も炒め、スープを加え沸騰したら
弱火にして炊き上げたもの。



香りがよくラムもやわらかく、
バスマーティが
でんぷん質が少なく美味しい。


4.LADOU 

 お団子風おかし


ラドウはガネーシャ神の捧げものでもあり、
ガネーシャ神とは切っても切れない
おかしなのです。

ガネーシャプージャ(ガネーシャ神のお祭り)
にはラドウを他所の家へ
プレゼントしたりします。
しかし、そのラドウは今回教えた
ラドウではなく、ベーサンで
作ったラドウなのです。
今回のはミルクで作った
ラドウです。

1.パニール(牛乳をレモンで凝固したもの)
2.コーヤー(ミルクを水分がなくなるまで煮詰めたもの。
強火でずうとかき混ぜてつくったもので色は白くあげる。)

このコーヤーは高田君が前の時も作ってきれて
慣れたもの。とても上手に作ってくれました。

パニールとコーヤーを混ぜ、
お砂糖とイラーイチーのすりつぶした
ものを混ぜ、よく練り、20gに測り
お団子(丸くまるめ)冷蔵庫で冷やすと
固まっています。



これもとても美味しくできました。



今回のはすべて合格点をあげ、
2時半から始まり、食べ終わって
掃除もして帰る時、まだ5時。

ワァーかなり密度が濃い料理教室
だったなあと寝不足の頭が
再び寝不足状態へもどってしまった。

ヒーング

ヒーングの話だが
そのままでは硫化アリルの
すごい香りがするが
(昔昔、30年前の話だが、
吉祥寺DANRANの時、料理教室で
カシミールスタイルのカリフラワー
の料理を教えたのだが、日本では
ヒーングは手に入らなかったので
生徒さんの一人がパキスタンから来る
知人に頼んでもってきてもらってバック
1つ駄目にしたという思い出もあります)

これを油の中に入れると
そのすごい香りも
おさまり、爽やかな香りに
なるのです。
うちのメニューでは
パーラックパニールや
パーラックムルグには
使ってあります。

Vegetarian Kari4

3日間Vegetarian Kariについて
書いたが、玉葱やにんにくを
使わずに美味しい料理
出来るのはあたり前のことだが
このカリーにはヒーングは
使ってはいず、シンプルで
ありながら深みのある味の
料理なのです。

ヒーングとは、酸化アリル系の
香り(玉葱やにんにくの香り)
のもとの香りのするスパイスで
ローマ時代は使われたらしいが
その後ヨーロッパでは
使われず、アフガニスタン
パキスタン、インド、バングラディッシュ
で使われているスパイスで
豆類を食べるとお腹が
張るがこのスパイスを
利用に入れるとその予防に
なると言われています。