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仙台あちゃーるインド料理教室 第3回目

仙台のあちゃーるさんでの料理教室も
いよいよ3回目。

1.JHINGA KARI 海老のカリー

すりおろしたピヤーズ、そして
ナーリヤルドウドでつくったもの

2.SAMBAR 豆のスープ

これは普通のサンバルより少し濃度が強いもの

3.PANCH PURAN CHAWAL

五種の香り高いマサーラーで炊きこんだご飯

4.GAJAR CHUTNEY

にんじんのチャトニー

にんじんを煮て味付けしたチャトニー。
これは保存がききます。

という4種。

今回はメンバー定員いっぱいの15人分。
暑い中がんばりましょう。初めの人が半分、やっぱり
前2回来てる人達は仕事も早い。まあみんなに仕事を
割り振り(それが一番大変)作り上げた。

一休みしてから例によって森夫婦と乾盃。
帰りは前の日も3時間、その前は4時間、
その前も4時間、その前も。。
ずうと寝不足が続いていたので車中で寝ちゃって
亜美ちゃんに迷惑かけちまった申し訳なかった。

インド共和国がよーくわかる本

この前図書館で本を借りてきたが、
つっこみ所いっぱいの本だった。
いろんな所から無作為に引っぱり出してみると、

131P
米が主食の南インド、ギーの入ったスチームライス、
牛の脂肪をバターにした「ギー」が混ぜられた黄色い
ライス、少し油っこいものの味が付いて美味しい。
(原文ママ)

牛の脂肪とはすごい書き方してるが、牛乳の脂肪のことであり、
牛の脂肪と書くと、肉と一緒の脂身のことだと勘違い
するような文章だ。その前の頁では、

パン(小麦粉)が主食の北インド。ナーンとチャパティ。
小麦と水を練って焼いたもの。焼きたて熱々にバターをつけて
食べるととても美味しい。
チャパティよりナーンの方が高級品です。(原文ママ)

これもチャパティとナーンは、元々発生が違うのに、
ナーンを比較するなら、ナーンとバトゥーラを比べて
バトゥーラの方が聖なるパンなのだが、チャパティは、
プーリーと比べてプーリーの方が聖なるパンというなら
わかるが、著者のかいはたみちさんは、そういうことが
わかってるのだろうか。

多分わかってないから、
今でもおしりは手でふいているのだろう。
この本の発行日を見たら六年前。私が15年前から今年まで
行ってなかったが、20年前にトイレに行ける店というのを
つくり、料理教室の生徒さんにプレゼントしてたのに、
その時のトイレは20年前なのに水洗だった。

134P
写真の説明に

南インドは菜食主義者が多い。これは南インドには
伝統的なヒンドゥー教徒と菜食主義を守る厳格な
ジャイナ教徒が多いから、豆の入ったダールスープや
胡椒がたっぷり入ったラッサムなど、インドには
ベジタリアン向けの料理、メニューが豊富にある。
(原文ママ)

そしてその写真には、ダールスープとして、
ダールスープと食パン2枚。インドでヴェジタリアンの人は
玉子の入った食パンは食べないでしょう。
ヴェジタリアンをただ野菜だけを食べるという
この作者の認識の浅さだけが露呈したものだった。

山形のインド料理教室

  • 山形のインド料理教室

ランチは1時半までで終了。
例によって高田君が嬉しそうな
顔をして寄ってくれた。
彼はこの後の料理教室にも参加して
くれるのだ。今日のメンバーはいつもの
最強メンバーということで、
宮城勢が3人と山形勢が1人。

1.まずはNUTTY BAIGAN
これは宮廷料理で茄子を頭を切り離さず、
4つ割にしたところにペーストをはさみ、
焼き、イムリペーストに煮ていったものです。

2.SIMULAMIRCHI TAMATAR TARKARI
シムラミルチとはピーマンのことで、
ピーマンとトマトのタルカリという意味の料理で
ピュアなベジタリアンの料理です。

3.サルタンプーリープラオ
ごはん料理は、ラムの炊き込みごはん、
宮廷料理でラムがゴロゴロそしてやわらかい。

4.PAKORA
野菜の揚げ物
ベーサンを衣にして揚げたもの

なんか今日はみんなでのんびり食後の
話をして盛り上がりました。
中1日おいて仙台の料理教室。

リクエスト大会11日12日13日で終了

ジャイのリクエスト大会の料理も
おいしい時に来てくれたのでありがたかった。
残りは鈴木英市さんだけ。今日の夜9時すぎに
来るとのことだ。

その前に明日の料理教室の材料を測って
おかなければ。毎日あんまり客もないのに多忙だ。

仕込み

水曜に来てくれた大鶴さんの宅配用の
料理を仕込まなければならない。
オーダー受けたのは、

アンダーマサーラー 5ヶ
ヴェジタリアンカリー 5ヶ
パーラックパニール 5ヶ
シャミカバーブカリー 5ヶ

マサーラーを仕込み、
パーラックとパニールも作らなきゃ
ならないので大大変!

でも山形で受け入れられてないのだから
仕込みにがんばらなくちゃ。