6月13日、米沢ヤクルトの廣瀬さんにお越し頂き、「健康管理は自己管理から」という題でお話していただきました。「うんち管理士」でもある廣瀬さんからは、腸やうんちについて模型などをみながら、良い排泄のためにはしっかり食べることが大事だと教えて頂きました。また、水分補給の大切さについて、食中毒予防についてもお聞きし、盛りだくさんの内容でしたが、利用者のみなさんは途中クイズに答えたり、うんちを出す体操をしたりと楽しんでおられました。これから暑さも本格的になってきますが、しっかり食べて暑さや食中毒に負けない身体を作り、元気に過ごしていければいいなと思います。廣瀬さん、ありがとうございました!
星の村 花の里 職員合同研修会
10月17日、星の村の集会室にて、同じ興道会で運営している特養の花の里と星の村の合同研修会を開催しました。
両施設の職員スタッフの希望で、今年は「施設内虐待問題を考える ~人権、コンプライアンス、情報伝達~」というテーマで開催しました。
講師の先生は東京都より介護弁護士の外岡潤先生においで頂きました。
虐待防止に必要な考え方と法律を学び、理解を深めることができました。また、虐待とならないために介護現場でやるべきことや、虐待事例を基に、その発生原因を多角的に検証する方法を学ぶことができました。
今回の研修を今後の業務に生かし、利用者の皆様の心身の支援により一層努めていきます。
職員研修 置賜保健所 精神保健福祉主査 原田まりこ先生
先日、施設研修として「置賜保健所 精神保健福祉主査 原田まりこ先生」においでいただき、精神障がい者・認知症の方への理解と対応について全職員で学びました。
認知症などで記憶が抜け落ちてしまう利用者の方にとって、私たち職員はどういう存在なのか?一番身近にいる私たち職員は何ができるのか?一人一人考えさせられました。
職員として勤務する私と目の前の利用者の方と、いかに信頼関係を作るか、いかに信頼していただけるかが大事です。私たち福祉のプロとしてどんなことでも受け止める暖かさ・優しさを大事にしていきたいものです。
講師の先生は最後にこのようにおっしゃいました。
「認知症の服薬治療で治まるときもあればそうでないときもある。そのときは環境の整備が必要です。心地よく生活できる環境の整備です。認知症の方の病気を治す必要はないと私は思います。症状にはそれなりに意味があり、認知症状によって生活のバランスが保たれるバランスが保たれている場合もある。」
今、社会では高齢化に伴い認知症の急増が社会問題となっています。そこで言われるのが「認知症の方が認知症のままで幸せに不安なく生活できる環境の整備」です。障がいをもつ方も、社会の中でそのままで幸せに生活できる社会を目指すということが必要になります。
福祉の仕事は決して楽な仕事ではありませんが、日々の仕事で言葉に表せない喜びとやりがいがあります。一度しか無いその方の人生の、生活のお手伝いをさせていただく仕事の重大さと誇りをむねに星の村一丸となって取り組んでいきます。
職員全体研修
本日の夜、職員研修を行いました。ご講師は同法人経営「特別養護老人ホーム 楠所長」さんにご依頼し、「米沢仏教興道会の歩み」と題し講演いただきました。
米沢仏教興道会は今年で創立130年を迎えます。明治大正昭和平成と歩んできた歴史、創立当初は資金がなく補助制度もなく、まずは事業を行い苦しむ人を救い、その後に法令が追いついてくるという歩みでした。
興道会という名称、「道なきところに道をつくる」
130年のご苦労を考えると想像もつきません。ただひたすら「苦しむ人を救いたい」という慈悲の心を持ち、止まることなく歩み続けた130年間の歴史です。
その130年間の歴史の上に、今私たちが立たせて頂いているということを感じた研修でした。