昨日訪問させて頂いた会社で出た話ですが、「会社の名前」についてです。
その会社は設立してから社名を変更していませんが、設立当初の業務内容と現在とでは全く違った仕事をしています。
それと会社の名前がどう繋がるかというと、設立当初に「会社名」をつける際に考えることの1つはこれから行う業務との結びつきです。例えば製造業であれば◯◯工業や◯◯電子、小売業であれば◯◯商店などです。
上記の会社も設立当初の業務内容をイメージして社名を付けていましたが、途中で業務内容が全く変わっているため、業務内容と社名が与えるイメージとが全く違っている状態となっています。
何が問題となっているかですが、採用する際は求人票を作成しますが、その際に社名も記載します。応募する側は求人票を見て応募するわけですが、その際に社名から受ける企業イメージが応募するかどうかに大きく影響するのではと考えていらっしゃいました。
よくよく言われると確かにそうで、特に昨今IT業界などでは◯◯ネットなど一目で業務内容をイメージ出来る社名となっており、◯◯商店なのに業務内容はIT系ですとイマイチぴんときません。
応募する側としては新しい業界なのに名前が不自然だから、やっていることは新しくないと思ってしまうかもしれません。
よく旧財閥系の企業が新しいことを行っても、金に物を言わせて行っている後追いの事業に見えてしまうのも、もしかしたら社名の影響もあるかもと思います。
もしかしたら、社内で仕事をしている社員も何かしらの感覚でいらっしゃるかもしれません。
勿論、昔ながらの社名で目立っている会社もありますが、やっぱり社名って大切なんだと認識させられました。
もしかしたら、事業が変化ししたら社名を変えることが必要な場合があるかも・・・。