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ことのは と つやひめ

「私の言葉の限界が、私の世界の限界を意味する」

先日関東での研修実施で出張に行った際、ホテルで見た朝番組で紹介されていた言葉です。
「いつやるの?今でしょ!」の林さんが「言葉」についての授業をするコーナー、ご覧になった方もいるかもしれませんね。

冒頭の他、番組の中で記憶に残ったものを少しご紹介します。

・言葉とは「事の端(ことのは)」であり、現実の端しか表現できない。
・蝶と蛾の生物的な違いはないが、蝶と呼べば美しいものと捉えられ、蛾というと害虫のように忌み嫌われる。
・日本では虹は7色だが、アメリカでは6色、ある国では2色と捉えられている。色を表す言葉がないからだ。
・言葉は認識そのものだ。

「やってみないとわからない」「体験しないと伝わらない」ことは世の中にたくさんあります。
まみがさきMGもなかなか言葉だけでは伝えきれないのですが・・・)
言葉は万能ではなく、各々に限界があるという前提でお互いがコミュニケーションをとるように心がけると良いのでしょうね。
一方で、「伝えたくても伝えられないこと」をどう伝えるかは思案のしどころだとも思いました。

「食べ物の美味しさを伝える」というのは、言葉の限界から考えると面白いですね。
テレビや動画であれば、食べ物の色や食べた人の表情も伝えられますが、文章は
純粋な言葉でしか伝えられません。どう表現したらいいのでしょうか・・・。

というのも、出張で3日ほど山形を離れ、帰ってきて3日振りに「つや姫」のご飯を食べた時、衝撃的に美味しかったのですが、それをうまく表現できなくて憤っているのです。

うまい、おいしい、ふんわり、あまい、舌触りが良い、弾力がある、もっちりしている・・・伝わらないなぁ。。。

毎日家で食べていた「つや姫」。
こんなに関東のご飯と旨さが違うとは思いませんでした。

食には比較的関心の薄い私ですが、この旨さを改めて伝えたいなぁと思って書いたブログだったのでした。。。

つや姫、気になった方はこちらをどうぞ

葉桜を見て思うこと

  • 葉桜を見て思うこと

あっと言う間に4月が終わりますね。
今年はしっかり花見にいきました(写真は霞城公園)。

東京より2週間ばかり遅い時期に満開になるという時期的なこともありますし、山形に帰って来てから一層「自然」に目が行くようになったからでもあります。

高校生の時に覚えた西行法師の有名な歌「願わくは 花の下にて 春死なむ その如月の 望月の頃」を、ふと思い出しました。

10代の頃に感じたことと、30代半ばになってふと思い出した瞬間に感じたことでは、なんだか重みが違いました。

桜は開花から2週間程度で散ってしまい、今は青々とした葉っぱで埋め尽くされています。

青々とした葉桜を見るのも味わい深いものです。パッと花を咲かせて、花が終わったら葉を広々と広げて栄養をしっかり溜める。

見る人に十分な感動を与えたらサッと散って葉っぱを出す桜の姿に、一つの成功に固執せず、粛々と次に向けて準備をするプロフェッショナルな人の姿を重ねて感じてしまった春でした。

社長の世代交代問題

今朝(3月11日)の山形新聞の記事によると、山形県内企業の社長の平均年齢が60歳を超えて、社長交代率も4年連続で4%を下回っていることから、県内企業の多くが「後継者問題」に直面しているという実態が帝国データバンクの調査によって明らかになったそうです。

県内企業の社長の57%以上が60歳以上とのこと。 全国的な社長の平均年齢が何歳なのか気になって調べてみると、全国平均は58.9歳(2013年)、こちらも過去最高、交代率も低下しており、全国的にも後継者難に直面しているようです。

 「後継者がいない」「若手がいない」という声を聞きますが、裏を返せば「後継者を作ってこなかった」「若手を育ててこなかった」という社長の責任です。 身体が言うことを聞かなくなって、判断が鈍くなってから急に世代交代するのでは遅いのではないでしょうか。しっかり準備し、十分に後継者を育てることが必要です。

 とは言え、これまで社長が培った経営哲学を、経営戦略を、【誰に】【どうやって】伝えていくか。これが難しいから、なかなか社長交代が進まないのでしょう。

 どうしたらいいのか?

 後継者候補に、一度実際に社長をやらせてみればいいのです!社長をやらせながら育てればいいのです。

 「バカなことを言うな。そんなことをして事業に失敗したら大変だ。」
ごもっとも。
 本当の経営をいきなり任せるわけにはいきません。ちょっと試しに社長をやらせてみて、失敗してしまったら大変なことになります。一つの意思決定のミスが大きな損害に繋がることもあります。


 じゃあどうするか?そんな社長の後継者育成に役立つのが「MG」なのです。

MGでは、参加者一人一人が社長になって実際の会社経営をシミュレートします。試しに社長をやることができる機会なんて、そうそう無いはずです。

まず2日間、社長をやってみるところから始める後継者育成を。


 ※MGは、ソフトバンクの孫正義社長が実際に学び、自身の後継者育成のために立ち上げたことで有名な「ソフトバンクアカデミア」でも取り入れている教育手法です。ここ山形でも学ぶことが出来る数少ないチャンスです。  

研修実施後のコメントを考える

「講義はとてもわかりやすく、勉強になりました。ありがとうございました。」

 研修実施後のアンケートの結果、このような感想があったとします。
参加者全員がこう書いていました。 

どう思いますか?

 受講者満足度100%で良かったなと思いますか? 
研修実施して良かったなと思いますか? 

  では、研修の「効果」は出ると思いますか? 

 「わかりやすくて勉強になりました」というコメントばかりが集まる研修は、危険ではないかな、と思います。

この結果を見て「研修をやった甲斐がありました」と満足する講師は、プロではありません。

  それはなぜか? 

是非一度「まみがさきMG」に参加してみてください。

http://office.career-create.co.jp/mamigasaki-mg/

新年にあたり

明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2013年は、私にとってはUターン転職をして“世界が変わった”ような1年でした。

その割には例年になく穏やかな年末年始を過ごすことができました。

あんまり「お正月気分」も無かったような・・・

「さぁお正月だ!実家に帰ってゴロゴロするぞ!!」という気持ちの切り替えもなかったからかもしれないですね。

帰省ラッシュ、Uターンラッシュの影響を全く受けない暮らしになったせいかもしれません。

 

まずは平穏無事に1年を過ごせたことに感謝し、2014年はより一層しっかり土地に根を張って頑張っていこうと思います。