社長の世代交代問題

今朝(3月11日)の山形新聞の記事によると、山形県内企業の社長の平均年齢が60歳を超えて、社長交代率も4年連続で4%を下回っていることから、県内企業の多くが「後継者問題」に直面しているという実態が帝国データバンクの調査によって明らかになったそうです。

県内企業の社長の57%以上が60歳以上とのこと。 全国的な社長の平均年齢が何歳なのか気になって調べてみると、全国平均は58.9歳(2013年)、こちらも過去最高、交代率も低下しており、全国的にも後継者難に直面しているようです。

 「後継者がいない」「若手がいない」という声を聞きますが、裏を返せば「後継者を作ってこなかった」「若手を育ててこなかった」という社長の責任です。 身体が言うことを聞かなくなって、判断が鈍くなってから急に世代交代するのでは遅いのではないでしょうか。しっかり準備し、十分に後継者を育てることが必要です。

 とは言え、これまで社長が培った経営哲学を、経営戦略を、【誰に】【どうやって】伝えていくか。これが難しいから、なかなか社長交代が進まないのでしょう。

 どうしたらいいのか?

 後継者候補に、一度実際に社長をやらせてみればいいのです!社長をやらせながら育てればいいのです。

 「バカなことを言うな。そんなことをして事業に失敗したら大変だ。」
ごもっとも。
 本当の経営をいきなり任せるわけにはいきません。ちょっと試しに社長をやらせてみて、失敗してしまったら大変なことになります。一つの意思決定のミスが大きな損害に繋がることもあります。


 じゃあどうするか?そんな社長の後継者育成に役立つのが「MG」なのです。

MGでは、参加者一人一人が社長になって実際の会社経営をシミュレートします。試しに社長をやることができる機会なんて、そうそう無いはずです。

まず2日間、社長をやってみるところから始める後継者育成を。


 ※MGは、ソフトバンクの孫正義社長が実際に学び、自身の後継者育成のために立ち上げたことで有名な「ソフトバンクアカデミア」でも取り入れている教育手法です。ここ山形でも学ぶことが出来る数少ないチャンスです。  

2014.03.11:dsk:[「お役立ち?」のブログ]

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